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みさわ&ゆっきー@MAZDAのブログ一覧

2008年12月29日 イイね!

染料インクと顔料インクについて…(・ω・)

とまぁ先週からの一連の年賀状ブログの中で


染料インク顔料インク

という話が出てきましたので、ついでに補足ブログ書いておきます。

もし今後、自分の撮った写真を自分でプリントアウトしたいという人が出てきたときのために、カテゴリーは写真にしときます♪









というわけでブログでも触れましたが、プリンターには


染料インクと顔料インクという2種類のインクが存在します。
間違いの無いように事前に言っておきますが、たとえば染料系インクのプリンターには顔料インクは使えませんし、その反対も然りです。

つまりインク選び=プリンタ本体選び


ということになります。
どちらも使えれば便利ですしそれに越した事はないのでしょうけど…

特徴は以下の通り。







■染料系インク

現在最も一般的に普及しているのが染料系インクです。
巷にあるプリンターのほとんどがこのタイプと言っても過言ではないと思います。
汎用性が高く、どんな用途にもこれといった問題も無く使う事ができます。

染料の名の通り、紙にインクを染み込ませることで印刷をします。
その性質故に乾燥するのが遅く、インクが乾いて本来の発色になるまでに一日程度時間がかかります。
あまり薄手の紙に印刷すると、インクが裏まで染み込んでしまうといった弱点も存在します。
また染み込ませるという性質上、印刷時に多少のにじみが発生することもあります。

色は透明度が高く、発色も色鮮やかな色彩表現が可能です。

しかし耐光性や耐水性に弱く、日射や時間経過による色あせや、水によってにじみが発生したりする場合があります。
どちらかというと長期保存にはあまり向きません。




■顔料系インク

プリンターとしてはややマニアックな部類に入るインクです。
主に中級機以上やプロ機に多く、あまり安価な機種が販売されていないのが大きな特徴です。

染料が紙にインクを染み込ませるのに対し、紙の表面にインクを乗せていくことで印刷をします。
速乾性に優れ、5分もすれば本来の発色になるため、急ぎ完成品の確認を要する場面では圧倒的に優位です。

色は染料系に対してどちらかというと地味な発色を得意とします。
特にに黒やグレーの表現能力は顔料のほうが高いと言われています。
インクを紙の上に乗せていくという性質故、染料と比べてにじみが発生しづらく、よりシャープな描写を表現する事ができます。
逆に光沢紙を使った場合、上からインクを乗せて固着させてしまうため、その光沢間を生かしづらいといった欠点も存在します。

耐光性、耐水性に非常に優れているため、色あせやにじみに対しては非常に強いです。
しかしインクが染み込まないため、表面を強くこすったりするとインクが剥がれ落ちてしまう場合があります。
インクを保護する膜を形成する定着剤スプレーのようなものを使用する事である程度防ぐ事はできますので、その点を注意すれば長期保存向きのタイプと言えます。












染料インク、顔料インクには上記のような特徴があります。
それを踏まえたうえで、どのような場面でどちらが優位なのか?簡単に比較してみましょう。








■価格

プリンター本体の価格は染料系の方が概ね安く、種類も豊富です。
安価な小型機、あるいは複合機といった色々な種類の機種が存在します。

対して顔料系は中級機以上のやや高価なものが多いです。
A3ノビといった大型の用紙に対応しているプリンターも多く、どちらかというと一般向けというよりも、ビジネス、あるいは特殊用途向けといった感じでしょうか。

インクの値段はどちらもほぼ同じですが、顔料系インクはモノによっては小さな家電量販店では扱っていない場合もあるので注意が必要です。

どちらがコストパフォーマンスが高いかというのは難しいところですが、安価でかつ汎用性が高い機種が多い染料系の方がやや優位なのではないかと思います。





■一般用途

通常、文書やハガキといったごくごく一般的に使用するのであれば染料系の方が優位だと思います。
機種の種類も豊富ですので選択肢の幅が広いです。
顔料だとあまり質の良くない紙を使用した場合、想定している印刷結果が得られない場合もありますが、染料ならばそれほどシビアではありません。
特にシビアな状況で長期保存する必要の無いものを印刷するのであれば染料系の方がベターだと思います。





