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ナイト(゚∀゚)ライダーのブログ一覧

2016年02月24日 イイね!

バルタイについて続き



バルタイについて考察の続きですが、堀北カムと比較して、ジェミニZZ=G180WAのカムのプロフィールというかバルブタイミングを書いてみました。

ちなみに、ウチの職場はAdobe Illustrator CCが無料で(家でも)使えるという、何ともありがたいシステムがございまして、この図もそれで作りました。( ´∀`)

これを見ますと、やはりオーバーラップ角度はかなり違います。もう一度堀北も見てみましょう。



ノーマルの場合、INとEXでは、INカムの方が作用角が大きいので、それでよく昔からINカム2本使いの、オーバーラップを広げて・・・ということがされてきたのでしょう。

とは言え、堀北も、A型用の昔のNISMOのカムなど、オーバーラップが89度もあるようなモノと比べるとおとなしいということが分かってきました。ならば・・・キャブで普通に街乗りはできるはず。

調子が悪いと言っておりましたが、悪い部分はアイドリングから少しだけアクセルを開けると、混合比がとても薄くなって、不安定になるということなんですが、近所のサニー乗りのリョウちゃんに聞きますと、そんなの当たり前で、むしろFCRなどの最新の可変ベンチュリーキャブのように下から上までうまくは行きませんよ、だってOERにした時点で、退化なんですから・・・ということらしいです。まぁ、それもそうか・・・

そう思って、例えば車庫入れの時にバックする時なんかは、軽くアクセルを煽って加速ポンプ動かしながら、ちょっと濃くして安定させて、車を動かすと・・・サニー乗りの人なんかはいっつもそうしています。。。って本当?

いずれにせよ、OERを装着した顛末については、また次回に。では、おやすみなさい。
Posted at 2016/02/24 22:56:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年02月11日 イイね!

バルタイについて考察



 年末、FCRにさよならして、OERキャブをつけたのですが、調子があまりよくありません。なぜなのか?色々考えてみますが、一つにはカムのオーバーラップがキツいエンジンだと、アイドリングや低回転付近でどうしても不安定になる、ということがあります。
 オーバーラップ、つまりバルブ・オーバーラップ、すなわち、吸気バルブが開き始めてから、排気バルブが閉じきるまで、両方のバルブが開いている時のことです。これをクランク角で表したものがオーバーラップ角度ということだそうです。
 ウチの堀北ジェミニちゃんが一体何度なのか?色々調べてみますと、結論は61.5°らしいということが分かってきました。
 自然吸気エンジンでパワーを出そうとすると、吸気効率を上げるために、勢い良くシリンダーから出て行く排気ガスの慣性を利用するために、バルブ・オーバーラップを多めに取るらしいです。

 詳しくはここで > Wiki バルブタイミング

 さて、じゃあ実際堀北エンジンのオーバーラップは?というと、カムはIN EX とも作用角280°、そしてバルタイは資料によるとIN 109° EX 108.5°です。これは中心角のはずですので、ここから紐解くと、トップの画像のように、INの開き始めは上死点前31°、EXの閉じ終わりは上死点後31.5°です。2つを足して61.5°。合ってますよね( ´∀`)

 これが「きつい」オーバーラップなのか?はわかりませんが、ISUZU G180WA エンジン=ノーマルスペックの場合は、、、、続きはまた明日。おやすみなさい。
Posted at 2016/02/11 00:44:02 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月16日 イイね!

さようならFCR(後編)

さて、キャブレター内部の掃除も完了し、燃料フィルターも取り付け、これでもう安定して週末晴れた温かい日にはジェミニで楽しくドライブできるだろうと、事実その通り、翌週とか翌々週あたりまでは、暖冬ということもあり、快音を響かせて近所を走っておりました。

えのやんがぶっ飛ばす裏権現という恐ろしい峠道を、えのやんの後ろから付いて行くとあっという間にえのやんは見えなくなってしまいましたが、まぁ、農協に野菜を買いに行くこともできるし、いいかな?という感じでごきげんだったのですが、12月20日のことでした。

エンジンをかけるとなんだかエンジンルームより変な音が。。。心配になってボンネットを開けて中を覗いてみると、何と!ガソリンがだだ漏れしてます!慌ててエンジンを切りました。その時のとっくんとのやり取り。



はぁ、まぁ僕は素人だからやっぱりムリかなぁ?この程度のことで慌てず、「漏れとるわ〜( ´∀`) もうかなんなぁ」とキャブを外してガソリン抜いてフロート周りを掃除して・・・とできたらいいんでしょうけど、たまにしかジェミニに乗らず、ゆるりと楽しみたいというところからは、ちょっとこの状況は辛いです。

オーバーフローしたら、ガソリンのオイルへの混入も心配になります。高級オイルをそんな頻繁に交換しているのも辛いし。そして、この日は挫折して、翌週キャブを外して中をチェックしてみると、、、



この写真で分かるかなぁ?小さなゴムのかけら?燃料ホースの切れ端?Oリングの切れ端?いずれにしても鼻くその4分の1程度の小さなものが、フロートバルブに詰まったのが、オーバーフローの原因だと思われます。

掃除をしたら、持ちろん何のことはなく、エンジンはバイクのような快音を響かせているし、上から下までスムースに回る、とてもよいキャブなのですが・・・もうちょっとゆるゆるとしたシステムに変えようかな?ということで、FCRとはさよならすることにしました。

FCRは、毎週あるいは毎日ジェミニに乗って、日々ジェミニを自分でメンテしたり「野戦」が大好きな人にこそふさわしいかな?(笑)あるいは、レーシングな人に。きっとそんな方がまた花咲く頃には快音を聞かせてくれるでしょう。

では。
Posted at 2016/01/16 11:58:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月12日 イイね!

