以前、このようにホーリーのレギュレータを使用して、燃料供給系を改善した堀北エンジンのFCRキャブですが、残念ながら、燃料漏れに悩まされておりました。が、この度改善したはずですので、ご報告。
燃料漏れはこの写真で言うと、レギュレータ本体とタケノコ=ニップルの間からでした。こんなゴツイネジのところから、しかもシールテープをきっちり巻いているのに、どうして漏れるのだろう?と最初は増し締めしたりして対処できたつもりだったんですが、やっぱり漏れが治りません。そして色々と調べてみますと・・・
ホーリーのレギュレータのアウト側のニップルを取り付けるネジは、NPTめねじ3/8インチサイズ、というアメリカ一般用テーパーねじサイズであり、一方のニップル=タケノコはPTおねじ3/8インチサイズ、という別名Rおねじ、何とJIS規格のジェパニーズサイズのテーパーねじなのです。これが、似たような名前なのですが、実は全然別物のネジ規格であり、本来は結合させるべきものではないらしい・・・とうことが分かってきました。
http://www.parkerkuroda.com/japan/faq/info_others.html
このあたりに詳しい情報が載っております。これらの情報によると、NPTはねじ山の角度が60度なのに対して、PTは55度、同じ1インチあたりの溝の数も18と19だったか、違うのです。うむ〜( ´∀`)なんというか、Screw and Gemini の私としては、これは嫌な感じであります。
一応、販売元であるキ○クニさんに電話で問い合わせしてみると、「PTのタケノコで、テフロンテープを巻いてきっちり締め付けると、大丈夫だ。今まで燃料漏れなんて聞いたことがない」とのことでした。いや、あの、現にいま漏れているんですけど・・・。NPTサイズのタケノコは売っていないのか?と聞いたらないとのことでした。
また、色々な方にアドバイスと受けてみると、シールテープじゃなく耐油性のある液体ガスケットを使って、しっかり乾かせば大丈夫・・・というのもありました。なるほど。
ですが、やっぱりここはネジで解決したいので、まずはNPTのタケノコを探します。アメリカからなら多分二束三文で一杯取り寄せられそうですが、時間もかかるしややこしいです。マリン用船用というが日本でありましたが、出口のサイズに不安もあったし、結構値段がしましたので、それならと、変換継手を購入しました。
これです。
これで、富士山トビウオが、ナイトライダーサイズに変換されます。( ´∀`)
このように一旦レギュレータにNPTおねじを付けて、
PTのタケノコを付けて完成です。若干重量が増したのが玉に瑕ですが・・・これで安心です( ´∀`)
さて、今日は勢いに乗って、なぜかキャブの同調を取りたくなり、このようなことをやってみました。
結論から言うと、なかなか難しくうまく行きませんでした。またこんど色々相談して進めることにします。
ですが、同調きっちり取れると、FCR特有のあのカチャカチャ言う音がピタッと止み、ものすごく静かになるみたいです。
うむぅ〜( ´∀`)、是非実現したい。
Posted at 2014/10/11 22:58:54 | |
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