
台風真っ盛りのはずの関東地方ですが
皆さんのお家は水没とか大丈夫ですか?
群馬県・・・影響少ないです・・Orz
台風直撃と思って連休を来週に伸ばしたのに・・・
今日行けばよかったつД`)シクシク
まあそんな台風小康状態の木曜日ですが
あの―――――ワタクシは
ライアンでは無いので勘違いされないようにw(爆
とか言いつつ今週もライアンでお楽しみ下さいw(笑
ドラクエ ライアンですが、馬車内の空気が最悪です 第5章
569 名前:
ライアン ◆bDCt54/oZM 2006/07/30(日) 11:34:39.71 ID:/9cWiOiw0
9月8日 (続き)
アッテムトに戻るとなんだか広場が騒がしかった。
(モンスターでも攻めてきたのか?)
しかし、すでに廃墟となった町。
それはないだろう。
やや警戒心を解きつつ、尚足早にそちらへ向かった。
「あ、ライアンさん。おかえりなさい」
「ミネア殿?これは一体…?」
ミネアは村人たちにスープを配っていた。
死んでいた町がにわかに活気を取り戻したようだった。
(聖母だ…)
576 名前:
ライアン ◆bDCt54/oZM 2006/07/30(日) 11:39:51.16 ID:/9cWiOiw0
デブとジジイは相変わらずどこかへ行っているようだった。
俺は食事を済ますと馬車へ戻ろうとしたが、
ミネアと二人っきりなのも何だか照れくさいので、
また森へと向かおうとした。
「ライアンさん、また修行ですか?」
片付けをしていたミネアが気付いた。
「ん?あ、あぁ…」
俺はぎこちなく返事を返すと早々にその場を後にしようとした。
「あ、待ってください。夜は危ないですよ?回復魔法があった方が安全ですよね」
俺は自分の鼓動が早くなっていくのを感じた。
「すぐ用意しますから、少し待っていてください」
「ktkr」
「え?」
「いや、なんでもない。早くしてくれ」
577
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:40:02.66 ID:V19YOfb70
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
578
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:40:12.94 ID:fP5ln5450
ktkrとかwwwwww
579
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:41:30.68 ID:kQX0ZIwYO
ライアンはシャイ
580
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:43:00.40 ID:EOzFgvg20
ライアンがktkrしてるwwww
590 名前:
ライアン ◆bDCt54/oZM 2006/07/30(日) 11:47:36.49 ID:/9cWiOiw0
暗い森の中に俺の剣が風を切る音だけが静かに響く。
雑念を振り払うかのように俺は一心不乱に剣を振る。
一息ついて近くの岩の上を見る。
ミネアが満月の下でタロットをめくっている。
「いつも…」
不意にミネアが話し出す。
「いつも姉さんのことを占うと、このカードが出るんです」
言いながらミネアは太陽のカードを見せる。
「姉さんは不思議な人です。
夜を生きてきた人なのに、その明るさで皆を幸せにしている…」
俺は突然のフラグ展開にそれなんてエロゲ?と思った。
「私も姉さんみたいになりたかった。
でも、私はいつも星のカード。」
「いいのではないか?それで」
俺は剣を振りながら応える。
「二つも太陽があると、星は死ぬ。
何より暑くて敵わん。
太陽は太陽で、星は星で意味がある。
それだけだ」
「ライアンさん…」
592
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:48:58.20 ID:roDMwgxmO
カッコヨスwwww
593
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:49:36.90 ID:/VDAYaHd0
かっこいいな
594
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:49:40.64 ID:BechyoLT0
エロゲとか言うなwwwwwwwwww
597 名前:
ライアン ◆bDCt54/oZM 2006/07/30(日) 11:51:42.24 ID:/9cWiOiw0
「つっ!」
俺は動揺していたのか、剣を持ち換える時、腕に小さな傷を負った。
ミネアは一つ微笑むと、
「ホイミしますよ」
と岩から降りてきた。
「すまん…」
俺はホイミを受けつつ空を見た。
空にはたくさんの星が輝いていた。
この一つの星のために剣を振るうのも悪くはないと思った。
その時、強烈な殺気を俺は察知した。
(敵か!?)
確かにモンスターの気配だ。
しかし、この感覚は…?
どこにいる…
俺は目を凝らす。
木々の間に、草の陰に。
そして。
一本の木の陰にソレはいた。
「ホイミン!?」
601
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:52:29.74 ID:HZ4GXSLg0
人間になってねーのかよ!?
604
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:52:42.34 ID:bwrNuUOW0
「ホイミン!?」
じゃねーよwwwwwwww
606
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:53:09.88 ID:QNFFZkchO
殺気wwwwwwwww
ホイミンktkrwwwwwww
607
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:53:33.50 ID:0rolyDb80
修羅場クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━??
609
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 11:56:50.84 ID:ypIgPChsO
ホイミンの嫉妬━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
618 名前:
ライアン ◆bDCt54/oZM 2006/07/30(日) 12:02:07.79 ID:/9cWiOiw0
私が初めてもらったホイミ。
それはホイミンズオリジナルでした。
それは甘くてクリーミィで、
こんなホイミをかけてもらる私は
きっと特別な存在なのだと思いました。
1章終了後 ライアンの談話より抜粋
「ホイミンなのか!?」
俺は声に出す。
気配の主はゆっくりと月明かりの下に姿をあらわす。
それは紛れもなく、バトランドで別れたあのホイミンに違いなかった。
「ライアンさん、知り合いの方ですか?」
「あぁ…昔共に戦った仲間だ」
「昔…ですか、ライアンさん」
ホイミンが口を開く。
「そうですよね、昔の話ですよ。アンタ変わっちまった。
そんな女にホイミを受けて喜ぶような人間じゃ、アンタなかったはずだ」
苦虫を噛み潰すようにホイミンが言葉をつむいでいく。
「ホイミン…」
「アンタと別れた後、俺がバトランドでどんな仕打ちを受けたか、
それさえもアンタはしらねぇはずだ。
英雄のお付きとはいえ、俺はモンスターなんだぜ?」
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名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 12:04:12.98 ID:Khe4Pu7Q0
どきがむねむねしてきたあああああああああああ
631 名前:
ライアン ◆bDCt54/oZM 2006/07/30(日) 12:07:21.49 ID:/9cWiOiw0
ビクリと体が震えた。
俺は、なんて軽率なことをしたんだろうか。
「ライアンさん、いや、ライアン。
アンタ言ったよな。俺を人間にしてくれるってよ。
一緒に旅をするうちに、人間らしい心をもった俺なら、
きっと人間になれるってな…」
ホイミンの瞳に涙が浮かぶ。
「俺は…俺は今のアンタみたいになるくらいならこのままでいい!
ガチムチなバトルを楽しむアンタみたいになりたかった!
だから、さようならだ」
ホイミンはフワフワと森の中へ消えていった。
俺はその背中を止める言葉を持っていなかった。
ミネアが心配そうにホイミンと、俺を交互に見ていた。
「あの方の進む道は…修羅です」
消え入りそうな声でそう言った。
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名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 12:08:48.60 ID:qYUXaTwu0
ガチムチwww
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名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/30(日) 12:08:51.05 ID:QNFFZkchO
ホイミンセツナスwwwwwww
来週につづく
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