
仕事から戻りましたみさわ@MAZDAですこんばんわ(-´▽`-)
私、仕事が営業なんですけど、週に一回愛知に飛ぶことがありまして、そういう日は400kmほど運転があります。
それも含めて大体一週間で1000km弱の運転がありますんで、まぁ一般的な仕事に比べたら運転距離は多い方になりますかね。
さすがに長距離トラックには敵いませんがσ(´∀`;)
さてブログに戻りましょう。
先日行ってきた新型アクセラの試乗レポートの続きです。
前回のブログで書いたとおり、新型アクセラの試乗に行ってまいりました(-´▽`-)
参考までに、マツダの公式サイトは
こちら
試乗してきたグレードは…
15XD L Package 〔ソウルレッドプレミアムメタリック〕
15S PROACTIVE 〔エターナルブルーマイカ〕
の2グレードになります。
とまぁここまでは前回までと一緒のテンプレートですww
前回までのブログでは、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン別に試乗したフィーリングについて、主に動力関係を中心にレポートしてまいりました。
今回はその他の共通項部分、さらに安全装備に関して触れたいと思います。
しかし、
相変わらずブログ長ぇと嫁にツッコミ入れられましたんで、少し巻き気味で行きましょうww
操舵感 ★★★★☆
しなやかというか、ふんわりしているというか…、一昔前のマツダ車に比べて良い意味でダイレクト感がやや薄い感じがしました。
過去に乗ってた車がFDなんで、ロードインフォメーションは何でもかんでもステアリングを通じてドライバーに届く感覚が普通に染み付いてしまっているのですけど、それって疲れるんですよね。
小さなギャップや道路の軽い傾斜など、いちいちステアリングに返ってくるので、路面状態をしっかり把握できる反面、長距離ではストレスとなります。
その点アクセラのステアリングフィールに関しては、そういったネガな部分をあまり感じさせないようにうまいこと処理してる感じですね。
かといって、いざ曲げる時にはステアリングを切った分だけキッチリ曲がるので不思議な感触。
体感的なモンで説明が難しいですが、ステアリングと路面との間に薄いヴェールが一枚かかっている感覚。ダイレクト感は薄いですが、曲がるという基本動作はキッチリやってます。
足回りとの相乗効果もあるのでしょうが、あまり路面状態がよろしくない試乗コースでもいちいち小刻みに修正舵かまさなくても良かったのは非常に快適でした。
このあたりの処理に、今回搭載されたGVC (Gベクタリングコントロール) が関係してるんだとしたら、なかなかうまい味付けだと思いますよ。
GVCの効果は確かコーナリングだけでなく、直進安定性の向上や、直進時の修正舵の緩和にも一役買っているということだったので、長時間ステアリングを握っていても疲れないこの感覚は長距離運転にはプラスに作用するでしょうね。
ただ、ステアリングの手ごたえが少々軽めなのと、クイックな挙動ではありませんので、スポーツカーのようなステアリングに慣れてると少し物足りなく感じるかも?
内装 ★★★☆☆
質感は悪くありませんが、今のマツダ車は価格帯が総じて上がってきていることを考えると、まぁこのくらいの内装であって然るべきじゃないでしょうかね?
一昔前の安かろう悪かろう、プラスチックでございますなマツダの内装から考えれば全く別次元なのですが、そういう意味では価格以上に質感が向上しているのは好印象です。
しかし、下のクラスであるデミオの内装が余りに上質だったため、厳しいことを言うようですがアクセラももう少し頑張れたんじゃないの?という感覚は拭えませんね。
個人的にはドアスイッチの部分のピアノブラックはいかんでしょ~、指紋だらけになりますって…
空間・収納力 ★★★☆☆
このクラスとしては標準的、またこれといった特徴があるわけではないですね。
個人的には十分なラゲッジスペースの広さだと思います。
私的な判断基準としては大人2人が寝転んで車中泊出来る広さという基準がありますが、現状DYデミオで車中泊できていますので、十分すぎる広さと言えます。高さはDYデミオに劣りますが。
後部座席は少々乗り降りの際に頭が窮屈な印象を受けましたが、まぁ乗車して座る分には標準的な体系の方なら特に問題にはならないと思います。
これといった欠点もないですが光るものもないので★3つで。
安全・快適装備 ★★★★★
まぁ把握しきれんほど色々と付いてます。
マツダ公式の画像を拝借してきましたけど、図にしてみるとこんな感じなんですね。
センサーの塊ですかこれは。
グレードによっては一部別途オプション(ミリ波レーダー)でつける分も含めて、この価格帯の車でここまで装備を充実させている車が他にあるでしょうかね?
