
さて、内装黒化の最終段階である。
Aピラー、Bピラーを黒くしたまではよかったが、やはり、このフロントからみえる白い天井部分が気になるのです。
しかし、さすがに天井部分は塗れません…
そこで、塗る替わりに「隠す」という方法でやってみます。
使うのは
サンシールドフィルムです。
色はもちろんダークスモーク。
まぁ、懐かしい言葉でいうと「ハチマキ」みたいなものですね。
でも、車外に張るバイナル系の派手めのものではなくて車内側に貼り付けてサンシェード代わりにするタイプなんですね。
このサンシールドフィルムを使えば天井の白い部分も隠れるし、高級セダンのようなちょい悪オヤジ風味も加わるので一石二鳥でしょう!
ま、まぁフットランプばかりで少々飽きてきたってのもあるんですけどね。
国産高級セダンなどでは純正でウィンドウ上部が黒くなっているものもありますが、輸入車にはないんですよね。
みんカラ内の輸入車ユーザーでも施工している人は皆無です…
なんというか、また「誰も真似しない(したくない)」イジリを披露してしまうような気がしてくるのは気のせいであろうか…(苦笑)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
商品はこんな感じでコンパクトにまとまってます。

フィルムと型取用の透明フィルム、施工液(希釈用)、弱粘着シート、取説。
価格は4900円。かなりお手軽♪
定期的にセールをやってるので安いときに買うのがよいかと。
ポイントは自然なグラデーションと、ウィンドウの形状にあわせたカーブで成型されていることです。
通常のフィルムを帯状にして貼り付けると、両端が下がってしまうのですが、こいつはそれがないらしいのです。
まぁ、両端が下がっていてもそんなに違和感はないと思いますけどね。
用意した道具はゴムベラとジラコベラ(左端)とデザインナイフですね。
あと、型取用のサインペンを忘れないように!
ペンの色は黒はダメですよー!内装と同化して書いたラインが見えなくなりますから。白とか青がいいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さてフィルムの大きさは「ウィンドウ開口部の20%まで」と決められているらしいです。

「開口部」の20%というのがポイントで、写真のようにドットが打ってあるところは開口部とみなさないらしいのです。
なので写真のようにドットの内側で計測することになります。

ウィンドウを測ってみると、ウィンドウ自体の大きさは中心部…では測れません。
レーンキープユニットが邪魔です。
レーンキープユニットのすぐ脇が71センチ、ウィンドウ端が69センチです。
短いほうの69センチの20%で、余裕を見て13センチにしました。
っていうかこのレーンキープユニット自体は20%以上の面積をとっているんですけど違反じゃないのかね?
これが合法ならこのラインにあわせればいいだけなので楽なのになぁ。

施工にあたってはウィンドウ周りのパーツを外しておきます。
で、紐を使って中心をとりまして…
フィルムはウィンドウにあわせて成型されているので中心をしっかりと決めておかないといけません。
ドットまでフィルムがかかるように大きめに型をとります。
取説では型取用の透明フィルムをウィンドウに貼り付けてフィルムに直接ラインを書くようになってますが、ウィンドウに書いてからそれをトレースしたほうが簡単なような気がしたので、ウィンドウに直接ペンでラインを書きます。
ここに透明フィルムを貼ってトレースして型を取ります。
ゴルフ7の場合、レーンキープユニットのせいで左右が分割されてしまいますね。
さて型取が済んだら、それをもとにグラデーションフィルムを切っていくのですが、取説の解説図では…
巨大な透明ガラスを作業台にして定規を使って切り取っているではありませんか!?
こんな作業台、個人が持ってるわけないでしょ(苦笑)
こういうのって「DIYあるある」だよな~。
簡単そうに見せて実は道具とか場所を選ぶっていうのは…
ん~、テーブルの上とかラバーマットの上じゃカッターの刃先がうまく滑らずに切りミスしそうです。
どうしましょうか…
と、しばし考えて…
リアウィンドウを活用することにしました。
YOUTUBEで海外ショップがフロントウィンドウ上部にフィルムを施工するシーンを見ると、ウィンドウの上で直接フィルムをデザインナイフで切っていたので、同様にいけるんじゃないかと。
リアワイパーはずしておいて良かったわ(笑)
が…、切った後のガラスを見ると、ほんの少しだけカッターのラインがみえるじゃないですか!!
おもいっきりガン見しなければわからないほどの薄い線なんですけどね。
ん~、カッターでガラスが傷つくのかぁ…無知でした(涙)
それともゴルフのガラスがやわらかいのかしら?
あ、そういえばフロントガラスにワイパーの拭き跡に線傷がはいっているので、やはりガラスがやわらかいのかのぅ。
まぁ、気を取り直していよいよフィルムを貼りますよー!
まずは養生

ん~、完璧じゃ!
水が垂れてくるのでビニールで袋状にするのがいいみたいです。
そして施工液を5%に薄めたものを霧吹きでたっぷりとウィンドウに吹き付けてフィルムを貼っていきます。
片側ずつ施工していこうかと思いましたが、左右の高さがずれていると見た目がわるいので、左右貼り付けてマーキングにあわせて仮合わせ。
では水を抜いていきます。ゴムベラで大雑把に水を抜いて、ウエスを巻いたジラコベラでおもいっきりシゴクシゴク!
…虫が入った…(´・ω・`)
さっそくの失敗、意気消沈…
そして助手席側の水抜きをしたときに、悲劇は起こったのである。
スジが入っちまったよ…。゚(゚´Д`゚)゚。
フィルムにシワがよったのではなく、フィルムが変形してしまったのです…
この原因はですね、運転席側に時間をかけているうちに助手席側の水分が熱せられていたらしく、水抜きをしようと思ったらすごく熱い!
(この日は最高気温36度でした…)
ゴムベラで軽くしごいたら…
シワがよってしまったのである(涙)
おそらく熱でフィルムがやわらかくなってしまったのが原因だと思われます…
急遽フィルムの表面に施工液をたっぷりと吹きかけて冷却して、何とか完成したのである。
フィルムのおかげで今度はウィンドウ枠のゴムが目立ってしまったので
カッティングシートを貼ってここを隠すと…
完璧である!
フィルムの濃さはというと、内側から見るとこんな感じです。
うっすら境目が見えますね。
ダークスモークといってもそんなに暗くありません。
ちなみにウィンドウに張ってあった車検ステッカーやETCのアンテナは
フィルムに付属の弱粘着シートってやつで貼りなおします。
こいつが面白アイテムでして、こんな使い方をします。
ウィンドウに張ってあったステッカーなどをこいつに貼り付けてから
ウィンドウにもどします。
粘着力が弱いので、車検がきて古いステッカーをはがす時にフィルムを痛めることはありません。
…というのは建前で…、まぁ緊急時(笑)に見えるところにすばやく貼りなおせる、ということだと思うのですが…(苦笑)
実際にはこの状態でも外からは車検ステッカーはなんとか視認できるのでそういった「緊急時」でも大丈夫なんですけど、万が一を考えての弱粘着なのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
完成♪
水平もバッチリ!
しっかりと天井の白い部分が隠れて、高級感アップ!
ウィンドウ全体がスッキリして締まって見えるね~♪
古い写真と比べてみるとけっこう違うんだけど…言われないとわからない(爆)
これでパッと見の車内のチグハグ感がなくなったな。
Aピラー、Bピラーも黒く塗装したおかげで統一感が出ました。
リア周りと共にすっきりしてひと段落ですな。
ブログ一覧 |
DIY日記 | 日記
Posted at
2014/07/29 22:14:46
タグ
今、あなたにおすすめ
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!