■写真印刷

さて本題の写真印刷ですが、果たしてどちらが優れているのでしょうか…
一般的には中級機以上の顔料系プリンタが好まれる傾向にあるようですが。



はっきり言いますが趣味の問題です



最近では染料系の弱点であった耐光性も改良によって、アルバム保存する程度であれば長期でも保存が利くようなインクも開発されてきましたし、光沢感を失う事が欠点だった顔料系も、その弱点を克服する形のインクが開発されてきています。

写真は趣味のものですから、利点欠点というよりも、その表現能力の差でもって選択すればよいと思います。



より鮮やかな発色を好むのであれば染料系

地味で実直な発色を好むのであれば顔料系



といった感じで。



しかし写真印刷において、顔料系が優位とされるのにはそれなりに理由があります。





まず色の確認がすぐできるということ

写真=色が命です。
自宅でプリントするということは、自分の意図した色がプリントされているかが全てになります。
染料系のように乾いて本来の発色をするまでに一日かかっていたのでは容易ではない…
これは作品作りにおいて致命的ともいえる染料系の欠点であり、顔料系の利点でもあります。


次に中級機以上がラインナップされていること

先ほど価格のところで触れた事とはまったく相反する答えになりますが。
染料系が低価格や高い汎用性、そしてそれに沿ったラインナップにをそろえているということは
逆に考えると顔料系は中級機以上の高級機が多いということです。

一般用途の使用を前提とした機種に比べ、こういった高級機は特殊用途に見合った機能や設定が盛り込まれています。
ゆえにプロやマニア向けの機種が多く、それらはそれに見合った機能を搭載しているということになります。
撮ってパッと出しならさほど高級機は必要ありませんが、じっくり作品を創りあげていく為には設定や機能は多ければ多いほどいいです。


そしてやはりインクの根本性能

写真表現の上でシャープさや自然な諧調性を求めるならやはりどうしても顔料系です。
そして作品の状態を維持する上でもやはり顔料系の方が断然優位です。
いくら改良が進んだとはいえ、染料系にはどうしても退色(色落ち)といった決定的な弱点がありますから。
これはインクの性質の問題ですからどうしようもありませんね。

一般的には派手な発色の染料系が好まれるかもしれませんが、やはりこだわっていくとどうしても自然で忠実な発色をする顔料系が選ばれてしまうのは道理なのかもしれません。
そしてその色をいつまでも長く維持できる顔料系は「作品」を作る上ではこの上ない優位性を持っていると思います。












と、いうわけで写真プリントするのならば、個人的には顔料系をお勧めしますね(-´▽`-)
肌色の表現とか、たまんないっすよ☆

























まぁ…































年賀状はダメでしたけどね(;´Д`)


Posted at 2008/12/30 00:00:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2008年12月26日 イイね!

年賀状できた!…が(;´Д`)

先日のハプニングにもめげず、何とか年賀状を完成させたみさわ@FD3Sですこんばんわ


用途に応じてバリエーションは10種類!
と、言ってもデザインは変わらず、単に定型文が違うだけですけどねww



ここまでは頑張った!
あとは必要部数を印刷するのみ!!





















の前に






















とりあえずテスト印刷してみました(ノ∀`*)
























何か…




































インク滲みまくりなんすけど(;´Д`)








何で…('A`)
インクジェット用の年賀はがき買ったのに…



うちのプリンタはそもそも写真印刷用に買ったので
一般的なプリンタが染料インクを使用しているのに対し
うちのは顔料インクを使用しているんですよ。



染料インクが紙に染み込ませて色を再現するのに対し、顔料インクは紙の上部にインクを乗せるような形で印刷をします。
顔料インクは速乾性が高く、彩度に優れ、色再現性が高い反面、表面にインクを乗せていくという性質上こすれなどに対しては弱い性質を持ちます。




基本的にインクジェット紙が顔料インク非対応という話は聞いたことがありませんが…
しかし印刷結果を見るにちょっと勝手が違うのかも…
うちにある写真用光沢紙使うとものすごく綺麗なんですけど…インクジェット紙ダメかも(;´∀`)




















そう思い、一応調べたところ写真用という光沢年賀はがきが売っているらしいのですが


















これまた






















顔料インク非対応(つД`)

























