こんばんは、ご無沙汰しておりますエーミール5です。
昨日、JRグループの2014年春のダイヤ改正のプレスリリースが発表されたので、個人的な所感をまとめます。
まず今日は、
JR東日本についてです。
新幹線
①「こまち」が全面320m/h化へ。E6系に統一
ついに、秋田新幹線こまちは、E6系に統一し、(東北新幹線内で)全面320km/h走行になります。
東京―秋田間の最速は、3時間45分から3時間37分になります。
E3系時代でも最速3時間49分(1997~2013)でしたが、特急たざわ時代(盛岡で乗り換え)は4時間37分以上掛かっていたことを考えると大きく進歩したことがわかります。
また、E6系統一で全列車が3時間台になり、4時間を超える列車が無くなります。開業当初(1997)は、まだまだ200系併結(最高速度240km/h)がほとんどだったので、4時間半かかる列車もありました。
振り返ると、17年を経てようやく新幹線らしくなってきたと感じます。ただ、次は「いい加減」在来線区間にメスを入れたら、どうかとは思います。
②北陸(長野)新幹線にE7系を先行投入!時短も
2015年3月に北陸新幹線・長野―金沢間が開業する予定ですが、それに先立ち長野新幹線にE7系を先行投入するそうです。ただし、グランクラスは座席のみです・・・。
私は一度も長野新幹線を利用したことはありませんが、気になったことは、DS-ATC化で所要時間を短縮するとのことです。
上りの最速は80分になり、開業初期に設定されていたノンストップ下り79分に迫り、ノンストップ上り81分より短くなります。(現在ノンストップはありません)
地味に凄いことですが、なぜか注目されていないです・・・。
③東北新幹線「はやて」地味ながら残る
高速化に伴い、320km/h列車が増えることから、
東京―新青森間の「はやて」は、全面的に「はやぶさ」に切り替わります。
そこで、気になる「はやて」の処遇ですが、早朝深夜の盛岡―新青森間(93号・98号)、一部の東京―盛岡間で生き残ります。
もう、どちらとも「やまびこ」にした方が良さそうですが・・・。なお、早朝深夜の仙台ー新青森間(95号・96号)は、「はやぶさ」化します。「はやて」を残す意味がいまいち・・・ちょっとよくわからない。
在来線
①「寝台特急あけぼの」、定期廃止。秋田―青森間には代替の臨時つがる設定
「生粋」のブルートレインあけぼのが、定期列車として廃止になります。北斗星もブルートレインですが、民営化に登場した列車で、豪華観光列車としての側面が強いので、
本来的なブルートレインは絶滅することになります。
この件の所感は、
先月に述べたので割愛します。
なお、昨日も触れましたが、秋田―青森間には、当面臨時つがるを設定します。希望が叶って、良かったです。
②高崎線特急に651系を投入。185系引退迫る
高崎線の特急「あかぎ」「草津」に651系を投入します。また、ホームライナー鴻巣が「あかぎ」に吸収されます。
「あかぎ」については、平日通勤時間帯は「スワローあかぎ」として、全面指定席化します。ネーミングセンスが・・・悪くはないとは思いますが・・・。
なお、185系も新宿発着で1往復残ります。
651系ですが、大学時代水戸にいたので、何十回も乗車しました。今年の3月に運用離脱しました(一部復活したとはいえ)が、1年を経て高崎線で活躍することになりました。平成初期の車両ですが、末永い活躍を祈るばかりです。
↓今年3月10日に撮影した651系
③「いなほ」・E653系化が進む
新潟―秋田間の羽越線特急「いなほ」の7往復の内、5往復がE653系に替わります。485系も終わりが見えてきました。(リニューアル車両でさえ、かなり傷んでいます)
E653系も651系同様何十回乗車した車両です。こちらの方は651系と異なり、長い時期での活躍が期待されるでしょう。
④ローカル線の縮小は続く
細かいところですが、北上線・石巻線・久留里線などで運行の縮小や、減車が進みます。五能線の快速深浦も消滅します。
明日は、JR5社(北海道、東海、西日本、四国、九州)と青い森鉄道について、ざっと書こうと思います。
Posted at 2013/12/21 21:41:16 | |
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