
定時退社日を利用して、ずっと欲しかった大きいテレビを買いました。
仕事終わりにリサイクルショップに行き、台車を借りて帰宅ラッシュの街中を何とか壊さず運べました。
配線を付け替えて、10年以上使った古いテレビは奥の物置部屋に押し込めて、台車を返してきて作業は終了でした。
自分はテレビをあまり観ないのですが、奥さんや子供はそれなりに好きなので、彼女達が楽しんでいる横顔を見ています。
地デジ化の時も感じましたが、テレビが大きくなると少しテンションが上がるものの、すぐに見慣れてしまうものかもしれません。
人の優しさや狡さ、善意や悪意、無意識や無神経など、自分に向けられるあらゆる刺激に対して、慣れるでもなく、無視するでもなく、俯瞰できるような気の持ち様を探し求めているような気がします。
人間も動物で、群れの中で認められたり、愛されたり、大切にされたいと願ってしまいがちですが、そんな願いは脳のストレス反応から知らず知らずに伝心してしまうと聞きました。
大きくなったテレビを通して、そんな脳波が周りには伝わらないようにしたくて、自分自身を俯瞰してドメインを見直す時期なのかもしれないなと思っています。
確かに、個人の人間関係は企業活動とはそぐわない部分があるかもしれません。
それでも、やはり自分が何をする人で、何をしない人なのかを。
いいトコロとわるいトコロを。得意なことと出来ないことを。
腑に落ちるまで、ぼんやりと考えいこうと思っています。
1人で考えていると本気で語るなんてことを忘れてしまっていて、それでもここ数年は自分なりに生き方を見直してきたような気がしています。
子供が出来て、引っ越して、タテグロを手放して、一棟アパートのオーナーになって、adバンにたどり着いて。
男の一生は死ぬまで戦いだとしたら、精一杯やせ我慢をしていこうと思います。
どんなに綺麗事を言っても、ダイエットは食べないことだし、貯金はお金を使わない過ごし方を選ぶこと。
この2つは、意識してやらない。やせ我慢という点でとてもよく似ているように思えます。
若さとは可能性を模索することだとしたら、大人とは精一杯やせ我慢をすることなのかななんて考えながら、孤軍奮闘する日々を過ごして。
必死でやせ我慢をしながら、可能性を模索して、adバンの次なる改造を想像してみることが私のオアシスなのかもしれません。
Posted at 2024/06/02 01:17:37 | |
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