こんばんは、エーミール5でございます。
パジェロミニ、テリオスキッドの生産終了から3年経ち、ライバル不在の軽自動車になったジムニー。最近は、ESPの義務化(2018年)や、R06Aエンジンへの切り替えなど、マイナーチェンジや次期型の噂が高まっていますし、身内からハスラーの登場など、取り巻く環境に対する「心配」の声もあります。
もちろん、ジムニーには根強い支持があり、クロカンマニアからワークホース、日常の足として活用されています。
私がこの記事で申し上げたいことは、ジムニーには安定した支持が存在する、ということです。
ここ最近のジムニーの販売台数
グラフを見ると、リーマンショックで落ち込んだ2009年、2010年を除いては、安定した新車販売台数を記録しています。
また、一昨年辺りネット等一部では「ハスラー」への顧客流出が不安視されていましたが、
杞憂でした。
私は、
ハスラーはKeiの後継なので、ジムニーとの結びつけは、半ばゴシップ扱いしていましたが、ジムニーのATユーザーが流れる可能性は考えていました。
面白いことに2012年はパジェロミニ生産終了の年でしたが、目につく変化は見られません。その後、ハスラーが出ても変わりません。他の車種の影響が見受けられません。
2014年は若干下がったとはいえ、まだまだ2004年(5型登場)よりは多いです。なお、今年は、年度上半期(4~9月)が前年の9割ほどです。
よく言われる月1000台ほど売れているというのは、事実です。これは、ジムニーが17年ものロングライフを維持する所以だと考えられます。
次期型はここ10年(!)も噂されていますが、月1000台ほどの販売台数では、数十億もかけてモデルチェンジするのはリスクが高いのが通例です。
しかし、3桁クラブでもないし、安定した支持があるので
「改良」を重ねて生産し続けるのが、「方針」ではないかと推察できます。
また、海外でも販売されているので、生産台数が少なくはないと思われます。(多くはないでしょうけど)
逆に、販売台数が月3000台以上を記録し続けていたら、既にモデルチェンジが実施されていたかもしれません。
私は現行のJB23がベストだと思っているので、できれば永遠にこのままでいてほしい(笑)と思いますが、
2018年までには次の変化が訪れるかと思われます。
①ESPの装備(シエラは装備済)
②R06Aエンジンへの換装(エブリイは実施済)
①はシエラでは実施済です。
②は実質多数のユーザーのメリットが見込まれますが、支持層の一部からの反発が予想されます。エブリイの例(14.6km/L)を見ると、燃費は1km/Lほど改善されますし、ロングストローク化により乗りやすい車になると思われます。
ただし、エンジンチューニングのポテンシャルが未知数なため、「噂」や「毀誉褒貶」が数多く発生しそうです。
私は、商用車に採用されている以上、所謂「ヤワ」なエンジンではないと思いますが。
振り返ると、
先代が17年続いたことからも、スズキにとってモデルチェンジが難しい車だと思われます。
以上から、ジムニーは必ず未来がある車であると確信しています。軽自動車枠の見直し、安全基準など、将来的なターニングポイントはありますが、それらを乗り越え、「100周年」を迎えてもらいたいところです。
Posted at 2015/11/23 23:10:45 | |
トラックバック(0) | 日記