「直線コースに目印A、B、C点を見つける。BC間の距離は約100mで、最高回転数になる距離が必要。ギアは5速か6速一定。回転数を9000rpmに合わせてA点に侵入しB点まで9000rpmを維持して走行。B点でスロットルを全開(急開)する。C点通過時の回転数を読み取る」
この恐ろしいテストは何かというと、FCRセッティングマニュアルに載っている、メインジェットの選定を行うためのスロットル全開のセッティングです。これを濃い方のジェットから順番に試して、回転数とフィーリングをセッテイングシートにメモして、検討していきます。
一体どんなところでやるんでしょうか?・・・って、FCRって一応レース用キャブでしたね。( ´∀`)良い子はサーキットでやりましょう。
とは言え、これはバイクの話なので、まぁ、いくら堀北エンジンがスーパーエンジンだといっても、ジェミニでは話半分か2/3位でいいんじゃないか?と。つまり、5000rpmに合わせてA点に侵入しB点でアクセル急全開でC地点の回転数を読み取る・・・って、そんなん、4速で出来るようなABC地点はとうてい見つかりそうにないので、妥協して3速あたりで、山陽自○車道で先日、全開にしてみました。
1速や2速だと、あっという間に吹け切ってしまうし、また加速ポンプの影響があるため、正しい空燃比(つまり全開のまま一定の時間を経過したあとの状態の空燃比)が分からないためでもあります。いずれはシャシダイで4速全開テストをするため、燃料薄いのは怖いので、事前にある程度合わせておきたいというのもあります。あと、まずはメインジェット=全開域を決めてからでないと、その影響が中間域を司るジェットニードルにも出るので、通過する必要があるみたいです。
慣らしは半年前に終わっていた堀北エンジンですが、全開にするのはやっとVer2になってから。全開の時の音がまたすごい、何というか・・・とにかく、心臓バクバクです。ですがここは思い切っていってみましょう!ナイトライダー( ´∀`)
何回か繰り返し、ようやく空燃比計が読み取れる心の余裕が出てきました。現在のメインジェット=155番では、若干薄いようです。空燃比は最初加速ポンプ効いている時は12位ですが最終的に13.5あたりになる。加速ポンプ効いている時は一時的に10とか11になっていもいいので、12台の空燃比でいけるよう、下のようにメインジェットも買っているので、今週末は少し濃い目で試してみましょう。

Posted at 2014/10/02 00:24:00 | |
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