そもそも最新のアップグレードなだけあって、今現在マツダのラインナップの中で、最も安全装備が充実してる車じゃないですか?
特に1500ccモデルの 15S PROACTIVE だと210万ちょっとでこの装備。やりすぎでしょ~ww
とりあえず簡単に羅列してみますと。
■ G-ベクタリング コントロール(GVC)
■ アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
■ アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
■ AT誤発進抑制制御[前進時]
■ スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)
■ AT誤発進抑制制御[後退時]
■ 交通標識認識システム(TSR)
■ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
■ リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
■ レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
■ 車線逸脱警報システム(LDWS)
以下はミリ波レーダーを搭載していないグレードはオプション扱いとなる装備。
■ ドライバー・アテンション・アラート(DAA)
■ マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
■ スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
もう何がなんだかわかんねぇな(;´Д`)
詳しくは
マツダの公式でどうぞww
これだけあると、ほんのちょっと試乗した程度じゃ全く試せなかった装備ばかりです。
ていうか試乗で緊急装備発動させちゃまずいですからねww
何せ半数以上が衝突回避だったり、危険回避といった緊急時の装備ってこともあって、まぁ実際に体感できたのはほんのわずかです。
とりあえず試せたもの、試せていたであろうものは以下。
■ G-ベクタリング コントロール(GVC)
■ 交通標識認識システム(TSR)
■ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
■ レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
■ 車線逸脱警報システム(LDWS)
まぁこのあたりでしょうかね。
とりあえず試して体感できたものくらいはレビューしときましょうか。
■ G-ベクタリング コントロール
今回のアクセラマイナーチェンジの目玉と言うべき装備ですね。
簡単に説明すると、発生するGの変化をエンジン側のトルク調整で相殺してしまおうというシステムということです。はっきり言って理屈はわかりますが仕組みはさっぱりわかりませんw
要するにステアリング操作だけでなく、エンジン制御も使って車の挙動を安定させようってわけです。
これ、事前にマツダ広報でも言われていた通り。
地味すぎてさっぱりわかりません(;゚Д゚)
逆に言えば、ドライバーに察知できてしまうほど不自然な挙動ではないということですね。
これは憶測の域を出ませんが、運転していて終始感じていたクラスを超えた安定感に寄与しているものと思われます。走り全体の質感を上げている装備なんでしょうね。
あっても気づきませんけど、多分なくなったら気づくんじゃないかなw
■ 交通標識認識システム(TSR)
公式からヘッドアップディスプレイの画像を拝借してきました。
ヘッドアップディスプレイはデミオのものと比較すると本当に見やすくなってますね。
ちなみに余談ですが、この表示されている項目の中で、今回試せたのは速度表示と交通標識、あと左下にあるレーン認識の3つだけでしたね。
後の表示は一体何なのでしょうね?多分ナビの表示とかクルーズコントロールの表示だったりするんでしょうけど、中央は高速のレーン表示かな?さすがにそこまでじっくりとは試せませんでした。
ちなみにこの交通標識認識システム自体は、単純に街頭に立ってる標識から速度表示やら一時停止やらを読み取るだけのシステムです。
速度はともかくその他標識は見落とし防止には役立つでしょうけど、おそらくシステム自体も見落とす場合があるでしょうから過信するわけにはいかないでしょうね。
読み取った制限速度を超過すると、アラームを鳴らすシステムもありました。
まぁ基本オフにしとくやつですねw昔の車で、高速でキンコンなるやつを思い出しましたよww
■ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
何か左折する時ピコピコ鳴ってました。多分これ。
車線変更時に役立つ装備なんでしょうね。一応体感したというか発動してただけの装備ww
■ レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
■ 車線逸脱警報システム(LDWS)
個人的にこれ目玉装備です。
何に役立つかってと、
高速道路の居眠り事故防止。
ここ近年の私の車の使用状況を思い返してみますと、一日で500km~1000km程度の長距離運転が年に20回以上あります。
当然ですがその多くが高速道路の運転になるわけですが。
眠くならないわけがない。
このシステムのすごいところは、レーンを踏み外した時に警告を鳴らすだけでなく
強制的に走行車線に戻してくれます
これはすごいです。こんな機能をこのクラスの車両に付けちゃうって本気ですか?
