というわけで、じゃーん!
堀北エンジンにOERキャブレターをインストール(今風表現?)していきます。要は合体。ぶち込んでいきます。
必要なのはキャブレター。OERは新品45パイを選択。47や50もありますが、街乗り用であることを考えると、無難に45でいきます。アウターベンチュリーもとりあえずノーマルの36パイでいいとしましょう。購入はネットで安いところを探して、ポチッとです。燃料取り入れ口のみ、選択します。今回は、レギュレータから出して、1本のラインで行きっぱなしにするので、この写真の通りです。
セッティングパーツですが、OERの場合基本的にはパイロットジェット(スロージェット・以下PJと略す)と、エマルジョンチューブに装着されるメインジェット(以下MJと略す)・エアジェット(以下AJと略す)を選択していきます。そこで参考にすべく赤玉号のオーナー様にきいてみますと・・・PJ=62.5、MJ=170、AJ=220、このあたりで普通に走りますよ、ということでした。
ちなみに、OER45パイに最初から付いているセットはPJ=60、MJ=150、AJ=200です。これじゃちょっと薄いかも?ということで、付けて、全開にできないんじゃ寂しいお正月になりそう。なので、キャブと一緒にセッティングパーツも手に入れます。
セッティングパーツはOER本社に直接連絡して(FAXでもメールでも)、その日のうちに見積もりをいただけるので、すぐに振り込んで電話すると、「在庫あるんで、今日送りますよ〜」という素早い対応。さすが!大阪商人です(笑)。
そして、インマニですが、みのちゃんにおねだりして、昔あずき号に使っていたマニを強奪します。このマニはいすゞ純正ベレGマニをアクエリアスにてキャブができるかぎりまっすぐ(そのままだと結構斜めになる)つくように削り調整加工済の伝統の品で、リンケージもその当時のアクエリアス製。理論上、この他にパッキンとか燃料ホースとかがあれば無事にインストールはできるはず、と、とくちゃんにお願いして、全部段取りをしていただきました。
そして、当日。いざ取付開始。すると、、、リンケージの部分にみごと、OERキャブのこの部分、下の写真・真中の部分が当たります。
しぇー( ´∀`)、これではムリなので、仕方なくリンケージを上の方にリフトアップするため、
このように、40mmの高ナットをかぶせて、ピロを立て、先ほどの部分をかわしていきます。
ここはなんていうところでしょう?チョーク?みないな場所。実は加速ポンプがこの下にいてはるみたいです。
リンケージがあたるのもそうなんですけど、
このように、ヘッドカバーとのクリアランスもギリギリ。実際干渉していると2次空気を吸うなどのトラブルも考えられるため、この部分は慎重に、リューターで少し削ってもらいました(とくちゃんに・ありがとう)、そして、
このように、紙一枚入る、これぞ!紙(神)クリアランスです!(笑)
そしてこれぞ!美しきISUZU DOHCと直キャブの結合!くーっっ( ´∀`)カッコイイ
さて、上記のようにパッと見、美しくはあるんですが、実は!この日の段階ではリンケージを上にシフトした関係上、アクエルワイヤーが元のブラケット位置からは十分届かずキャブを全開に出来ない(^^;という状況でありました。また、押しレバーやターンバックルもイマイチ長さが合っていません。まぁ、仕方ないか。何もかも最初からうまくはいきません。
ここまでたどり着くまで、中腰での作業で腰痛との戦い(ホント痛かったです)。せめて、最後は、燃料ホースもつなぎ、レギュレータを調整して燃圧をバッチリ調整し、とりあえずエンジンをかけてみましょう。ジェットは赤玉号と同じセッティングで。ブルン。よしかかった。ちょっと調整して、試運転ぶちかましてきます。
「あ、あかんわ、とくちゃん、濃い〜わ、走らん、なんでやろ〜( ´∀`) 」
次回へ続く。
Posted at 2016/02/29 23:24:09 | |
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