2017年06月18日
前後サスペンションを北九州のレイラスポーツさんでOHしました。
その時に聞いた話などをつらつらと。
まずフロントフォークとスイングアームとリアサスについて。
購入直後のストック状態でも、締結トルクやグリスの状態などは
不十分な(製品として出荷できる程度のレベル)場合が多いとの
ことでした。
なので、たとえ新車購入直後でも、スイングアームをばらして
適正トルクで再締結するとか、フォークをOHすることは意味がある
そうです。私も今回、購入後約1年で前後サスをOHしてもらった
わけですが、スイングアームのボルトがさびていたのはちょっと
驚きでした。フォークもわずかにオイル漏れが発見されていたし、
組み直したおかげでサスがよく動くようになり、乗り心地が改善
されて安心して乗れるようになりました。
次にタイヤのこと。やはり標準空気圧の前250kpa/後290kpaでは
高すぎるそうです。これはメーカーやタイヤや車種によってベスト
の圧は変わるので何とも言えません。R750の場合は、OEMである
BT-016だと前210kpa/後250kpaぐらいがいいだろうとのこと。
また、ミシュランが最近出したスポーツタイヤPowerRSについては
公道を前提とするスポーツタイヤではベストだとベタボメでした。
他社のタイヤも高性能なものがありますが、PowerRSはグリップ
と操縦性と耐久性のバランスにおいてほぼ欠点が見つからない
そうです。なお、このタイヤはベストな空気圧が低めだそうで、
R750だと前210kpa/後190kpaぐらいがベストとか。後の空気圧は
かなり低めですね。
もちろんサーキットを視野に入れるなら上のクラスのタイヤになる
わけですが、そうするとライフとか乗り心地は犠牲になるわけです。
私も次はPowerRSを入れようと思ってます。距離も7000kmを超え、
フロントの残り溝は1.5mmくらいなのでちょうどいい時期です。
あと、某Yブログで色んな意味で有名な某テストライダーさんは、
人物特定しているそうです(笑)。昔の仕事で少し関わったと
店主はおっしゃってましたが、まあやはり人物としては少々アレ
との評でした。オートバイ誌のK16さんはメーカーテストライダー
から雑誌業界に入った方で、こちらはブログ氏ほどではないが
それほど評価も高くないという印象でした。
K16さんは昔、箱根でライディングビデオとか撮影してましたが
あれはおそらく無許可だろう、見つかったらつかまると言う話を
してました。私も同感です。○山さんはよく知らんとのこと。
和歌山さんは非常に実力を評価していましたね。交友も深い
そうで、たまにいっしょに走るそうですが、
「あのおっさん速いわー、なんであんな速いん?」
ていうぐらい速いそうです(笑)。今回たまたま北九州まで行って
メンテでお世話になりましたが、その道のプロというものは意外
な(失礼)ところにいるものですね。
再び訪れたいものです。
Posted at 2017/06/18 23:45:21 | |
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2014年10月05日
というわけで変えてきました。DID 520VX2 ZBの感触など。
まず見た目が金色でかっこいいw
Xリングで耐久性がいいらしいが乗った感じではわかるはずもなく。
新品なので変な動きはしないしシフトダウン時のショックも減った。
そういえばスタンドアップしてリアタイヤ回した時もたるんでる部分と張った部分があったので、寿命というほどではないが走行距離なりに劣化していたのだろう。
走り方にもよるが、だいたい1.5万km~2.5万kmが交換の目安と思っておけばいいのではないだろうか。
感動したのは押し歩きが軽いこと。古いチェーンも1年点検で清掃、注油済みだったのだが、それと比べても軽い。やはり新品でグリスも十分に入っているチェーンは動きが違う。
個人的に思うのは、清掃のためにチェーンクリーナーで汚れを落とすと、シール内部に封入されたグリスも少しずつ流れ落ちていくらしいこと。もちろん清掃のあとグリスをつけるのだが、それでもシール内部に封入されているグリスのほうが効果があるのだろう。清掃を重ねるごとにわずかずつ潤滑性が落ちていく気がする。
とは言っても清掃するにはクリーナーをかける必要があるので悩ましい。エンジンオイルなどのある程度粘度のある油で拭き掃除するほうがいいのかもしれない。泥や砂を落とすにはクリーナーが一番効果的だが、難しいところだ。
Posted at 2014/10/05 01:08:35 | |
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メンテナンス | 日記
2014年10月03日
まだ交換してません(
新車から1年経過し、1年点検も終了。走った距離は約17,000km。無精の自分からすればよく走ったものだと感心する。だがこれだけ走ってくると、当然ガタがくる部品も出てくる。タイヤはすでに2セット目に突入しているが、一見耐久性があるようで実は消耗品のパーツ、チェーンが劣化してきた。
走っている時は何でもないのだが、低速でクラッチを切って惰性で進んでいるとステップに微振動が伝わってくる。1回はチェーンの張りを調整して収まったかに見えたのだが、やはり収まらなかった。仕方がないので信頼と安心のアマゾンさんでチェーンを購入。DID 520VX2 ZBである。
