
1月10日、大した用事もなかったが、無理やり用事を作って札幌へお出かけした。
朝の3時50分に出発したが、天塩から初山別までは、ホワイトアウトで何も見えない状態になったりしながらの走行。
見えないときは本当に何も見えない。運転席側のガードレールも、どこにあるのか確認できない。
自分は本当に道の上にいるのか、その判断する基準になるものがどこにも無い。途中で何回か引き返そうと思ったくらいだ。
初山別の上り坂で、同じ進行方向に行くべきのマーチが対向車線側に落ちていた。吹雪で前が見えなかったのだろう。
助けようにも牽引ロープは積んでいないし、積もった雪は10センチ以上だ。止まったらこちらも坂を上れなくなって2次災害になりそう。
というわけで止まらずにそのまま通り過ぎた。まあ、100メートルも行ったら除雪車がいたので、「マーチが落ちてるよ」と教えておいたが。
岩見沢で吉野家へ行って朝飯。朝からキムチ豚丼。ヘビィだ。相変わらず昼の11時にならないと牛丼は食えないらしい。
事故も無く無事に札幌の某ショップに到着。
臆病な犬がキャンキャンと出迎えてくれた。っていうか、うるせー。ラブラドールに別の種類の犬の血が混ざっているらしい。アゴと足首が白い。白に黒の小さな斑点模様がある犬ってなんて名前だったろう。多分、その血が混ざっているな。
お店のほうは、うーん、微妙に暇そう?
冬季イベントがほぼ無い昨今、修理とメンテを依頼してくる人もいないのかも。スパイクタイヤ製作の依頼も今はあまりないだろうし。
必要だと追っている人だけ知っていれば良いその怪しい作業中、昼はなか卯の牛丼を食いに行ってみた。好みでない。コショウか何かが多いのかもしれんが、食った後に喉が渇く。
さて、晩はどうしよう?宿泊も決めてないしどうすべ。
ススキノに行くか、kou@青君とメシでも食って説教でもしようかと思っていたら、某mitsu-さんに夜のお遊びに誘われた。いや、イカガワシイ所ではなく、某所の某湖に車で遊びに行くのだ。
16時半から17時半まで仮眠。なにしろ寝てないのでぐっすりと寝れた。
集合時間の18時になると、他の車両のも到着。ヤル気が感じられます。
2時間かけてその某湖に到着。
かなり良い場所です。塩も薬品も散布されていない水がバキっと凍り、雪が2センチも積もっていないので、雪の保温効果で融けることも無いのだろう。
氷の上で練習するなら、かなり良い環境だと思う。
最終的に6台ほどのスタッドレス車両が走るものだから、氷がどんどん磨かれていって、μが無くなっていった。気をつけて歩かないと、立って歩くことさえ困難になっていった。
適当にハンドルを切っても、車は曲がろうとしない。ドアンダーがいつまでも続く。アンダーのまま立ち木に激突しそうになったりして、ナマラ怖い。
立ち上がりも、ハンドルと車を真っ直ぐな状態にしてアクセルを踏むか、雪に駆動側のタイヤを載せてからアクセルオンにしないと、ただ駆動輪が空回りするだけだ。
ヘタクソはマトモに走れない。基本と雪道のセオリーをキチンと実行しないと車は曲がってくれない。
リカバリーの引き出しの多さも大切だろう。
高回転でブン回して走るのは爽快感があって面白いのだろうが、冬にしか出来ない、こういった低回転で丁寧に走る練習もしたほうがいい。
コース設定が一緒なので、パターン化して走れると思いきや、走れば走るだけμが低下していくので、パターン化した走りは通用しない。ドライビングそのものが、いかに底上げされてるかが重要だ。
ドライ路面の夏タイヤや、雪道のスパイクタイヤのグリップ力に頼り切って「俺は巧い」と思っているそこの貴方、スタッドレスで氷の上で練習しましょう。
あーでも、一般道はガードレールがあるからあぶねーか。
良い経験をさせてもらいました。
札幌に帰ってきたのは深夜1時。
自遊空間というネットカフェにて難民をしたのでした。
次の日の昼にお腹が空いていないのに、食いたいからという理由で、メガ牛丼を食ってみた。
美味い。
量が多い。でもいつもなら普通に食えた量だな。
で、今、車の移動時間の長さと、車の中での仮眠が多かったせいか、咳が出てます。風邪気味かもね。
夏も機会があったら向こうへ行って、どんな練習をしているのか見学に行ってみよう。
Posted at 2008/01/13 18:32:53 | |
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練習会 | 日記