仕方がないので最終手段として
家電量販店で売っている顔料用の光沢はがき用紙を買ってきて年賀切手を貼るという手段が存在する事をつきとめました(ノ∀`*)
ちゃんと切手にお年玉番号付いているので、これならはがきと大差ありませんし。


まぁ多少絵が滲んでてもいいっちゃいいんですけど…それでもせっかく手間隙かけて加工したんで綺麗に印刷したいと思うのが親心というやつでww





そんなわけでこの方法で行こうか検討中です(-´▽`-)


































あ、でも…インクジェット年賀はがき





























100枚買っちゃったんだ(;´Д`)



Posted at 2008/12/27 01:30:36 | コメント(12) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2008年05月19日 イイね!

ありがとう…D80(。・_・。)

昨年7月


あれからそろそろ1年が経とうとしています(-▽-)



今思えば、半ば衝動的に購入したD80でしたが…
ある意味ではその後の俺の人生を非常に大きく変えるきっかけとなった、記念すべきいわずと知れた俺の愛機ですね。





先日今までの通算シャッター総数を調べてみました。


7770回
あと7枚で7ゾロ目だったなσ(´∀`;)

1年足らずで8000枚弱も写真を撮影してたんですね…








今思えばこの一年、旅行にイベントに、何かあると必ずこいつを持って歩いていました。
最初はデカくて少々持て余していた感は否めませんでしたが、今では手にすっかり馴染み、操作もいちいちパネル見ないでも出来るようになりました(-▽-)

雰囲気のいい観光地や街中なんかでは、「何アレ?」みないな目で見られる事も多々ありましたが、そんなのも気にならなくなりました。










俺やゆっきーに写真というものの楽しさを教えてくれたのはD80




二人の共通の趣味を作ってくれたのもD80




俺らの晴れ舞台を一番写真に収めてくれたのもD80




今まで持ったどのカメラよりも、多く撮影したのもD80











そして











深~い沼に叩き込んでくれたのもD80ww













D80との出会いがなければここまで写真をやっていたかどうかわからないし、詳しく専門的にやってみようという気持ちになっていたかどうか…

結果的には多少お金はかかってしまったけど、写真をひとつの趣味として、生活に華を添えてくれたのは紛れもなくD80だと思っています。


本当に俺にとって記念すべき大事な宝物であり、相棒でした…













こんな事言ってると何かお別れみたいですよね…





























お別れなんです(・_・、)


















実は昨日、新しいオーナーの下へ旅立って行きました。




忙しくて全然ブログ書けていなかった時期、我が家におけるカメラ事情は一変しました。
カメラのみならず、機材、あるいは道具といったもの全て含めて…ですが。
それについてはまたおいおいブログにて触れる事もあるかと思います。


それに伴い、新たなメイン機が増えました。
そしてD80はサブ機といった位置づけになったわけです…


それ自体は何ら問題があることではありませんし、別に構わないと思ってました。







そんな折、友達にカメラを紹介する機会がありました。

実際手にして、撮影してみるうちすごく興味を持ってくれて、D40を自分で買おうかなという話まで出てきていました。
そのときふと思ったんですね…







道具は使われてナンボじゃね?









確かにD80はものすごく大事にしてましたし、これからも大事にしていくつもりでした。
しかし、俺にとって大事にするという事柄が

第一線で活躍させることではなく

防湿庫で大切に保管する事に摩り替わっていやしなかっただろうか?と






カメラはモノですから、幸福云々を論ずるのは筋違いかとは思いますが。







上の二つの選択肢…D80にとってどっちが幸せか?











上で書いたとおり、俺らにとっては大切な一台です。
新しい世界を拓いてくれた、後にも先にももう得る事の出来ない記念の一台です。
ですから手放そうかどうしようか…ゆっきーとも相談して悩みに悩みました。

しかし、俺の元にいたのでは、第一線でバリバリ活躍して、ボロボロになるまで使い込んでもらえる期待は薄いでしょう…
使い倒してもらえることばかりが道具にとって幸せとは限りませんが、俺らの出した結論は



大切に使ってくれる人の下へ送り出そう

でした。








幸い、新しいオーナーは物をとても大事に使う人なんで、心配はしていません(-▽-)

それに見ず知らずの人に渡るわけではないし、見ようと思えばいつだって見れるし、触りたければ貸してもらえばいいだけのことですしね。





でも、娘を嫁に出す親の心境が痛いほどわかりました…







最後に、嫁ぐ前に一枚






今までありがとうD80!


