トップの写真を見て、何かわかりますか?かなりの数ですが・・・我が家で取り付け不良だったものの写真です。これは、アルミサッシの角の部分を目隠しするプラスチックパーツです。↓これです。(窓の上です)(窓の下です。写真では外れています。)話を初めからします。新築して3ヶ月ほど経ったある日、寝室の床に何かが落ちていました。なんだろう?よく見てみると・・・ん?プラスチックのパーツのようだけど・・・窓か???そう思い、窓を調べます。窓のアルミサッシの角に隙間があり黒くなっています。ああ・・・これか。。。正体が判明しました。それにしても、3ヶ月で外れるなんて・・・なんて貧相な造りをしているんだろう。。。そう思いながら、半年点検の時に交換してもらおうと、保存しておきました。(この頃は我が家の長男も生後3ヶ月で、誤飲の心配もありませんでした。)ただ、その半年後には家族に不幸があったりして忙しすぎました。慌ただしい時間を過ごすうちに、年が明けてしまったのです。すると・・・凄いことが起きました。。。なんと、新築9ヶ月で・・・これだけの数が外れたのです。。。(我が家の長男は、部屋のいたるところをハイハイで移動し、何でも口に入れるようになっていました。実は、長男が窓の部品を指でカリカリと引っ掻いていたのを見て、慌てて連絡をしたんです。)もちろん、窓の下の部分のパーツは落下してくるわけではありません。↓このようになっている部分を、指でそっと持ち上げると・・・何の抵抗もなく、すっと持ち上がります。(おいおい。。。)要するに、止まっていたのではなく、乗っかっていただけということになります。本来、ここには↓の写真のように爪があって、ガッチリと止まるハズでした。この写真は、爪が最もきちんと出ている窓の写真をアップしました。他の窓なんて、爪がアルミサッシに隠れて出ていないものまでありました。しかし、 完 璧 な 設 計 ミ ス によって、全く止まりません。強度云々の前に、まともに爪が引っかからないのです。さらに、言うまでもなく、強度もやっぱり足りません。わざわざ高いお金を出して長期優良住宅にしたって、意味がありません。なにしろ、先日のブログでも書きましたが、窓まわりの製品の重要な性能である耐久性が全く無視されているからです。毎日の開閉・出入り・清掃などに伴う衝撃に耐えるように作られていません。日常の使用においても、子供が無理に力を加えるようなことがあれば、実に簡単に壊れるでしょう。そして、このプラスチックパーツの設計ミスに対して、一流企業の積水ハウスが下した決断は・・・・・ 「両面テープで固定しろ!」というものでした。状況を見に来た担当さんが言われていました。簡単ですが、会話を要約すると・・・担当さん: いろいろな家で同じような問題が起こっているのですが、両面テープで固定すれば大丈夫です。私 : そうなんですか。。。でも、耐久性は問題があるでしょう。ただの両面テープで固定しただけなんて、数年でダメになるでしょう。担当さん: いえ、今までに、両面テープで固定して外れてきたという報告は入っていません。長期間の使用にも耐久性は十分です。私 : そうなんですか。でも、積水ハウスも酷いですね。問題があると分かっている商品を、何年も売り続けて、両面テープで貼って誤魔化せなんて・・・。担当さん: そんな何年もなんてことはありません。ここ数カ月の話ですから。私 : は? さっき、長期間の使用に耐えると言いませんでしたか?担当さん: ・・・・・。( ̄◇ ̄;)私 : だから私はさっきから言っているんです。60年もつ家とか言って、内装は保証期間が切れる2年をなんとか過ぎればいいってことでは困るんですよ。担当さん: えりみさんの家は、今、話を聞きましたから、両面テープで貼ってもダメな時は、2年が過ぎても対策品が出れば交換できますから大丈夫です。はい。これを見てください。実は、今日 気がついたんですが・・・私の家のプラスチックパーツには、既に両面テープが貼られていました。(苦笑)そうです。何年もの長期の使用に耐え・・・落下したとの報告は無い・・・ハズの、両面テープ付きが落下しています。ちなみに、窓のした部分のパーツは、埃がついてしまって、指で軽く触るだけでコロっと取れました。両面テープが黒く見えている物が数個。。。この数個は、きちんと両面テープで貼り付けられたにもかかわらず取れたものです。そして・・・白いビニールが貼られたままの物が多数。。。両面テープは、一律の大きさで切り揃えられているように見えるので、工場出荷時には貼られているものと思われます。(現場で一個一個やってたら馬鹿ですしねえ。。。)この結果から、施工した業者が両面テープを貼るのをめんどくさがり、手抜き作業をしたことがわかりました。とりあえずハマってりゃバレないだろうと・・・。どちらにしても、私の家のアルミサッシは、対策品が出たら交換してもらえることに決定しました。そうですよね?担当さん。(^ー^)/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんて、私は笑えません。なぜなら、私の家には9ヶ月の乳児がいます。もしも、私の子供がこのパーツをのどに詰まらせて死んだらもちろん、積水ハウスは責任を取ってくれるんですよね!?担当さんが、本社に今回の件を報告したら、対応策を早急に考えるのではなく、「その部分の写真を撮って添付しろ」と、本社は言ったそうです。はい?すでに、両面テープで貼って誤魔化す対応を積水ハウスとして行っていて、なんで写真が必要なんですか??そんなことよりも、サービス担当に苦しい嘘を言わせる暇があったら、まともな商品を作って、リコールしてください!両面テープで固定されているものにしても、赤ちゃんの力で簡単に外れます。赤ちゃんは、気になったら執着するんです!手にとって、口に入れるんです!それが飲み込めるサイズだったら、飲み込んでしまうんです!その危険性があるのに、なぜ放置なんですか!?!?誠意ある対応をお願いします!担当さんが、写真を添付しろと言われたことをきいて、若干腹が立っていたところに、両面テープが貼られた状態でも簡単に取れることを確認したら、ブログを書かずにはいられませんでした。本社の担当の方、どうぞ、よろしくお願いします。