今日はホンダディーラーへ。
写真1(本田技研工業公式より拝借)

グレイスの変速ショックが発生するようになっていたのと、変速がガクガクする事が増えていたのでミッションオイルを交換しました。
何故かディーラーは4万キロ周期でないと交換したがらないので、次回来店までに長距離運転するから早くやってくれと、ミッションオイル交換を実施。
今まで1万キロでミッションオイル交換していたので、3万5千キロもミッションオイル放置とか気持ち悪くて仕方ありません。
今後は4万キロ交換をディーラーでやり、1万キロ交換をショップでやる事にしよう。
インプレッサのTM75トランスミッションのミッションオイル容量は3.3L(4WDのTY75は4.0L)だったのにグレイスのDCTフルードは1.6Lしか入らないのでホットハッチの排気量かよ!って突っ込みたくなります。
こんなんで4万キロも持つのか・・・。
ついでにトランスミッションのプログラムも最新バージョンにアップデート。
そういえばフィットのDCTリコールもソフトウェアアップデートだったっけ。
写真2(本田技研工業公式より拝借)

ついでに走行時エンジンノイズが発生するようになってきたエンジンオイル、スノコ・スヴェルト0W-20もホンダ・ウルトラネクストへ交換。
オイル交換したのにエンジンノイズと振動が大きくなってフィーリング悪化しますが、気のせいではないでしょう。
ウルトラネクストを選んだ理由は、インプレッサには剛性に優れたタイヤと堅めのエンジンオイルが合うようにグレイスには剛性低めのタイヤと低粘度オイルが合うと感じているから。
冬仕様はグレイスには重いスタッドレスタイヤを装着していたので20番オイルでしたが、夏仕様は走りの軽いエコロジータイヤですので低粘度オイルでもスルスル進むだろうと。
ちなみに来シーズンからのスタッドレスタイヤは既に対策済みです。
トランスミッションのプログラムアップデートがどんなものか100キロほど軽く走ってきましたが、かなり良くなっています。
変速ショックが消えたのは、もともと変速ショックなんてほとんど無かったので劣化したフルードを新品交換したのが大きいでしょう。
プログラム入れ替えの結果、嬉しい変化が二点ありました。
一番嬉しい変化は、パドルシフト操作がECOMモードでも効くようになった事。
今までパドルシフトは付いているけどSレンジに入れなければ動かなかったのですよ。
いや、効かない訳ではないですが効かない場面が多く使い物になりませんでした。
ですのでこれからはカーブの前でSモードスイッチを入れ、パドルシフトでシフトチェンジし、終わったらSモード解除という面倒臭い手順が消えるのです。
機械は操作した通りに動かないと危険なので付けない方が良いですから、最初からECONモードでも動くのが当たり前のはずなのですけどね。
まあ、動くようになったので良しとしましょう。
カーブの前でシフトダウン、トラクションをかけながらグイグイ曲がる。
当たり前すぎるこの行動ができるようになり、曲がりくねった道が更に楽しくなりましたし、エンジンブレーキを有効活用できるようになりました。
そして嬉しい変化がもう一つ。
巡航中にキックダウンしにくくなりました。
私はエンジンをブン回すよりも低回転にてエンジンのトルクを活かして走るのが好きです。
インプレッサでもポンポンとシフトアップしてゆき、40Km/hも出ていれば5速に入れていました。
グレイスはECONモードが似た動きをするので常用しているのですが、出来の悪いCVTのように少しでもアクセルを踏み込むとキックダウンしてしまうのです。
グレイスはDCTなので一瞬の間が発生してしまうのですが、今すぐ加速したいのに一瞬加速しないんですよ。
この一瞬の間が嫌で嫌で仕方なかったですね。
エンジンのホンダだろ?もっとエンジンを信用しろよ!と毎回思っていたものです。
そんな質の悪いキックダウン特性が無くなり、多少踏み込んだ程度ではキックダウンしないからエンジンとモーターのトルクでスルスルと前にに進んでゆく。
これが気持ち良い。
もちろん踏み込みが強ければキックダウンしますが、これで長距離ドライブの疲労が大幅に減るのは想像に難くありません。
ちなみにフリードは多少踏み込んだ程度ではエンジン回転数上がりませんしCVTなので回転数上がったとしても加速の抜けは発生しません。
俊敏なキックダウンが欲しければECONモード切るかSモード入れれば良いですし、そもそもパドルシフト効くようになったので自分でシフトダウンします。
ちょっとアクセル踏んだだけで勝手にシフトダウンしないでほしいですね。
勝手に変速するのがオートマ最大の弱点ですが、この二点が改善されたおかげで乗り換える気持ちが大幅に減りました。
もうちょっとグレイスに乗ろうと思います。
エンジンオイルについては、走行抵抗の低いエコロジータイヤと15インチにインチダウンした軽いホイールのおかげで快速そのもの。
スタッドレスタイヤ時とは違いスルスルとクルマが前に出ますので、もっと軽いホイールも良いよね?とか思い始めてしまいます。
何故純正タイヤは重い16インチホイールと非エコロジカルなスポーツタイヤだったのだろう…。
ただしウルトラネクストの特性上エンジンがガラガラバサバサうるさいのとエンジン振動が発生する事は我慢しなくてはいけません。
約3,000Km使用したスノコ・スヴェルトのほうがフィーリングは圧倒的に上です。
正直0W-20オイルで静かなドライブを楽しみたい所ではありますが、グレイスには油圧計が付いているのかオイル粘度によってシフトスケジュールが大幅に変わります。
ウルトラネクストはできるだけ電気自動車モードで走ろうとしますが、ウルトラグリーン、0W-20とエンジンオイル粘度を上げるにつれて電気自動車モードの時間は減り、それどころかできるだけエンジンを回そうというシフトスケジュールになります。
できるだけ低回転で巡航したい私としては、ウルトラネクストのシフトパターン&電気自動車パターンの方が良いのですよ。
悩ましい所ではありますが。
もしかしたら「堅めのオイルを選ぶユーザーは走りを楽しみたいという思いが強い」というデータがあって、オイルを堅くするとエンジン主体のプログラムになるのかな?
ホンダ程のメーカーですし、膨大なデータがそろっているはずです。
グレイスに乗っているとスバルの水平対向エンジンは無音無振動の良いエンジンだったなと思います。
正直インプレッサの価格帯であんなにフィールの良いエンジンって無いんじゃないかな。
やっぱりインプレッサは良い意味でバーゲンプライスな車だったなと思いつつ、グレイスの大きな不満がかなり解消されたのでもう少し乗ろうと思ったのでした。
トランスミッションで車のイメージは激変しますね。