新しいオーナーの下、大事にそして存分に使ってもらえることを切に願う。



Posted at 2008/05/19 21:20:23 | コメント(12) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2008年05月10日 イイね!

続・画像編集におけるディスプレイの重要性(。・_・。)

ずいぶんお待たせしましたが…
ディスプレイのマニアックな話後編です(ノ∀`*)



まぁ誰も待ってないと思うけど(;´Д`)







さて前回、キャリブレーションの重要性についてはお話しましたが(-▽-)
ディスプレイキャリブレーションをしたとしても

必ずしも正しい画像を写しているとは限らない

という思わせぶりな含みを持たせてブログ終了してましたねww
書いた本人も忘れてましたがσ(´∀`;)






その前に…






一度話が逸れますが…
ちょうど俺がグラフィックをやってたのが大体今から7年くらい前になります(-∀-)
その当時はまだCRTディスプレイ(ブラウン管)が主流でしたが、徐々に液晶ディスプレイが出始め、そのコンパクトさ(現在のものと比べれば歴然の差ではありますが)に驚きを隠せなかった記憶があります。

しかし当時、グラフィックに携わる人間の間では



液晶は使えない



が、共通言語みたいなもんでした。
なぜか??







そもそもディスプレイの性能を量る上で避けて通れないものがあります。








色再現域です。









簡単に説明しますと、読んで字の如く、そのディスプレイが再現する事の出来る色の領域です。
CRTが非常に豊かで広い色調表現を可能としていたのに対し、当時の液晶はものすごく色域が狭く、再現できる色の範囲が限られていました。


例えばsRGBという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

sRGBとはstandard RGBの略で、世界的に最もポピュラーな色空間の世界基準の事です。

色空間とは、異なるディスプレイや、またプリンター、スキャナといった異なるハード間であってもこれを基準に色調整をすることによって互換性を持たせ、どれでも同じ発色をするように統一させることを目的に作られた色の基準です。
前回お話したキャリブレーションにも関わる部分でもあるのですが。

例えばディスプレイをキャリブレーションするときに、sRGBを基準にキャリブレーションすると、世界中のsRGBを基準に作成された画像や、同様にsRGBでキャリブレーションされた他のディスプレイに映る画像と限りなく同じ色を自分のディスプレイ上に再現できるようになるわけです。

世界的にパソコンが普及してきた1998年当時、パソコン間で生じる色の誤差を無くす為に定められた色空間の基準なわけです。




ところがこのsRGBという規格…
当時主流だったCRTディスプレイを基準として作成されたものなんです。

察しのいい方はお分かりかと思いますが…
上にも記述した通り、液晶はCRTに比べて色再現域の狭いディスプレイです。


つまりパソコンを扱う上で基準となるはずの色空間であるsRGBを…


当時の液晶は再現できなかった







もちろん再現できない色をディスプレイ上に表示する事は出来ません。

例えば朱色を表現したはずなのに、写っている色はただのだった。

赤紫という繊細な色を表現したかったのに、ただの紫色にしか写っていない。

薄いグレーく、濃いグレーはただくなってしまった。

色域が狭いというのはこういうことです。













つまり、前回のブログの文末で言った言葉。



必ずしも正しい画像を写しているとは限らない、とは
今目の前にあるディスプレイが


写っている画像の色全てを表現しきれていないかもしれない…


という事なんです。





たとえデータ上ものすごく豊富な色域情報を持つ画像であっても、ディスプレイの能力を超えた色域は表現する事が出来ない。
これはキャリブレーションをしたからといってどうにかなるものではありません。
いくら色を合わせようとしても、再現できない色はどうがんばっても再現できないんです…







と、まぁ脅かしてみましたがσ(´∀`;)
2008年現在、液晶の技術も発達してきており、CRTとほとんど遜色無いものも多く、現在sRGBを再現できる液晶ディスプレイも決して珍しくありません。
普通に巷で流通しているごくごく一般的なディスプレイでも、sRGB色空間をカバーしているものはザラです(・ω・)
安い液晶でも、100%再現できずともほとんど誤差なく再現できているのが現状ですね。

