2014年07月04日
ROLLING STONES
禁断のギターネタのブログです。興味のない方はパスして下さい。 ローリングストーンズ、それは、私の人生、生き方まで変えてしまうほど影響をあたえた アーティスト、ロックバンドです。20代の頃は、ストーンズのカバーバンドで、いろいろなライブハウスまわったなあ~!と言う話は、ここまで、ここからは、ストーンズのリードギタリスト、 キースリチャーズのギター奏法について語ろうと思います。 68~70年に掛けて、キースのギター奏法は、劇的に変わります。それは、HONKYTONK WOMEN(シングル) LET IT BLEEDのレコーディングの際のセッション、またはレコーディングに参加した、ライクーダの影響が大きいと思います。 それが、オープンチューニングを使い豪快なリフ(リフレインの略)を使い数々の名曲を生み出す事になります。 オープンチューニングは、古いデルタブルース、またはシカゴブルースでおもにスライドギターに 使われたチューニングであり、勿論、通常のレギュラーチューニングとは、異なります。 オープンチューニングは、大まかに分けると、2種類になり、オープンG系とD系になります。 また、それを1音上げオープンA,Eなどが、主となります。 キースは、アルバム、ベガーズバンケットの放蕩息子では、オープンEを使っていますが、70年代に入ってからは、オープンGしか使っていません。 レギュラーチューニングは、6弦から、E,A,D,G,B,E音となります。オープンGは、 6弦5弦1弦をそれぞれ1音づつさげ、D,G,D,G,B,Dとします。これで、左手はなにも押さえなくともGのコードが鳴るようになります。 さらにキースは、6弦はルート音にもならないし(5弦のG音がルート音になります)テンションが 低く邪魔なので、6弦を取っ払い5弦ギターなるものを発明します。 そして、曲のkeyにより、カポタストを使い開放弦をいかした豪快なリフで曲の骨格を作っていきます オープンチューニングのメリットは、まず指1本でコードを押さえられる事とロックンロールの 常套句のダダダ、ダダというフレーズをあまり、指をひろげなくとも刻めるという事です。 デメリットは、マイナーコードが、押さえずらい。またギターソロが弾きにくいという事です。 ここで、オープンチューニングを使ったストーンズの名曲を紹介します。 ブラウンシュガー ジャンピンジャックフラッシュ(4カポ) ハッピー(4カポ) スタートミーアップ ホンキートンクウイメン タンブリングダイス(4カポ) ストリートファイティングマン(4カポ) イッツオンリーロックンロール(4カポ) 無情の世界(5カポ) イフユウキャントロックミー などあげたらきりがありません。
あとキースは、E,A,のkeyは全くというほどオープンチューニングは、使っていません。これは ギターという楽器上、E,A,Dは、開放弦をうまく使い、おいしいリックを使えるからです。 また、キースのリードギターは60年代から変わらずのチャックベリースタイルです。 ロンウッドの話しはまた何時か気が向いたら・・・
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Posted at
2014/07/04 19:08:05
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