
こちらにご来場のみなさんは、私がひまわりを大好きで
ひまわり畑ツアーをやってるのを知ってる方も多いと思いますが
そのひまわりが 放射能除去に役立つカモって話を
東日本大震災の影響で起きた原発事故による放射性物質の飛散が始まった頃にみました。。
それも すごい効力があるって!?
ブログのネタにしよぉ~か?どぉ~しよぉ~か・・・
色々とみながら考えてましたが やっぱり
福島ひまわりプロジェクト
ってのがあったのでそちらから
「ヒマワリ(向日葵)」
福島県は、東日本大地震、津波、福島第1原子力発電所の事故、これからも続くであろう風評被害に悩まされています。
福島第1原子力発電所から放出されると思われる汚染物質は、ヨウ素131とセシウム137
半減期はヨウ素131が8日間、セシウム137は30年とされています。
半減期とは放射性元素が崩壊し、元の数から半減するのに要する時間の事
通常、放射性元素の危険性が残る期間は、半減期の10倍とされています。
旧ソ連の植物学者がチェルノブイリ原発から100kmの場所にある放射性物質に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培し実験、比較したところ、ひまわりの根はセシウム137を、花はストロンチウム90を蓄積することがわかったそうです。
「危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去することに成功したそうです」とのことですが。。。
→
http://www.mhhe.com/biosci/pae/botany/botany_map/articles/article_10.html
注意:
・水中のウランやストロンチウム、セシウムなどが陸生植物によって水中から除去される実験(水耕栽培)であり、
土壌に含まれる放射性物質を吸収ということではなく、ヒマワリの根の部分を水に浸し、水に溶かしてある二酸化ウランや
二塩化ストロンチウム、硝酸セシウムの濃度がどれだけ低下したかを測定することで、ヒマワリがどれだけそれらを吸収
したかを評価しているようです。
・この論文での実験結果は、ウランとストロンチウム、セシウムの水中濃度が速やかに低下しており、最も速いのがウラン、
次いでセシウム、ストロンチウムということのようで、これらの物質が土壌にありヒマワリを植えることにより、土壌中の
これらの物質をヒマワリが効率的に吸収するのではないか?と考えられます。。
放射性物質を水溶液から吸収して植物体内に蓄積されるものであり、放射性物質を分解したり、消滅させるものではありません。
空気中や根の届かない範囲や空気中の放射性物質に対する効果は期待できませんし、全ての放射性物質に効果があるかどうかも 不明です。
また、土壌の浄化には、植物の除去(処分)・運搬などの処理を行う必要がありますし、吸収するとしても、根の届く範囲しか 吸収できないはずですので、何回も繰り返す必要があります。そのため時間もかかります。
そういう意味で上の記述(20日間で95%除去)というのはデマ。。になります。ね。。
そして、
植物を植えたから問題が解決するというものではなく、その処理まで含めた対応が必要であることに御留意頂きます
よう、くれぐれもお願いします。
事例がないため、どのくらいの吸収率かもわかりませんし、どのくらい期間がかかるかもわかりませんが、
何もしないで汚染されたままにするより、少しでも浄化につながることがあるならば、という希望を捨てたくはありません。
未知なことばかりで、ご指導頂きたい事が、たくさんあります。
賛否両論あると思います。難しい問題も必ず出てくると思います。だからこそ、皆さまの力が必要です。
ひまわりにちょっと期待してみたいです!!
Posted at 2011/05/15 12:53:43 | |
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