2007年02月02日
久留米にもやっと雪が降りました。
雪が降る度に思い出す、
四年前の悪夢を・・・。
時は平成15年1月、
当時俺と彼女はお水。
愛車はS13ワンビア。
その時フロント廻りスポット増しとシルビア顔面に戻すために2ヶ月入院、
そしてドリ天取材を受けた次の日の出来事。
その日は積もる程の雪、
俺と彼女は仕事が終わり、
彼女がどうしても福岡に用事があるけん乗せてってと。
シルビア顔面に戻して気分上々、
彼女と付き合い始めたばっかりでさらに気分上々。
福岡に行ったんですわ、
雪積もってるのに・・・。
行く途中、
軽くスピンしてホイールを縁石に軽くヒット。
買ったばっかりの新品リーガマスターをガジりました。
そこで危ないと気付けばいいものを、
彼女に全開ボケてた俺は彼女の頼みを聞く事しか考えずにさらに福岡へ。
用事を済ませ、
福岡から久留米に帰る時に事件は起きた。
春日でちょっとした坂を下ってると雪でスピン。
中央分離帯に乗り上げるギリギリのところで横を向いて停車。
「良かった」
そう思った瞬間右を見ると、
ホーンを鳴らしっぱなしでトラックが運転席目掛けて突っ込んで来る。
雪で止まれないトラックが迫ってくる、
それはスローモーション。
助手席の彼女の悲鳴ですらゆっくり聞こえた。
運転席ドアにぶつかった瞬間、
ガラスが割れて全身に浴び、
地面が雪のため50メートル程吹っ飛びました。
助手席にいた彼女は震えて泣いている。
彼女の体は大丈夫そう。
俺は激しい鞭打ちと体中に浴びたガラスで全身がチクチク。
警察を呼び、
トラックの人とは保険屋を通して話す事でその場は終了。
江崎さんが積載車で迎えに来てくれるまで、
くの字に曲がったS13の前で呆然と立ち尽くす・・・。
解体寸前の内装すらなかった状態から平島さんと作ったS13。
もう半泣きでした・・・。
そして久留米へ戻ると彼女が「頭が痛い」と言い出す。
自分のせいだ、
もし何かあったら俺は彼女の親御さんに何て言えばいいんだ。
そう思い即病院へ。
検査の結果は鞭打ちと恐怖で精神状態が不安定て事で脳に異常はなかった。
自分だけが死ぬのならそれでいい。
でも乗せた人の人生を終わらせる権利は俺にはない。
それ以来、
雪の日の運転を避け、
助手席に人を乗せてる時に無茶な運転をするのを辞めました。
その翌月、
亡きS13がデカデカとドリ天に載りさらに凹んだ・・・。
事故の一週間後、
BM杯も控えてた俺は、
Dフレにあったタービン交換車のS14後期を大会に勝つためだけに購入。
備北スタイルを意識して、
BNフルエアロと18インチの10.5Jを組むが、
S13の思い出を忘れる事が出来ずにS14を一回も「かっこいい」て思えず、
その時仕事で数ヶ月東京に行く事になり、
大会も嫌になってドリフト引退を決意し、
わずか半年で売却。
東京から帰ってきて、
やはりまたドリフトをしたくなりクレスタを購入して現在に至る。
Posted at 2007/02/02 05:57:40 | |
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