2014年02月09日
今日は1日中雪かきに追われた。久しぶりの重労働で体中汗まみれだわ腰にくるわでさんざんな1日であった。
関東は降雪が少なく、あってもすぐやんで溶けてなくなるので雪に対する備えは甘い。というより太平洋側の温暖な平野部は自然災害に対して基本的にもろいものだ。個人的には大型の自然災害が予想される時などは、企業自ら社員に対して出勤禁止令を出すべきだと思う。
昨年の夏も大型の台風がきたが、予想通り交通機関は麻痺、路上は車通勤に切り替えた車両で大渋滞という有様だった。極端に高い乗車率の上に遅延運行の列車で体調を悪くした方もいるかと思う。くるとわかっている災害には先手を打てるはずだ。仕事と命をはかりにかけるような企業は考えを改めてほしい。
さて、幸いにも屋根付き駐輪の我がバイクは豪雪にもかかわらずほぼ無事であった。露天駐輪のバイクなどは樹氷状態になったものもあると聞く。夕方まで雪かきで時間を使ってしまったので、薄暗くなってから洗車。今回はホコリが目立ってきたエンジンも含めて車体を丁寧に水洗いしてから拭き取り、ワックスがけ。
そういえばフロントフォークで気がついたことがある。Z250はフォークのスプリングが弱く、リアサスのスプリングが強い。調整機構があるのはリアサスのプリロードだけなのだが、すでに最弱でこれでもまだレートが強い。洗車すると毎回フォークをシリコンスプレーでふいているのだが、スプリングが弱いせいでストローク量が100mm以上ある。
そのせいかわからないが、フォークをふくとわずかなオイル汚れがウェスに付着してくる。オイルシールとダストシールも万能ではないので仕方ないのだが、こう毎回うっすらと汚れているのは気分が悪い。いずれフォークオイルも交換する予定だが、その時はすでに購入済みのプリロードアジャスターをつける予定。
過剰なストローク量も多少プリロードをかければ少しはましにならないかと期待している。フォーク用の強化スプリングも売られているが、純正と比べてどの程度レートが高いのかわからないので怖くて購入できない。試してみた方がいたら是非インプレッションなどお聞かせいただければ幸いである。
リアサスについてはYSSから手頃な価格のものが出ているのだが、純正と比べてスプリングのレートが強いか弱いかわからないので購入に踏み切れない。プリロードは無段階、ダンパーは伸び圧それぞれ調整可能と、機能的には申し分ないのだが、これもインプレッション待ちである。
サスセッティングに関してはカスタム虎の穴の4巻と5巻が非常に参考になる。わけもわからずいじるより、基本を理解していじったほうが得るものは大きいだろう。それにつけても虎オヤジの言葉は胸に響く。
・バイクはバランスの妙である
・目的を持っていじれ、部品を変えることが目的になるな
・いじる時は必ず元に戻せるようにいじれ
・1度に1つだけいじれ。複数いじると原因が特定できない
バイクを買うと、深く意味を考えずにフェンダーレスやバックステップを取り付けたがる人もいるが、フェンダーレスは機能的には何も変わらないし、バックステップもライポジがあっているのか疑問だ。カスタムのためのカスタムならやらないほうがましだと思う。
マフラーなどはひどいもので、音を大きくしたいからつけるという人種がいる。まったく困ったものだ。特に車検制度から外れた250cc以下のバイクはやりたい放題である。某農薬事件で一躍有名になった改造スクーターはひどいものだった。これ以外にも通称イカ釣り漁船と呼ばれるLED電飾が大量についたスクーターやスピーカーをつけて大音量で音楽を流すスクーターなど枚挙にいとまがない。
いじりたい気持ちはよくわかるのだが、他人に迷惑をかけない範囲でいじるというのは絶対条件だと個人的には考えている。フロントフォークやブレーキキャリパーなどの重要保安部品をDIYでメンテする人もいるが、安全を考えればバイク屋に任せるべき部分であろう。走行中にキャリパーが外れたり、フォークオイルが漏れてブレーキディスクにかかったりといった最悪の事態を想定するのは大切なことだ。
などと愚考しつつ、明日からは晴れる見込みらしいが、ツーリングに行こうにもこの雪で山間部は当面走らないほうがよさそうだ。市街地で面白そうなところがあるといいのだが。
Posted at 2014/02/09 22:48:14 | |
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バイク | 日記