
ドレンボルトのネジ穴が舐めてしまった
下駄バイクのヴェクスター125。
「ボルトはまだキツく締まってるし、いけるんじゃない?」
という淡い期待は無残に打ち砕かれてしまいました(泣)
下に段ボールを敷いていたら案の定オイル漏れ・・・
面倒くさいけど、時間が経てば
やる気をなくして放置しそうなので
即、作業にとりかかります。
ネットで調べると多くの方がこのようなトラブルに見舞われていますね!
そしてその処置といえばほとんどの方が『リコイル』なるものを使用しているようです。
私はあえてタップ立て直しで臨みます!!
まずは車体を倒して
「うおりゃー!」っと
ネジ穴の確認。
駄目だこりゃ。削れたネジ山がボロボロ落ちてくる・・・
ちなみに純正のネジは、M10の細目(ピッチ1.25)×15
これを、M12の細目×25に変えます。
とりあえず、ハンドドリルでφ10.3の下穴を開けるっす!!
えっ!こんな状態でしかもハンドドリルでまっすぐな穴が開けれるかって??
自分は機械工学専門で3年間穴加工の研究をしてきましたが、
これがたとえボール盤やマシニングセンタであってもキレイな穴開けはできません。
ボール盤は分かりやすいですよね!ドリルが曲がっていくのがよく見えますから。
しかも今回はすでにM10の下穴があいてますので、
自己求心作用で大体穴の中心を進んでいきます。
とはいえ、ドリルの重みで少し下にズレましたけどね。
(これはおまけですが、キレイな同心円というのもなくって、
穴の形は正確には三角形だったり星型だったりするんですよ!)
まっ短時間の手作業でもこんなもんすね☆
横穴が気になりますが、なんかの流路でしょう。
ボルトを変えるので塞いでしまうことになります。
忘れましょう!
ネジもスルスル入っていくですよ♪
んで、エンジン内部に入った切り屑は、
フラッシングゾイルで洗い流します!!
オイル漏れを完全に塞いで精神状態を保つために
銅ワッシャとシールテープと液体パッキンを使用します。
これで多分オーケーでしょう!あとは祈るのみ。
Posted at 2014/02/14 14:07:30 | |
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ヴェクスター125 | 日記