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Mサイレント@フラミのブログ一覧

2009年04月02日 イイね!

クルマ好きなら観なずに死ねるか!!~ヘアピン・サーカス~

クルマ好きなら観なずに死ねるか!!~ヘアピン・サーカス~久々に感性を揺さぶられる映画に会いましたよ。


…モノは封切りが37年前という作品、
「ヘアピン・サーカス」

クルママニアを自負していた私ですが、恥ずかしながら今の今まで知りませんでした。




今や私の中でのカーアクション映画ランキングは、「バニシング・ポイント」を圧倒的にぶっちぎって、この映画が1位になっちゃいましたよ!



何がそんなに凄いのか?

その1…登場するクルマ達

●主人公が乗るサバンナRX3
 一見ノーマル然としてますが、ボンネットにはS30Zパトカーについていたような透明樹脂の虫除け、フロントウィンドゥ上部にはアルミ製のサンバイザーというように小技の効いたモデファイが激シブ。

●ヒロインの乗るトヨタ2000GT
 コレが痺れるくらいカッコイイんだなぁ!
 まずは、イエローボディーに黒のサイドストライプ!
 リトラカバーをブラックアウトしてハメ殺し仕様!
 リアにはローマウントのウィング
 3連キャブとヤマハ直6のエグゾーストサウンドが昇天モノですよ!!


その2…クルマの走行シーン 
 物語の6割近くはカーアクションシーンなんですが、冒頭の昭和40年代の首都高を疾走するシーンからキテマス!

 推定ぬえわkm/hは余裕で出ているでしょうね。

 踏んでもたいしたスピードが出せないであろう一般車両を、それこそパイロンのようにスラロームで駆け抜けていきます。
 しかもパッシングの直前は、前の走行車輌に十センチ単位で接近してたりします。
 
 驚くべきは…たぶんこの映画、しかるべきところに撮影の許可を得てません!(笑) 
 
 追い越された一般車輌の中には、あきらかにビックリして挙動を乱すものもいたりするのを確認しました(笑)

 ドライバーはもちろん凄いですが、こんなアナーキズムに満ち溢れた映像を撮った監督とそれを配給した東宝は凄すぎますね。

 現代映画にはどう願っても敵わないホンモノの迫力が体感できますよ。


その3…最後のデッドヒート 
 このシークェンスはもう
日本映画界の至宝ですよ!!!
 
 ロータリーの高周波とL6のエグゾーストサウンドのハーモニー!
 そこにかぶせるように鳴り響くアドリブ炸裂しまくりのサックス!
 サイド・バイ・サイド~テール・トゥ・ノーズ全開のカーチェイス!
 流れる夜の街灯とネオンサインの光…
 伝わってきそうなタイヤの焼けた匂い…

 
 耳に、目に、鼻に奔流のように襲ってくる刺激の洪水です。

 観ながらふと直感しました。


 これは「カーSEX」ならぬ、
「クルマ同士のSEX」だ!!!


 迫力抜群のカーチェイス映画は数あれど、
 官能的なカーチェイスはこの作品以外には無いでしょうね!

 クルマ好きを自負するなら、ぜひ一見すべきですよ!

 大画面モニターとサラウンドヘッドフォンが手元にあれば、昇天間違いないです(笑)

 
 
 
 
Posted at 2009/04/02 20:31:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2008年12月08日 イイね!

今さら「サンシャイン2057」ですが…

今さら「サンシャイン2057」ですが…毎年、クリスマスから年末へ向けて、CS放送で「レンタルするまでも無いけど観たい映画」をけっこうやってくれるんですよね。

ここぞとばかりに撮り貯めしていくとハードディスクがすぐパンパンになってしまうので、最近は子どもが寝た後に観ている次第なのでした。

で、タイトルにある「サンシャイン2057」を先日観たのですが…
いい意味で期待を裏切る、秀逸で面白い作品でした!

というわけで、たまには映画レヴューなんぞを…(笑)

あらすじ 
2057年、太陽はその輝きを弱めつつあり、地球は氷に閉ざされた世界になっていた。そんな中、太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダをはじめ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで成る国際色豊かな8人が乗り込んでいた。彼らの使命はマンハッタン島ほどもある核爆弾を太陽に送り込み、死にかけている太陽を再生させることであった。(wikipediaより)

似たような設定とストリーの映画で「クライシス2050」なる映画がありましたが、内容的にも興行的にもコチラは大失敗でした…。
公開時は真田広之が出演することで話題になりましたが、またぞろ「『地球を救え!』映画」なんだろうなぁ…と何となく敬遠していたんですよね。

でも、観てみると映像がすごくキレイ!
冒頭、展望デッキから間近に迫って見える太陽を眺める精神科医サールのシーンが印象的でした。

直径は地球の109倍で、太陽系の全質量の99.9%を太陽が占めているそうですね。
また、劇中では、人間が直視できる太陽の光量の限界値は実際の3.1%で、それも30秒以上見ると網膜が焼けてしまうと言ってました。

日焼けマシーンでさえ、圧迫感と焼かれる恐怖感を感じる私ですから、実際の太陽を間近にするとどんな気持ちになるんでしょうね?
そんなことを思い浮かべつつ、自分がその場に立っているのを妄想してみると、人間の矮小さや無力感を痛いほど感じてしまうのでした。

これは大スクリーンで観るべきだったなぁと痛感…。

そんな感じで、アカデミックで正統派SFを感じさせるシーンが展開する前半ですが、後半は一転、サスペンスホラーな展開に。
狂気が暴走する人間の「心の闇」がコレでもかと描写されています。

狂気じみた人間の姿は、漫画「ドラゴンヘッド」を彷彿とさせます。
理性のたがが外れた人間の言動や行動は怖い以外の何者でもないですよね。
ましてや、そんなヤツが先の見えない密閉空間で目と鼻の先にいるのに動向が見えない状況に自分が置かれるとどうなるんでしょう…

このテーマの落とし所がこの映画を気に入った理由なんでしょうね。

「スターウォーズ」や「アルマゲドン」みたいなわかりやすい爽快感のあるSFモノも好きですが、「ブレードランナー」とか「ソラリス」みたいな余計な虚飾や説明をスッキリ省いたハードなSFも、想像力を思う存分かきたててくれるという点では大好きなんですよね。

特に「ソラリス」は賛否の分かれる作品ですが、あの悲しいまでのラストシーンと音楽は私は好きなんですよ。

「サンシャイン2057」の最後もそれに通じるくらいに絶望的で悲しい幕切れとなっておりました。

観た後でまた自分の中でSF熱が沸々と湧いてきちゃいましたよ。

皆さんのオススメのSFモノの小説&映画なんかがあれば、ぜひ
おしえてくださいね。



















Posted at 2008/12/08 20:28:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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 NB乗りとなって5回の車検をくぐりぬけてきました。ただ今走行距離13万5千km。   2010.7.10、「NB+アストンルック+カフェレーサー」から「ア...
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