
4年ぶりというKチャレに参加してきました。
車のほうはイエティさんにダブルエントリをさせていただいて、イエチーノで出走です。
前日は早めに寝ようと思っていたんだけど、色々やっているうちに遅くなって中々寝れません。さらにお弁当も作ろうってんで、ご飯炊いて玉子焼きを焼いたりしているうちに、時間は12時を過ぎました。
これは朝起きられないだろうということで、寝不足覚悟で寝ないで行くことにしたのです。
出発して会場までの道中、羽幌に住むツデイのT田さんに電話をかけると、「途中で車を置いて俺の車で一緒に行こう」と言ってくれたのでした。お言葉に甘えて砂川まで助手席でのんびりと会場入りです。
会場に着くとさっそく途中のコンビニで買ってきたハーゲンダーツを、車を貸してくれるお礼だとイエチーに渡すのです。が、アイスが大好きな人は今回は来ないというのです。どうしましょう。旦那には気を使いませんが、嫁さんのほうにはしっかりと気を使うボクです。
溶けてもしかたがないので、食べたそうな顔をしている人に分け与えたのでした。
コース図のほうは
コチラをご覧ください。あ、まだ許可をもらってない(笑
コース設定のほうはダイハツチャレンジカップで使われていたコースをそのまま使ってみたらしいです。
クロスする部分がなくてスムーズな進行で終わりそうです。
パイロンタッチのほうもダイチャレと同じく、連発してパイロンを倒さなければペナルティーは受けないとか。
「パイロンタッチしていいんだってさ!」とオーナーに聞いてみたら、「駄目です」と即答されました。車を傷つけたら駄目だということでしょう。うーん、自分の車だったら、最大限にそのルールを利用するんですが(笑
練習1本目
いつもなら練習走行が2本あるんですが、今回は1本のみらしいです。まあその辺はまったく問題はありません。練習走行付きの競技会があるだけでありがたいってもんです。
さて、ここで問題が発生するのです。最近は練習はおろか、車というものさえまともに運転してないのです。
「サイドターンってどうやるんだっけ」と、まずは人に聞いて回ります。
「そもそも、ヒールアンドトーってどうやるの?」と言ったときには呆れられてました。いやあ、本当に忘れてるんですが。
とりあえずスタートします。ストールしそうになりましたが。このイエチーノですが、中間トルクはあるんですが、アイドリングから3000回転くらいのネバリがありません。何が問題なのかわかりませんが、どうしようもないレベルではありませんが、ネバリがあればもっと乗りやすくなるでしょう。
1コーナーでどのくらいブレーキが利くかわからないので、様子をみながら2段ブレーキです。他のコーナーでも怖いので、挙動が乱れないように普通に走ります。いつものブチ切れモードでは走れない体になってしまっています。
ええ。素直に認めましょう。めちゃくちゃヘタクソになってますね。練習してないのにウマクなるわけないのです。
さて、パイロン区間に入ります。
コース攻略としてはしなくてもいいのですが、引きたいということで左ターンでサイドを引いてみました。
利きません。
ロックする気配すらありません。
キレました。
次の右ターンは確実にサイドが必要なので当然引きます。
グゥゥ、というタイムラグのあとに、ンギュとロックしました。
ゴール後にオーナーにサイドが利かないと伝えます。なぜ利かないのか、どうすればよかったのかと、とりあえず作戦会議をするのでした。
本番1本目。
無難にはしりました。それだけです。
まあそれでもさすがに久しぶりの砂川です。やっぱり楽しい。走ってるだけで楽しいです。
サイドは先ほどよりは利くようにはなりました。が、まだ実戦で使えるレベルではないと思うのでした。多分パッドに古い角質がこびりついているせいだと思われます。やっぱりたまには車に乗ってあげたほうがいいと思うのでした(笑
タイムは1'00"45
本番2本目。
走る前に例によって吹きます。「58秒台を出すから」と言って回ります。
はっきり言って出せます。出して当然のタイムです。出せますよ、2年前のボクなら(笑
58秒台が当然のタイムで、57秒台が異次元のタイムだと、そう思います。
とりあえず58秒台を出すことを自分のノルマだと課題を出しました。
先に走っているイエチーがゴールしたので、「59”37が出たよ」と教えてからカプチに乗り込みます。
いつもどおりに他の人の走りは見ない、タイムも右から左に聞き流します。
落ち着いてスタート。
ストールが怖いので少し大目の回転数でクラッチミートをしたので、タイヤの空転が多かったのですが、その辺はあまり気にしたものではないです。
コース区間は攻めきってはいないものの、それなりのスピードで駆け抜けます。
パイロン区間に入り、問題の左ターンはサイドを捨てて小さく回ることにします。
が、ここでバカタレなことをやってしまいます。スピードを落としきってないし、回りきっていないのにアクセルを開けてしまったので、まだ曲がっている最中だというのにシフトアップしなければならない回転数になってしまいます。とりあえずシフトアップはします。しかし距離ロスがもったいないよね。
その辺はゴールしたあとに思ったことですが、走っている間はすでに右ターンのほうに意識はいっていました。
右ターン。いつものように心に余裕をもっていつもどおりに回ります。パッドもちゃんとロックしてくれました。最初のリア出しだけロックさせて、その後はサイドを戻しながら後は慣性で旋回していきます。
180度回りきった後、ハンドルはいつもどおりにインにもアウトにも向かずに、進行方向を向いています。なにより、右ドアミラーの真下にパイロンを確認することが出来ました。
「勝った」
そう思いました。勝利を確信しました。
あまりにいつもどおりにターンができてしまったので、その後のスラロームが少しとっ散らかってしまいましたが、その辺はそれほどの問題点ではないでしょう。
そしてゴール。
「俺様のKチャレ無敗伝説はまだまだ続く」と思ったのでした(笑
終わり。
ではなくて・・・
タイムを聞くまでもなく、窓を開けて握りこぶしを上げようとしたとき、タイムが発表されました。
「ただいまのタイム・・・
59"50」
・・・
あれ?
58秒台じゃないの?(笑
順位は?
2位? なんだってーーーー!
というわけで2位です。
優勝はイエティ。おめでとー。
まあ練習してないやつが勝てなくて良かったのだと、本心で思います。
レベルの高い連中と、難易度の高いコース設定で練習してないから勝てないのです。
うーん、次回のKチャレまでには、ちゃんと練習しよう。
久しぶりに砂川を走り、Kチャレにも参加できたのですが、やっぱり楽しいです。また参加したくなります。
盾は順位順に配られるのですが、景品については全員に当たり、ダレになにがあたるかはビンゴできめれられていました。これでいいと思います。多分これからこういう感じの大会が増えるんじゃないかな。
次回はもっと高速設定になる予定らしいので楽しみがさらに増えますね。
のノ字ターンとかフリーターンとかあればさらにいいんだけどなー。
というわけでKカーに乗ってる皆さん、みんなで参加しましょう。楽しいですよ。
☆ 帰りは寝不足と久しぶりのアドレナリン分泌のせいか、ひどく頭痛がしてしにそうになりながら家路に着きました。
羽幌までT田さんの助手席に乗って熟睡できたのですが、もし一人で帰っていたら途中でやばいことになっていたかもしれません。大変ありがたかったです。
それではみなさん、次回のKチャレも楽しみましょう。