さようならFCR(前編)

さて、正確に日付を調べてみると、それは昨年の10月4日の日曜日。前日、インジェクションポンプとフィルターをバイパスする作業を完了し、燃圧が正常になったジェミニを駆って秋晴れ青空のもと、ひとりドライブに。加古川から進路を北にとり、セントラルサーキットを過ぎて国道427号線に入り、生野銀山湖を目指します。



途中、こんな青玉神社の前の道の駅で休憩とお食事。赤玉ならぬ青玉、まるでマイジェミニじゃないの!とご機嫌で写真を撮ったわけです。そして、国道429という恐ろしい峠道に入り、こんな道生きて抜けられるだろうかと不安をかかえつつも生野銀山湖まで快調に飛ばしていきます。下り坂、前を走るロードバイクさんを抜こうとアクセルを入れた途端、エンジンが吹けずいやな予感。あれ、ひょっとしてまた燃圧が?と燃圧計を見ても正常な数値をぴったり示しています。

とにかく、下りなので負荷をかけないようにそろそろと走り、銀山湖までたどり着き、パーキングに車を停めます。停めたところでなぜ?と思うばかりで、再度エンジンをスタートさせますが、燃圧は正常なのに、まったく吹けず、空燃比は薄いまま。ガス欠のような症状。アイドリングはするけれど、いざ走りだそうとしたら薄くで満足に走れない。

そしてごまかしごまかし、何とか生野駅前のローソン駐車場で、大嫌いな路上整備。ジェットニードルを交換すればひょっとして治る?と思ってやってみて、ローソン駐車場から向かいの生野駅をながめ、あぁ、もしダメだったらあの駅前の駐車場に置いて、電車で家に帰ろう・・・と思いつつ、再度エンジンスタート。アイドリングとブリッフィングは正常、いざクラッチを繋いで走りだせば・・・やはり一緒。走れない。仕方なく、駐車。とっくんに電話を入れます。



「あかんライダー( ´∀`)明日取りに来て〜」

そして、電車でGO。



結局、FCRキャブについて色々と調べてみると、例えばしばらく乗っていなくて、シーズンインのときはオーバーホールすべしとかの話もあるので、キャブの中に本当に小さなゴミなどが詰まって、ジェットからガソリンが出ていないという状況を想定するしかない。とりあえず、とっくんに持って帰ってもらったけれど、本当にもうしばらく、何年かジェミニを休もうか?と思った次第です。

翌週か翌々週末。とっくんの工場を借りてまたぞろFCRキャブレターを取り外します。周りにはFCRに詳しいお方も一人いて、加速ポンプ不良じゃないか?とかエアベントのつまりじゃないか?とアドバイスを受けますが、とりあえず、自分でバラせるところは全部バラして行き、穴という穴をキャブクリーナーでキレイにして行きます。その穴がすべて繊細です。かつ、これオーバーホールとか必要?と思えるほどキレイな状態です。とりあえず再度組み付けしていきます。そして二度とゴミが混入しないように、エンジンルーム内レギュレータ前の燃料ホースにフィルターを組み込んで完成です。

もちろん堀北ジェミニは蘇り、FCRは歓喜の雄叫びをあげて加速していきます。
この日、後日、FCRとさようならすることになるとは、僕も思ってはいませんでした。(続く)
Posted at 2016/01/12 23:01:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月11日 イイね!

燃圧地獄の解決

みなさん、あけましておめでとうございます。お久ぶりでございます。

昨年は燃圧地獄に苦しみました。が、実は10月末には、燃圧地獄の原因がすっきり分かり解決したのでした。

原因は、燃料配管の間に、こんなでっかいゴミが挟まっていたのです。



これです。PF60ZZ用ノーマルインジェクションポンプ&燃料フィルターです。

経路を示すと以下のとおりです。

1)タンク

2)ニスモポンプちゃん

ごみ

3)ホーリーレギュレータ

4)FCRキャブレター

さて、もう一度、取り外したごみを見てみましょう。



これです。

ご存知のように、FCRキャブレターに掛けるべき燃圧は、インジェクションの10分の1のソレックスやウェーバーなどのキャブの更に3分の1以下の小さな燃圧です。燃料経路の途中にこんなものが、動かないポンプとインジェクション用の古いフィルターが、つまりゴミが挟まっていたら、正常な燃圧など得られるはずもありません。

僕も何回かオイル交換もして、ジェミニの下に潜っていたのに、迂闊でした。まさかこんなものが残っていたとは。

そういうわけで、ごみは取り外し、代わりにてるちゃんが作ってくれたスペシャルパーツをはさみこみます。

ありがとう!



石坂技研特性12mm 8mm変換パイプです。

PF60ZZジェミニをキャブ化するときは、インジェクション用のポンプと燃料フィルターを取り外した後、燃料経路をこのような変換パイプでバイパスさせる必要があります。ポンプの入り口が12mでフィルターの出口が8mmだったかな?径が違うのです。石坂技研以外にもOERにも製品があります。

さて、動かない燃料ポンプとストレーナーという抵抗を外した燃料経路で、ニスモポンプとホーリーレギュレータによる燃圧調整は、本当にうまく行きました!ピッタリ適正燃圧を実現しました。

そしてFCR最高!とツーリングにでかけた先でそれは起こりました。(続く)
Posted at 2016/01/11 23:46:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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