
最近、深煎りごまドレッシングを色々なものにかけてみています。
美味しくなるものもあれば、そうでもないものもあります。
漫画『美味しんぼ』が私は子供の頃からとても好きで、特に主人公の山岡士郎みたいになれたらいいなと心のどこかで思って生きてきました。
今日は、今年2回目の服の断捨離を決行して、夏にやった時には手が付けられなかった冬物がかなり片付きました。
中には今月、ネットで一目惚れして買ったばかりのA.P.Cのma-1似のものもあったり・・・。
これは、安値に惹かれて、返品ができないものを買ってしまって、実際に来た品物は粗悪品過ぎて笑ってしまいそうなもので良い勉強になりました。
今年6月に自分にはファッションセンスというものがないのだと気が付いた出発点から、MB氏の著書など、ダサい人向けの本を読み漁り、自分なりに服選びが楽しくなってきて初めて味わう挫折感でした。
コロナが少し落ち着いて友人と食事をしたりする機会もあって、最近ファッションが好きでなんて話しをするとレオン読んでるの?とか妻からは中学生みたいだねとか言われたりして、周りからの反応はかなり冷ややかですが、みんな生活とかファッションに疲れてしまっているのかもしれないなと思っています。
情報が溢れる社会でブランドとか流行やコーディネート、TPOに合わせて服を着こなすのは当たり前で、多くの人にとってファッションは、お仕事感が強く、なるべくお金や時間を掛けたくもないのに掛けなくてはならない『租税感』があってあまり楽しくないものなのかもしれません。
もちろん、自分なりのこだわりがあってキャラクターも確立されている人なら全身派手派手の刺繍入りのバリバリのワル親父でもカッコいいと思いますし、スポーツウェアなどでも似合っていて、周りに認められていれば自然体が一番幸せだと思います。
『美味しんぼ』に話しは戻りますが、料理の手間隙や素材の良さ、うんちくなどこだわりというものは、求めていない人にとってはあまり価値のないことで、山岡士郎はこだわりを決して人に強要したりはせずに、間違ったこだわりが人を不幸にしそうな時には、持ち前の料理技術と知識と人脈を駆使して、徹底的にその間違いと戦う姿勢に漢のあるべき姿を見たような気がします。(寿司のシャリを大学病院でMRIにかけてもらうなど)
自分も含めて、人を幸せにするこだわりの持ち方って難しいですね。
Posted at 2021/12/20 00:20:10 | |
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