年末、FCRにさよならして、OERキャブをつけたのですが、調子があまりよくありません。なぜなのか?色々考えてみますが、一つにはカムのオーバーラップがキツいエンジンだと、アイドリングや低回転付近でどうしても不安定になる、ということがあります。
オーバーラップ、つまりバルブ・オーバーラップ、すなわち、吸気バルブが開き始めてから、排気バルブが閉じきるまで、両方のバルブが開いている時のことです。これをクランク角で表したものがオーバーラップ角度ということだそうです。
ウチの堀北ジェミニちゃんが一体何度なのか?色々調べてみますと、結論は61.5°らしいということが分かってきました。
自然吸気エンジンでパワーを出そうとすると、吸気効率を上げるために、勢い良くシリンダーから出て行く排気ガスの慣性を利用するために、バルブ・オーバーラップを多めに取るらしいです。
詳しくはここで >
Wiki バルブタイミング
さて、じゃあ実際堀北エンジンのオーバーラップは?というと、カムはIN EX とも作用角280°、そしてバルタイは資料によるとIN 109° EX 108.5°です。これは中心角のはずですので、ここから紐解くと、トップの画像のように、INの開き始めは上死点前31°、EXの閉じ終わりは上死点後31.5°です。2つを足して61.5°。合ってますよね( ´∀`)
これが「きつい」オーバーラップなのか?はわかりませんが、ISUZU G180WA エンジン=ノーマルスペックの場合は、、、、続きはまた明日。おやすみなさい。
Posted at 2016/02/11 00:44:02 | |
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