さて、FCRのスロージェット交換の続きです。FCRキャブには純正の立派なセッティングマニュアルがありますし、多くのバイク乗りのブログ等でセッティングに関する情報を取得できます。現在堀北ジェミニは空燃比計が付いており、常時それでモニターしながら、FCRのセッティングを出していこうという段階です。
現時点でスロージェットが受け持つアイドリング付近は空燃比が11前後と、濃い状況です。アイドリングから空ぶかししても、なんとなく重たい雰囲気。また、パイロットスクリューの戻し位置は1/2回転、エアスクリューは3回転と、規定量を若干オーバーしてやっと安定している状況ですので、薄い方向に持っていきます。
スロージェットの番手を確認するためにはスロージェットをはずさなければならず、そのためにはキャブを外し、フロート室をむき出しにしなければなりません。結構大変です。
とりあえず、キャブは外れましたので、次にやる作業はドレーンキャップを外して、中にあるガソリンを出してしまうというやつです。14mmのめがねレンチでドレーンキャップを緩め、受け皿の上で、キャップを外し、ガソリンを抜いていきます。ガソリンは、全部で大きなマグカップ1杯はありました。もちろん、タンクに返します(エコ)( ´∀`)
ガソリンを抜いてしまうと、上の写真のようにキャブを横にして、色々な作業がやりやすくなります。ドレーンキャップを外した穴から覗いているのがメインジェットです。ちなみにメインジェットは155番が入っています。
次に、フロート室のカバーを外していくのですが、ここは1つのダイアフラム式加速ポンプから、各気筒の加速ポンプジェット=吹き出し口への配管が通っており、上の写真のように、繋がった状態のまま外します。
さて、やっとフロート室が顔を出しました。メインジェットのすぐ横(右手)に、スロージェットが格納されている穴があります。メインジェットの上に見えているのはパイロットスクリューです。スロージェットを、PBのセッティングドライバー(この日のために買った)を使って緩めた後、爪楊枝を使って(スロージェットの穴に爪楊枝を慎重に突っ込んで)引っ張って出してきます。スロージェットは#52番でした。
ここで、作業を中断し、オプティクラッシックに乗って、バイク用品店=サイクルワールドにジェットを買いに行きます。残念ながら在庫(4つ)があるジェットが、希望の番手では#50番しかなく、とりあえずそれを入手して付け替えます。そして下写真のように、キャップを元に戻していきます。
パイロットスクリューは1回転戻しにし、エアスクリューは2回転にセット、これでエンジン始動・・・ちゃんと始動するのか?緊張の一瞬・・・無事に始動しました。燃調は・・・あんまり変わらない。( ´∀`)
また、もう少し小さいジェットを入手して、来週再トライです。( ´∀`)
とりあえず、こんな調子で、エンジン壊さないよう気をつけながら、自分でも少しは出来るよう、マニュアル読みながら少し頑張ってみます。
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2014/09/17 23:08:13