浮谷東次郎は知ってるよね?
え
しらんの。。。。
なんで。。。
と、気づいたのがここ最近です。車が好きで車で速さを追求していたり、サーキットを走ってる人は知っていて当然で、がむしゃら1500キロは当然読んでいるものだ、と思っておりました。
彼の本を読んでいない人もいるんだね、っていうか読んでる人のほうが少ないのか。
がむしゃら1500キロは面白いし短い小説なので読んでみてください。図書館にいけばあるはず。
当時は14歳で原付免許を取れました。50ccのリアがリジッドサスの小さなバイクで、中学三年生が大阪の親戚のおじさんのところまで往復の旅をした冒険記です。
冒険記です。当時はまだ国道1号線すらまともに舗装されていない、
’50年代の旅日記ですから。スーパーカブすら発売されていない時代です。
天皇を賛美する大阪の叔父さんに対して青臭い反応を心の中でする、まだ少年の素直な気持ちが伝わってきます。
さて、そんな彼。大人になってカーレーサーになります。
今の日本のMS界の基礎を作り上げた錚々たるメンバーと知り合いになっていたようです。次から次へと伝説の人物が後半出てきます。
ちなみに
黒ボンネットの元祖が浮谷東次郎だというのは知っているよね?
え、やっぱり知りませんか、、、、
そんな彼ですが。
鈴鹿サーキットでテスト中、照明灯に衝突して亡くなってしまいました。まだ23歳の若さでした。
コース上に落ちてしまったタイヤホイールを拾おうとしてコース上を横切った人を避けようとして、自分は照明塔に衝突してしまったそうです。
彼はレーサーになる前、(どちらかだったか記憶が曖昧です)母親に
「人を巻き添えにしてはならない。
どちらかを選ばなければならないときは己の死を選べ」と言われたそうです。その
約束を守ったということでしょう。
この本を読んだのが中学生~高校生の時。心にすごく残る言葉でした。本に影響されたと自分で今では思っています。
だから人を巻き添えにしない。死ぬときは一人で死ぬ。峠を走るのは好きだし、移動距離が長い区間を走るときは人に言えないような速度で走っています。でも最低限は守る。自分で言えないスピードで走っていることは自覚する。これがマイルール。
車に乗ってる限り絶対はない。だけど最低限は守る。
どうしようもない時はあるよね。周りを見ないで道路を横切ろうとする子供や信号機を見ないで渡ろうとするジジババとか。
だから人通りが多い街中で、
目立つために暴走するとか自分の中では存在しない。クソみたいな街中暴走武勇伝を聞くたびに嫌悪感しかない。
なに、笑いどころはどこなの?っていつも思う。みんながそうだと思っていたのだが、なんか違っていると最近気づきました。
クローズドコースのパドックで暴走するやつは、コース上でパフォーマンスを発揮させて目立てないからパドックで目立とうとする。これは長年見ているうちに気づいた。
1位になったことがないコンプレックスを持ってる人は(1位になったことがないということではなく、コンプレックスを持っているかどうかね)街中暴走ネタを言って、本当は俺は速いんだアピールをしがちというのも見ているうちに気づいてきた。
ドリフト最大イベントのD1に出場禁止処分を受けていて
目立てないから、駐車場でタイヤスモークを上げて目立とうとする動画も最近見た。
ある地域では、わざわざ自動車教習所のまん前の中央分離帯でパワースライドさせてタイヤ痕を残してるのも見たことがある。
で、カッコいいのか?それ。他に取り柄見つけて他のことやったほうがいいんでないかい。
クソみたいな話しを面白おかしく武勇伝みたいに語るならワタクシも仰山ありますよ。ただ言わないだけで。
偉そうなこといってすみません。
アト、痛車は痛くて見ていられません。面白いから(笑
http://feed.carview.co.jp/tb.aspx?t=blog&i=27133537&h=44c95
この記事は、
これはねーよ・・・ふざけるな!について書いています。
腰が痛いぃぃ
Posted at 2012/07/26 19:16:31 | |
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