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2018年08月18日

ミシュラン・エナジーセイバープラスのインプレッション

グレイスのタイヤをミシュラン・エナジーセイバープラスに履き替えたのでそのインプレッション(感想文)を書いてみましょう。
まず私の購入したタイヤは185/60R15 88H XL(エクストラロード)。
グレイスに限らずですがフィットのタイヤは外側が片減りしやすいため、街中で見るフィットは一様にタイヤの外側が偏摩耗しています。
それならば剛性に優れたタイヤが適しているのではないかとミシュランを選んだ訳ですが、その中でも耐荷重能力の高いエクストラロード品ならばさらに剛性に優れているのでないのか?

もちろんタイヤ剛性を気にしてミシュランを選んだ訳ですが、ストーリーは今考えたもので実際には銘柄とタイヤサイズだけ見て買ったらエクストラロード品だったというよくある話です。
タイヤの耐荷重能力は純正より下げてはいけませんが上げる分には一切問題ありませんので、これはこれで良いかなと。
エクストラロード品という事でスタンダードロード品より少し重いかもしれませんが。


直前まで履いていたヨコハマ・ブルーアース(BA)とミシュラン・エナジーセイバープラス(EP)の比較はこんな感じ。
ドライバビリティ BA << EP
インフォメーション BA < EP
ドライグリップ BA << EP
ウェットグリップ BA << EP
ハイドロ性能 BA = EP
快適性能 BA <<< EP
という事で全部ミシュランの方が上です。


ドライバビリティ
とにかく走りが軽い。
燃費スペシャルタイヤであるブルーアースはアクセルを軽く踏み込むとスルスルと前に出て大変に軽いと思っていましたが、エナジーセイバープラスははそれより軽い。
加速が軽いのでアクセル開度が少なくなって、巡行が楽になっています。

ハンドり切り始めのレスポンスは若干穏やかですが、そこから先のコントロール性能は素晴らしいの一言。
地面にネットリと張り付いているかのように滑らかに向きを変え、ハンドルを操作した通りにクルマが動くという当たり前の挙動をしてくれます。
タイヤ自体のグリップもあるのでハンドリングが楽しいですね。
これを知ってしまうとブルーアースがまるで多角形コーナリングしていたみたい。

また直進安定性は流石ミシュラン。
高速道路を走行していても、横風で他の背の高いクルマが煽られるような状況でもビシっとまっすぐ走ります。
いや、ビシっとまっすぐというと少し違いますね。
ピレリは外乱が発生しようがビシっとまっすぐ走るタイヤですが、ミシュランはそもそも外乱に対して鈍感。
外乱が発生しようが緩やかにいなし、あたかも外乱が無いかのように走れる感じですね。


インフォメーション
エナジーセイバープラスは路面状況がしっかりはっきり分かり、まるで素手で路面を触っているかの如し。
乾いていても濡れていても路面状況がはっきりと分かり、路面があれているのか整っているかもはっきりと分かります。
タイヤの限界も分かりやすいのでスポーティな走りも楽しむ事ができますし、限界を超えても破綻が緩やかなため復帰は容易。

エナジーセイバープラスで驚いた事は、ロードインフォメーションが大変分かりやすいのですが変な振動もありませんしロードノイズも静かなのです。
雑味を除いた路面状況だけをドライバーに伝えてくれる感じで、どんな路面であろうと安心してハンドルを握ることができます。


ドライグリップ
絶対ドライグリップはエコロジータイヤですので大した事はありません。
絶対グリップは期待値の8割程度といった感じで、少し無茶をすれば簡単に限界を超えます。
しかしながら路面状況が的確に分かる事と限界を超えても挙動が穏やかな事から復帰は大変に容易。

時速100キロからのフルブレーキングでは多少ABSが効きながらググっと止まりますが、これはブレーキパッドがカーボンメタルのためである可能性が高く、ノーマルブレーキではABSが動かないかもしれません。
普通に走っていて破綻する事は考えにくいレベルのグリップです。


ウェットグリップ
ウェットと言えばピレリのウェットグリップが素晴らしいですが、ミシュランも同じくウェットに強いタイヤです。
高速道路であろうと峠道であろうとドライとウェットのグリップ変化が極めて少なく、安心してアクセル踏めます。

またタイヤが185幅と細い事もあってハイドロ性能も極めて高く、川のようになっている高速道路でも余裕で走る事ができます。


快適性能
タイヤ履き替えの一番の理由となっていた快適性能ですが、迷っていた国産プレミアムタイヤにしなくて良かったかもしれないと思う程快適です。
乗り心地は大変に良く、道路の細かいうねりなどをスッスッと軽くいなしながら走っている感じで道路が平らであると錯覚してしまいます。
段差の乗り超え軽くいなす感じで、キャビンに伝わる振動はミニマム。

また静粛性においても大変に優れており、無音で走れる区間が大幅に増えました。
ロードノイズが発生する路面もあるのですが、これまでより圧倒的に静か。
高速道路走行においてもロードノイズはあまり大きくならず、普通のトーンで会話ができます。


総評
ミシュラン・エナジーセイバープラスは一般道、高速道路問わずクルマが思い通りに動くのでもっともっと遠くへ走りたくなるタイヤです。
ミシュラン・エナジーセイバープラスのおかげでインプレッサに乗っていた頃に感じていた、一般道をゆっくり流すだけで楽しいと感じる運転する喜びを思い出すことができました。
このタイヤにしてからスピードを出すことも無くなりましたし、攻めて走ろうと思う気持ちも薄くなりました。
だって、普通に運転するだけで楽しいですから。

本当、ミシュラン・エナジーセイバープラスを選んで良かった。
ブログ一覧 | タイヤ・ホイール | 日記
Posted at 2018/08/18 20:58:54

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この記事へのコメント

2018年8月19日 10:48
ワタクシがやってたオンラインアクションRPGに、上級職が実装されたそうなんです
ボス戦に限定したDPSなら上回る従来職もあるし、デバフ役の存在価値は残ってるらしいんですが、上級職と一緒に道中を進むと雑魚キャラは瞬時に蒸発してしまい全く触らせて貰えないと聞きます
精力の救世主と青い地球の間には、そのくらいの差があるのだと理解しました
コメントへの返答
2018年8月19日 18:50
まさに上位互換のジョブって感じですね。
青い地球は一つのステータスだけ強いため使える場面は限られますが、力の守護者は青い地球の得意とするステータスは少しだけ低いものの全ステータスが平均して高くどんな局面でも使えるマルチパフォーマーという感じです。
まさに通り過ぎた後は雑魚が滅びた荒野と言った感じですね。

その分価格が少し上乗せされていますが、入手確定の課金と考えれば安いものです。

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