
いつもどおりコースを設定してそれで練習するような環境にはないのです。パイロンを1本立ててターンの練習だけして、Kチャレに参加してきました。
今回は諸事情の関係で、AZ-1で参加です。ボクの場合は競技よりも、単に砂川を走りたいだけなので大変ありがたいのです。
出発して滝川に着いて時間もまだ余裕があったので、すき屋で朝食にすることにしました。
朝食セットにしておけばいいのに、単に牛丼が食いたかったので並盛りと味噌汁コースの、計400円セットを頼んだのでした。
会場について、なんとなく内臓の調子が悪いです。まあ、胸焼けってやつですね。朝から牛丼なんて食うもんじゃないですね。でもまた同じことをしそうですが。。。
さて、コースのほうですが、まああまりこういうことを言うのもなんですが。第一戦目と同じコースです。というかそもそもダイハツチャレンジカップ砂川シリーズと同じ設定らしいです。
まあ、、、アレですわ。この設定、実は軽で走る場合、パワー差が出やすいと一番初めに走ったときに思いました。
たまには違う設定で走りたいもんですね~、というのは贅沢でしょうか。
完熟歩行は2周半ほどしました。今回気づいた点としては、ゴミが少ないなと思いました。タイヤカスがコースのアウト側にいつもならあるのですが、この日は少なかったです。
後、コンクリートの壁の際に普段は砂利や砂が浮いているのですが、それらも少なかったですね。管理者が掃除をしたのでしょうか。
それにしても見るたびに砂川の路面がひどくなっていきますねえ。健康サンダル並の小石の出ぐあいなのです。ヤスリの上を走っているかのようなタイヤの痛み具合になっていくんでしょうね。それでも多分予想ですが、車重が900キロ以下の車両ならそれほど減らないとは思いますが。
そんなことを思いながら、コース攻略としては「ふ~ん」と感じるところがチラホラと。んまあ、それはここでは書きませんが。完熟歩行をちゃんとしていればわかることですけどね。
☆ 練習走行
久しぶりのこの車、印象に残っているのは圧倒的なトラクションです。スタートしてすぐにそれをまたもや感じました。あいかわらずスンゴイです。
1コーナー目とその後のS字、AZ特有のとんでもないステアリングギア比に驚きました。普通にステアを切っていったら、恐ろしいほどイン側に食い込んでいきます。カートのようです。慣れないわびっくりだわで、「ギア比とロールスピードが合ってねー」なんて言いながらアタフタドタバタしながら走ります。ハンドルも重たい。
でもね、再発見したんですがこのAZ,
ブレーキがすばらしいです。初期制動もがっちりしていて曖昧なところが無く、一番最後にリアが先にロックしてくれます。もうね、
最高。メーカーは前後リジットだそうです。
ドタバタしながらコース区間を走り終え、パイロン区間に入ります。
最初の左ターンはサイドを使わないで抜けていきます。次の右ターンも完熟歩行中はサイドを使わないで走ろうと思っていたのですが、いつもの癖でまっすぐパイロンに向かっていってしましました。AZの加速とトラクションを楽しんでいるうちに、あっという間にパイロンが近づいてきたのでした。
「駄目だこりゃ」てことで、ブレーキを踏んでサイドを使って旋回していきます。サイドレバーを引いた瞬間にリアタイヤがロックしてくれました。やっぱり最高。車のおかげで久しぶりに自画自賛のドアターンをすることができたのでした。
その後は普通にスラロームを抜けてゴール。
タイムは1'02"47
なんと総合1位。最初に言ってしまいますが、本日3本走行してこれがボクのベストタイムでした。コースがまるで駄目だったのに不思議だ。
☆ 1本目
実にスムーズに走りきりました。タイヤもヌルヌルと滑らせてロスの無い走りをすることが出来たのです。ハンドルも先ほどより軽く感じます。
コース側はまったくもって満足しておりました。
パイロン側の例の場所、やっぱりサイドを使ってみます。しかし今度は立ち上がりでストールというんでしょうか?パワーバンドから外れてしまいました。
モモモーという感じの加速をしながらパイロンに入り、その後は適当にゴール。
サイドの立ち上がりは駄目だったけど、コースはスムーズに走れたからこれはイケているだろうと思いながらタイム表を眺めてみます。
タイムは、1'03"36
・・・タイムダウンしております。ビックリです。意味不明(笑
☆ 2本目
インターバルではもちろん歩きます。2周したかな?なにかタイムに結びつくネタは落ちていないかと探します。コースは相変わらず綺麗。
いつもは砂が浮き出すところも今日は綺麗に使われています。が、その後のアウト側に微妙に砂が散らかっていました。ここだけ気をつけて走ることにしました。
本番1本目よりは果敢に攻めて走ります。ハンドルの重さと戦います。息をしないで走るところも多数。コース側は出来る範囲で攻めきった感じがします。
パイロン区間のサイドの部分は、立ち上がりで先ほどりはマシですが、やはりパワーバンドから外れてしまいました。でもまあ、それはそれで仕方が無いことなので気にしていません。
適当なところでスラロームを抜けてゴール。
すごく充実したのでした。
タイムは、1'02"59
なぜ練習走行のタイムより悪いのかまったく分かりません(笑
帰りの道中に考えていたのですが、結局コース側なんてどうでも良かったのかもしれません。多分そうでしょう。何度も走っているし、どこのコーナーでどう抜け、ここはこのギアとすでに決まっていてパターン化して走っている状態です。
やっぱりスラロームとターンでタイムが決定していたのかもしれませんね。
180度ターンを上手に走れるように、もっと540度ターンを練習することにします。
順位は本番1本目と2本目で順調にタイムを出してきたBちゃんが優勝。ボクは2位でした。
でもね、すごく満足していまいた。充実していたのです。
その証拠に表彰式では久しぶりにグッタリとしていました。脳内にアドレナリンが分泌しまくりです。
人との競争の前に、「ラジアルでSタイヤの横Gを再現できないか?」という、物理的に無茶なことが目標(笑)なのですが、久しぶりにそれに近づけたような気がしたのでした。
今年からKチャレは3戦ながらもシリーズ戦になっております。事前に「シリーズチャンピオンになった人にはブレーキパッドをプレゼント」と聞いていました。チャンピオン全員を集めてじゃんけんかビンゴで一人にプレゼントするのかと思っていたら、なんとシリーズ優勝者全員にプレゼント券をわたしています。
原さんに「まさか1台分なの?」と驚いて聞いてみると、「前側だけ。1台分を全員に与えたら赤字になってしまう。ごめんね」と言いました。いや、当然それで良いと思いましたよ(笑
追金を出すからとわがままを言って、ほしい銘柄を注文したのでした。大変ありがたいことです。でも景品的にあまり無理ならシリーズ戦にしなくていいんでが。
来年も楽しみにしておりますから、無理せずに開催してほしいもんです。
AZもいいね。どうにかして手に入れようとちょいと行動してみます。
帰りはラジオ放送の野球中継を聴きながらノンビリと帰りました。
(注) AZを貸してくれたゴローさん、ありがとう。今度ビールを一箱持って自宅にお邪魔するね。