Ninja250 / Z250は520チェーンの108コマ、かしめジョイントが標準。これをもとに好きなチェーンメーカーから適合するチェーンを選ぶだけである。とは言ってもDIDかRKぐらいしかないのだが。
明日、土曜日に朝一でバイク屋に行って交換してもらう予定。チェーンではよくある、OリングではないXリングである。高い耐久性と潤滑性、低フリクションだそうなのだが、まあノーマルより高性能なら能書きはどうでもよかったりする。とにかくステップに伝わる微震動さえ消えれば文句はない。
後編に続く(予定)
Posted at 2014/10/03 22:47:27 | |
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2014年09月05日
某戸塚のN○PSでタイヤを交換した。
前タイヤはBT-003ST Hレンジ。すでに前後ともスリップサインまで1mmを切っていて、ハンドリングも安定度が落ちているのがわかっていたので取り急ぎ交換に出向いた。
交換に選んだタイヤはBSのラインナップに追加されたS20Evo Hレンジ。ラジアルの選択肢が増えるのはいいことだ。ほかのタイヤも見てみたのだが、ラジアルタイヤはみな似たような価格帯だった。どうせ替えるならハイグリップがいい。ちなみにバイアスは安かった。Pilot Streetなら前後で2万ちょいだが、ラジアルになると前後で3万を超えるぐらい。
S20Evoはなかなかいい。バンクがちょっと軽すぎる感じはあるが、グリップと接地感がいいのでバンク中も不安なく操作できる。交換直後は新品特有の滑りが大きめで不安だったが、タイヤ表面が適度に荒れてくると落ち着いた。熱の入りも早いので冬や雨でも安心して走れると思う。BT-003STと比べてどちらがいいかは微妙なところだが、町乗り中心ならS20Evoのほうがいいだろう。ただライフのほうはあまり期待できなさそうである。
交換後に行ったツーリングでの帰り。町中を走っているとなにやら違和感が。走り方を変えつつ様子を見ていると、どうやらクラッチを握って惰性走行している時に15~20km/hぐらいの速度でステップに振動が伝わってくるようだ。何度も条件をそろえて実験したがほぼ間違いなかったので、明らかに組み付けミスだった。
店に事情を説明して直させたが、メカニックの説明によればチェーンがはりすぎていたことが原因という説明だった。実は交換直後の引き渡しの時に、チェーンの遊びをチェックして「はりすぎでは?」と質問したのだが、「いやこんなもんですよ」というのでそのまま引き取っていたのである。やはり直感は正しかった。プロなんだから交換後の調整・確認ぐらいはしっかりやってほしいものだ。
ちなみに直させて現象はおさまったのだが、今度は若干チェーンがたるみ気味になってしまった。めんどくさいのでそのまま乗っているが、今度頼む時はもう少しうるさく言うつもりである。
Posted at 2014/09/05 23:34:00 | |
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2014年08月12日
荒れた舗装でのリアタイヤの突き上げに業を煮やして、ついにリアサスを交換した。
交換したサスはオーリンズ。燦然と輝く金色のシリンダー。
だが、国内正規取り扱いのZ250(Ninja250)用オーリンズはリザーバータンクつきの高級品。価格も10万円以上と、250ccの安い車体には似合わない価格である。そこで、ヤフオクや楽天市場で平行輸入品を売っているところから、プリロードと伸び減衰のみ調整可能なサスを購入。こみこみ5万ちょいである。
製造はオーリンズAsiaでタイ製である。英語とタイ語の説明書がついてくる。とりあえずプリロードは初期設定のままで伸び減衰のみ調整して取り付けてもらった。Sport14クリック戻し、Race10クリック戻しが推奨値として記載されていたので、町乗り中心だから18クリック戻しに設定。
走ってみた感触は相応の効果があった。荒れた舗装でも段差ゼブラでも従来のようなリアのばたつきがなくなり、普通に走ってくれるようになった。スポーツ走行はしてないので攻めた時の動きは不明だが、元から攻めて走ることはほとんどないので問題ない。ちょっとダンピングをゆるめ過ぎた気はするので、後で調整はしてみたいが、プリロードは初期状態でも問題ないようだ。
このサス、プリロードがダブルナット式でCスパナを使って別々に回さないといけないのではっきり言って調整がめんどくさい。すでにプリロードをいじる気はゼロでダンピングだけ調整する気満々である。まあ油圧式プリロードなんてものは目が飛び出るほどの価格のサスにしかついていないので仕方がない。
とりあえず目標としていたリアの突き上げ、ばたつきがほぼ解消できたのでよしとする。
正直、YSSから出ているもうちょい安いサスでもよかったかと思ってはいるが、オーリンズブランドだし結果として目標は達成したからこれでいいのだ。Z250のリアが暴れることにお悩みの方はサス交換を検討してみてはいかがだろうか。
Posted at 2014/08/12 21:56:38 | |
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