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インプレッサが八戸から横浜にやって来ました！

２月に叔父が亡くなり、残されたインプを譲り受けることになりました。
相続の手続きで時間は掛かってしまったけれど、8月31日に無事、フェリーで川崎港に到着したのです。


このインプレッサＧＣ８。
学生の頃からの憧れのクルマです。



叔父や叔母の想いを乗せて、大切に乗る。
心に決めました。



近所に駐車場を借り、


家族で出かけた先で同じＧＣ８を見つけて並べてみたり、


家の駐車場に無理やり３台入れてみたり、


インプが来てからの３日間、色々と楽しい時間でした。



９月３日（土）
インプ到着から４日目。


この日は早朝５時から洗車場でインプをピカピカに磨いていました。
ラクティス仲間も加わって、インプに同乗走行したり、楽しい時間でした。


夜。


妻と息子は学童の懇親会という事で、インプで送ってあげました。


一人になったので、みなとみらいのスーパーオートバックスにでも行こうと、環状２号を走りました。

遠回りして磯子まで出て、信号待ちで止まっていたその時・・・




一瞬　「カッ！！！」　という音が後方から聞こえた。


反射的にミラーを見ると、何かがミラーいっぱいに映っていたような。


その瞬間、激しい衝撃。

「うわっ！！」


そう叫んだのは覚えてる。


すべてが一瞬の出来事。

衝撃でブレーキを踏みこんだけど、前方の車にぶつかり弾き出した。


一瞬の静寂。


身体は大丈夫。クルマは？？

少しふらつきながら車外へ。


そこには無残なインプレッサの姿が。


リアが潰れ、ウイングが落ちていました。



あんまり思い出したくないから詳しくは書かないけど、現場検証の間、悔しくて悲しくてインプの中で涙が溢れてきました。


叔父や叔母の想いを乗せて、大切に乗る。
そう心に決めていたのに。

もらい事故とはいえ、この場まで走った自分を責めました。


その後、妻に迎えに来てもらいました。
心配そうに俺の顔を見つめる息子を見て、また涙。

八戸の叔母に電話で連絡。
「クルマ、壊れちゃった。ゴメン・・・。」
みんなに迷惑を、心配をかけてしまった。



翌日。


修理工場となったスバルのディーラーで改めてクルマと対面。


リアだけじゃなく、フロントやルーフにまで歪みが。


「右側ドア２枚以外の外板は総取り換えになります」
担当の方から申し訳なさそうに言われました。


保険で補償されるのはクルマの価値の金額まで。
保険屋さんの査定は相場より悪くなかったのですが、修理するにはまだ100万円ほど足りませんでした。

悲しくて、悔しくて、悔しくて、悔しいけど。
叔母とも相談し、このインプに乗り続けるのを諦める事になりました。


フルスピードの玉突き事故だったのに軽いムチウチで済んだのは、この丈夫なクルマと天国の叔父に助けられたと思っています。

４日間。
たった４日しか一緒に走れなかったけど、インプとの４日間は楽しい思い出です。


ありがとう、インプ。
そして、ゴメン。