Morowaruさんのブログに影響を受け、
私もキャブが好きな理由を考えてみた。
私が初めて運転した車は、DATSUN SR311

1967年式のフェアレディ2000 という車。
当時はかなりの性能で145PS 205km/hのカタログスペックだった。
幸運にも、親父が新車から乗っていた物を18歳の時に 僅か37000km走行時に譲ってもらった。
この車には、標準でMIKUNI製のSOLEX44Φが搭載されていた。

親父の話では、新車で納車された時にグローブボックス(なんか、かっこいい名前)の中に、エアーファンネルが入れてある状態だったらしい。
で、贅沢にも18歳でこの車に乗り、すぐにサーキットの魅力に取り憑かれた。
当時、片道約6時間をかけて山口県にある美祢サーキットへ毎週のように通った。
勿論、大学の講義にはでずに、バイトに明け暮れた。
その頃から、整備は殆ど自分でやるしかなかった。
キャブは、何とか自分で弄れた(できているつもりだったが)。逆にインジェクションは全くわからなかった。
あの吸気音とガソリンをばら撒くフケ上がりに自分で昇天できる!
正に、麻薬のようなもの、、、
早朝に、いつもの峠へ朝練、仲間が遠くから、キャブの音を響かせて走ってくるのがわかる!4速→3速→2速 ガオッ!ガオッーっ!
性能じゃ無いんだ!
私にとっては、青春の思い出そのもの!
キャブを愛する理由。
Posted at 2014/03/15 20:19:32 | |
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