車線を踏み越えようとすると、まず警告音と共にステアリングが振動します。
その後踏み越えちゃった場合ステアリングがグイっと動いて元の車線に戻します。
これは設定で警告音だけにすることもできますし、切っちゃうこともできます。
また、作動速度は時速60km以上ということですから、狭い田舎道などゆっくり走っている時には作動しません。幹線道路、高速道路用といった装備ですね。
制限速度60kmの国道で何度か試しましたが、時々レーンを感知してない事がありつつも(速度が足りなかったのかな?)概ね問題なく作動しました。
作動の判断ですが、車速は当然としても、前述した交通標識認識システムも利用しているのかな?と個人的には感じました。
速度が60kmを超えていても、速度標識を認識していない状態だとあまりレーンも認識していなかったように感じたもので。そのあたりはディーラーに要確認ですね。
また障害物や停止車両の緊急回避時はどうなるのかも気にはなります。
回避したのに強制的に引き戻されてぶつかるといったアクシデントになっては本末転倒ですので。
ようやくアクセラ試乗記もこれで全部まとまりましたか。
結局長かったですね(´=ω=`;)
乗り終わった感想ですが…
私は今までもマツダから新車が出るたび必ずディーラーに行って試乗してきました。
まぁそれこそ先代デミオから始まり、初代、2代目アクセラ、現行アテンザXD等々…
ほぼ冷やかしで乗ってる嫌な客ですね…
そんなこんなで、過去に
『凄いと思う車』 は何台もありましたが、
『欲しいと思った車』 は初めてかもしれません。
いつも大体所定のコースを30分ほど試乗しますが、今回に限っては30分乗り終わった挙句にもう30分おかわりしたくらいです。
まぁ前提として車を買い替える意思が既にあった事も要因としてあるでしょう。
また手に届く範囲の価格帯であった事もそれを助けている気もしないではありません。
しかし安全装備然り、走りの質感然り。さらにコストパフォーマンスの観点から言えば、特にガソリンモデルは何も文句をつけるところがありません。
強いて言えばパワーですけど、もうこの歳で200馬力だ300馬力だとイケイケドンドンするだけのバイタリティは正直ありませんし(´=ω=`;)
これでだいぶ候補が絞れてきました…と言いたいところなんですけど。
今回の最大の誤算がひとつ。
ATの完成度が想像をはるかに超えていた事
これは本当に参ってしまいました。今回試乗を終えて、何度 『参ったなぁ』 と言ったことか。
『参ったなぁ』 ばっか言ってるよと嫁に突っ込まれるくらいですから相当でしょう。
実はデミオのガソリンモデルを試乗したときにも薄々は感じていたんですけど、あっちはまだエンジンが非力だった分直視せずに済みました。
何が困るって、今まではMTしか眼中に無かったので、候補となる車は必然的に2WDしか設定が無いので迷う必要がなかったんですよ。
ところがATもオッケーってことになるとAWDも候補に挙がってきてしまう。
選択肢を絞りにいったつもりが…
選択肢を広げて帰ってきてしまいました('A`)