2013年11月05日
自分が年を取ったせいなのか、若い免許人口が増えてきたせいなのか
最近は悪い意味で驚くような運転者によく遭遇する。諸兄がそのような
運転者に遭遇した場合、冷静に対処されますように。
○その1 進行方向は安全に決まってる
道路わきのコンビニやファストフード店の駐車場などから、ろくに左右の
安全確認をせずに目の前が空いていれば飛び出してくる運転者がいる。
あそこまで自信を持って飛び出す勇気は理解不能である。最近は道路
の様子をうかがう車両を見ると先に行かせるようになった。
○その2 この車線は俺のもの
左車線のわきに停車した四輪が、運転席側(道路側)のドアをいきなり
バーンと全開にしてゆうゆうと出てくるスマホ片手の運転者。当然だが
安全確認などしていない。視線はスマホに釘付けである。こういう人は
いつか事故ると思うのだが、交通安全を祈願せずにはいられない。
○その3 俺のほうが偉いからお前が止まれ
いわゆる右直上等で強引に右折してくる運転者。こっちがバイクだから
小さく見える=距離があるように見えるらしい。しかしどう見てもそれは
間に合わないだろうというタイミングで急加速して右折しにくる四輪が
結構な確率で存在する。右折待ちの車両がいたら、可能であれば先に
右折させるようになった。
○その4 俺なら安全に追い越せるに決まってる
主に原付や原付2種のスクーターに多いパターン。右ウインカー出して
いる車両の右側、左ウインカー出している車両の左側から強引に直進
追い抜きをかける。間に合ったとしても抜かれた方は冷や汗ものだし、
ちょっとタイミングが悪ければ大惨事である。おかげで常にミラーを見る
クセがつき、スクーターの接近を発見したら先に行かせるようにした。
ほかにもまだまだアッと驚く運転者はたくさんいる。大切なことは、この
ような常識外れの運転者に対して怒りをあらわにしても何の解決にも
ならないということだ。他人の動きは制約できないのである。
どっかの偉い人が言ったそうだが
相手が100%間違っていても、あなたが譲るのが交通安全です
たまにいるのだが、過失割合でこっちの過失を0%にするにはどうしたら
いいとかなんとか言う御仁。まあ気持ちはわからなくもない。だがそんな
戯れ言は自分が無傷で生き残った場合に限りほざけるセリフだ。
事故りました。自分の過失割合は0%でした。相手は自賠責しか入って
おらず治療費や休業補償は不十分で、一生続く後遺症が残りました。
こんな結末では笑い話にもならない。
相手の振る舞いを制約することができないなら、その振る舞いを予測
して安全マージンを確保する運転を心がけたほうが、最終的には自分
の安全を確保することにつながる。
路上交通の世界は避けるが勝ちの世界なのである。
Posted at 2013/11/05 02:04:00 | |
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世相 | 日記
2013年11月02日
都市伝説いろいろ。
○鉱物油は中東産のナフテン系オイルがベースなので品質が悪い
鉱物油は原油から精製した成分のうちエンジンオイルに適する成分(パラフィン油)
をベースに作る。ナフテン油は粘度が非常に低く、エンジンオイルとしては不向きの
ため使われることはない。ナフテン油ベースというのはセールス用のデマである。
○鉱物油はスラッジが発生しやすい
この論理を主張する人が、スラッジが発生しやすい理屈を説明しているのを一度も
見たことがない。たぶん憶測で語ってるのではないだろうか。自分でも調べてみた
のだが、鉱物油にスラッジができやすい根拠は見つからなかった。知っている方が
いたらぜひ教えてほしい。
○短距離しか乗らないので3000kmまたは3ヶ月などのルールを守る必要はない
まったく逆で、短距離高頻度走行はオイルにとってもっとも過酷である。短距離で
エンジン停止を繰り返すとブローバイガス中の水蒸気が冷やされて結露したり、
添加剤の効きが悪くなったり(一番効果的に働く温度が暖気完了の状態)という
ことになり、ロングランより劣化速度は速い。
○スラッジがたまったらフラッシングすれば落ちる
低粘度のフラッシングオイルを少し回したぐらいでは、粘着性のあるスラッジを
落とすことはできない。逆に沈殿していたスラッジがフラッシングでエンジン内を
漂い始める危険がある。フラッシングオイルを抜いても一定量はエンジンに残る
ので、新油を入れても混ざって粘度低下を起こす。百害あって一利なし。
○じゃあスラッジがたまったらどうすればいい?
エンジンをおろしてオーバーホール。粘着性のスラッジは簡単には落とせない。
カムシャフトやロッカーアームなど動弁系にべったり付着することが多いので、
完全にばらしてパーツ単位で物理的に削り落とし、洗浄するしか手段はない。
スラッジが発生する前にオイルを交換するのが最大の対策である。
○100%化学合成
化学的に合成したエステルやポリアルファオレフィン「だけ」でベースオイルを
作れば原理的にはそうなるが、最近は鉱物油から水素化精製したVHVI油も
「化学合成」として売られているようである。このVHVI油は、鉱物油を精製した
油なので厳密には合成油ではない。だがオイルメーカーは成分を公開しない
ため、真実は闇の中である。
Posted at 2013/11/02 18:18:57 | |
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メンテナンス | 日記
2013年11月01日
いわゆる一つのインプレ的な何か。
車体
軽い。250ccだから当たり前かもしれないが、乗ってみても軽さは実感する。
過去NSR250に乗っていたが、それに近い軽さがある。ガソリン満タンでも
重さはそれほど感じない。
足回り
フロントが柔らかくリアがかたい。調整できるのはリアのプリロードだけ。
デフォルト設定ではブレーキングでフロントがかなり沈み、リアは凹凸を
乗り越えると若干はねる感触がある。プリロードを最弱にしてどうかなと
いったところ。いずれ調整したい。フロントは社外パーツでプリロードを
調整するものがあるらしいのだが、今いち踏み切れない。
ハンドリング
ネイキッドでハンドル切れ角もあるので軽快さは感じられる。足回りの
アンバランスさが残念だが、それ以外は悪くない印象。リアサスが
もう少し仕事をしてくれたらもっと楽しくなると思う。OEMタイヤは実用
としては十分だが、もう少しグリップがほしい。
エンジン
今時の250ccなのでパワーはそこそこ。一応、現行250の中では上位
クラスの出力ではあるが、回してパワーを出す設計のようで4000回転
以下の実用性は乏しい。5000~8000回転ぐらいで走るのがいい感じ。
ミッション
かなりローギアードでクロスミッション。6速あるが1速2速と5速6速の
差があまり感じられない。早めにシフトアップして3速中心でエンジン
回転のおいしいところを使って走ると楽しいというか、そういう走り方を
強いられるというか、そんな感じ。
装備
水温・ギアポジがないのはマイナス。基本装備だろーカワサキさんよ。
それくらい標準でつけてくれ。タコがアナログなのはいい。メーターに
謎のECOマーク。そんなのつけないでいいから水温ギアポジを(ry
あとメットホルダーぐらい使いやすいやつをつけてほしい。キジマの
メットホルダー使用中。
とりあえずサスとタイヤは何とかしたいが、タイヤはもう少し減るまで
このまま使う予定。フロントフォークのプリロード調整キャップとリアの
プリロード最弱調整はやってみたい。
Posted at 2013/11/01 00:57:57 | |
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Z250 | 日記