
心の傷も癒えたので我が家のにゃんこ達について書き記します。
話が前後してややこしいので時系列で
19年前にサビ猫を保護
17年前に茶白猫を保護
1年3ヶ月前にキジ白猫を保護
昨年6月5日にサビ猫が18歳で死去
昨年6月30日にキジ白猫が8ヶ月で死去
昨年7月15日に「3ヶ月のキジ白猫」と「3ヶ月のハチワレ猫」を譲り受ける
昨年8月18日に茶白猫が16歳で死去
零号機:サビ猫
今から約19年前の夏、マンションの自転車置き場に生後半年程度と思われる汚い柄の猫が死にかけてうずくまっていました。
そのマンションはペット禁止でしたしそもそも猫を飼うつもりは全くなかったので放置しようと思ったのですが、ほっといたら死ぬなぁ。。。と拾ってしまったのが運のつき?
あんなに汚くきつい顔をしていた野良猫が、日をおうごとに顔の険が取れ真ん丸お目々のかわいいにゃんこに成長♪
元野良なので慣れるまで大変でしたが、抱っこが好きなとっても賢いにゃんこでした。
大阪から神奈川へ引っ越した時に環境が変わりびっくりしたのか、ご飯を食べなくなり肝リピドーシス(脂肪肝)で危うく命を落としかけるも1週間の入院点滴で復活。
心配で毎日お見舞いに行き、無事戻ってこれるよう枕を濡らす日々でした(T_T)
それからは大きな病気も無く元気でしたが昨年の6月にいきなり元気がなくなり、病院へ連れて行く途中にキャリーバッグの中で息を引き取りました。
私のことが大好きだった猫なので、最後は腕の中で往かせてあげたかったとかなり凹みました。
病院なんか行かず自宅で抱いてあげていたら・・・毎日答えの出ないことを自問。
私と居た18年間、彼女は幸せだったのだろうか?
苦しまずに逝けたのだろうか?
結局今になっても答えは出ません。
弐号機:茶白猫
今から約16年前、自宅近くの神社で典型的な捨てられ方をしていたにゃんこ。
ダンボールに入れられ、兄弟は餓死し頭上にはカラスが狙っているところを連れ帰りました。
ダニ、ノミだらけだったので先住猫とは隔離し、とりあえずお風呂へ。
綺麗になったところでよくよく見ると、まだ生後3週間前後・・・
獣医さん曰く、母猫の免疫をきちんともらえていない可能性があり長くは生きられないかもしれませんとのこと。
しかし予想に反しスクスクと成長し、先住猫と追いかけっこの毎日。
かなりの甘えん坊で誰にでも擦り寄っていくかわいい子でした。
この子は大きな病気もなく元気でしたが、先住猫が亡くなってから急に元気をなくし、昨年8月に老衰(だと思う)で亡くなりました。
幸い今回は私の腕の中で眠るように逝かせる事ができ、前回と同じてつを踏まずすみました。
参号機:キジ白猫
2年前の11月、翌日の予想気温が0度でかなり冷え込む予想がされていました。
いつものとおり仕事に行くため駐車場へ向かうと、駐車場入口前に生後2ヶ月程度と思われるにゃんこを発見。
ウチには先住猫2匹が居るので飼えない・・・
でもこのまま見捨てると確実に死ぬ(T_T)
とりあえず連れて帰り寄生虫、病気のチェックをして元気になったら里親さんを探そう!
と、心に固く誓うも子猫のあまりの可愛さに手放すことが出来ず自分が里親さんに(笑)
白血病などのチェックが終わるまでは先住猫と一緒には出来ないので、かわいそうですがしばらくは別部屋へ隔離しておくことに。
子猫なので寂しいのかいつもピャルピャルと鳴いてました。。。ゴメンヨー(T_T)
ウイルス検査も陰性でもう大丈夫だろうと思い、毎日少しずつ先住猫と顔合わせをし慣らしていた矢先に事件は起こりました。
生後半年を過ぎた頃、急に狂ったように泣きわめき同じ場所をくるくる回ったりと異常行動勃発。
常軌を逸した行動に驚いてかかりつけ医に相談すると「猫パルボウイルス」ではないか?と・・・
致死性の高い(というか、ほぼ助からない)病気らしく、有効な治療法も存在しないため対処療法しかできないとのこと。
と、言われてはいそうですかとはいかないので、猫専門病院へセカンドオピニオンするとパルボではなく「
門脈シャント」と診断が降りました。
獣医さんから提案されたのは2つ
1:このまま定期的に点滴や食事療法で少しでも余命を伸ばす
2:手術で肝外の血管を縛ってしまう
1は調べたところ長生きできた事例は見つけられず。
通院で多大なストレスを受けることも考慮し却下。
2案の手術に賭けることにしました。
診断してくれた病院ではできないので
この病院へ紹介状を書いてもらいました。
手術前日にCTを撮り、麻酔の後遺症も出なかったので翌日の手術も問題ないだろうと楽観していたのですが・・・
通常は手術から30分ほどで麻酔から覚めますが、2時間経っても覚めません。
さらに待つこと数時間、執刀医から最悪の可能性を告げられ相棒とともにショックを受ける。
翌日になっても目が覚めず、手術から丸1日ほどしてからさらに病状が悪化したため寝ているにゃんこに面会するようにと。。。
声をかけ身体に触れ頑張れ!と励ますも数時間後に心肺停止。
医師が心臓マッサージ、電気ショックで蘇生を試みましたが奇跡は起こらず。
甘えん坊で抱っこが好きな本当に可愛い子でした。
私が手術を選んだために死期を早めてしまった。
手術直前に抱っこをした時に私にしがみついて帰りたそうにしていた姿を思い出すと生まれて初めて人前で大きな嗚咽が漏れ・・・
救ってあげられずゴメンよと冷たくなったにゃんこに何度も謝りました。
8ヶ月という短い一生、やはり自問自答してもいまだに答えは見つかりません。
4号機、5号機:ハチワレ猫、キジ白猫
昨年7月に譲り受けた生後10ヶ月になる兄弟猫達です。
現在体重5キロと5.2キロ。
2匹同時に膝の上で寝られると
石抱の拷問のように重いです(笑)
健康でウイルス検査も問題なし、というか元気すぎて困ってます。
今は2匹のにゃん子達に癒されてますが先住猫達のことを忘れたことは一日たりともありません。
悲しいだけの気持ちも月日が経つにつれ前向きに考えられるようになりました。
楽しい思い出を有難う。
そしてこれからもよろしく。
車と何の関係もないですね。。。
次回は過去の車たち編で(笑)