テールランプ　アース不良？　ブレーキ踏むとポジション点灯？？

この車、この１~２年よく右テールランプがバルブ切れしてました。
そして半年くらい前から、ブレーキ踏むとポジションが点灯するようになりました。
ライトのスイッチをオフにしてもこの現象がおきます。
ちょっぴり恥ずかしいです。

てことで、見てみます。
ネットで調べるとスズキ車には経年とともに発生する不具合のようです。
要するにアース不良による電気の廻り込みですね。アースの品質が悪いのでブレーキの＋電流がポジション配線を通ってアースされるということでしょう。

実は改良済み配線もあるようです。改良品作るならメーカー無償交換すればいいのに・・・。

テールランプ外して、バルブを外します。
Ｓ２５ダブルフィラメントの”THE電球”です。
バルブは少し押しながら左に回すと外れます。

バルブ外しました。
ソケットの中の金属の接点（２点）がブレーキとポジションの＋側接点です。
そしてアース配線は白いプラスチックソケットの切れ目に見えてます。

早速、中央の金属ソケットを外してどうなっているか見てみます。
ソケットは引っ張ると外れます。（外れにくい時はマイナスドライバーなどを使います）

なるほど、金属ソケット自体がアースなんですね。何と原始的でシンプルな・・・。
まぁ、単純で分かりやすいのはイイことです。最近の車は複雑すぎるので、私はこの単純さは嫌いぢゃないですが、品質は維持して欲しいものです。

どうしようかとしばらく考え、とりあえず配線を引き出し、アース線と金属ソケットの通電状況を改善することに。

金属ソケットに直接ハンダ付したり、何か金属接点でもハンダ付すればイイのでしょうが、面倒で・・・・。
ということで、アース配線の被覆をもう少し取り除き金属ソケットとの接触面を増やすことに。
ついでに、ソケットの接触面の清掃もしときました。

そしてこんな風に戻します。
あとは外した時と逆の手順で元に戻して完了。
ブレーキ踏んでもポジション点灯しなくなりました。
どれくらいもつかな・・・。
これでダメなら＋側に整流ダイオードでも入れてみます。

いったん症状改善しました。