そんなわけで、普通にパソコンしている限り現在の液晶ディスプレイならばほとんどの色を再現できていることになりますから、それほど神経質に気にしなくても問題ありません(ノ∀`*)



















ただし





これはあくまでもsRGBを再現する上で…のお話。




実は同じく色空間の規格に、sRGBよりもさらに広い色域をもつ


Adobe RGB


なるものが存在します。
Adobe RGBsRGBに比べてさらに色域が広く、特に青や緑の色域が格段に広いのが特徴です。
フィルムカメラで撮影した写真の発色に近いと言われ、一般的にはフォトグラファーを中心に需要が増加している色空間です。


しかし、先程申し上げた通り
このAdobe RGBはsRGBよりも広い色域を持つ色空間です。
つまり仮にsRGBに100%対応しているディスプレイでも
Adobe RGBは再現しきれないという事を意味します。

そして現在


Adobe RGBを100%再現できるディスプレイはありません。









しかし、最近はこのAdobe RGBにごく近い色域までカバーできるディスプレイも少数ではありますが出始めてきました( *´艸`)

厳密には以前からありはしたのですが、ベラボウに高い価格だったので一般用としては普及していなかったというのが現状でした。
しかし最近は20万を切り、10万円台でAdobe RGBの再現率の非常に高いディスプレイが入手できるようになりました(ノ∀`*)





しかし、最初に断っておきますが、一般的な用途ならばAdobe RGBほどの色域は

全く必要ありません。

たとえデジイチユーザーであっても
中級機まではsRGBの色域でしか撮影できません
ですからsRGBまで再現できれば十分で、Adobe RGBは必要ありません。














しかし、上級機、あるいはプロ機と言われる機材に手を出そうとした場合…
あるいはその性能を100%引き出すためにAdobe RGBの色域が必要となってきた場合…




Adobe RGB

ディスプレイキャリブレーション

色再現域





こういったキーワードを思い出す日が来るかもしれません。
そしてこれらのに足を踏み入れなければならないかもしれませんねσ(´∀`;)


まぁカメラにせよ車にせよ、踏み込んでいけばお金がかかるのは避けられませんけどね…
レンズ沼、カメラ沼、機材にディスプレイ



沼だらけです(´=ω=`;)



























さて、散々広い色域と紹介してきたAdobe RGBなんですが…

実は我々人間の目に写っている色のうちの







半分程度しか再現しきれていません(;´Д`)







人間の目というのは恐ろしいくらい優秀なんですね…



しかしいずれ技術の進歩が人間の目に写る全ての色域を再現できるディスプレイを開発してしまうかもしれないと思うと、それはそれで恐ろしいですが(;´Д`)



Posted at 2008/05/10 18:35:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | 写真 | 日記
2008年04月30日 イイね!

画像編集におけるディスプレイの重要性(。・_・。)

画像編集におけるディスプレイの重要性(。・_・。)突然ですが、ちょっと思い浮かべてみてください(-▽-)


ある日、友達の家に遊びに行きました。
途中ちょっと暇になり、友達の家のパソコンからブログでも更新しようとマイページに飛んだとします。
さて、こんな時です…



「アレ?俺のページってこんな色してたっけ?」



「プロフィールの写真こんなに暗かったかなぁ…」




そう、自宅で見るのと妙に色が違ったり、明暗が違ったりしてビックリした経験ありませんか?
今日はそんなお話です(´∀`)













というわけで、本題に入る前に…

ようやく新居にパソコンが届きました♪

といっても未だにネット環境は整ってませんので、ネットはできませんが…
しかしこいつが来たことで、今まで停滞していた3000枚近くの写真の編集に取りかかれるのは大いなる進歩です♪


まぁどうでもいい話ですが(;゚∀゚)












さて、写真編集するにあたり…
表題ではディスプレイが重要と書きました。




恐らく大半の人が意外に感じるかもしれません…
やはり一般的には画像編集に必要な物と言われて連想するのが


□高性能CPU

□大量のメモリ

□高速のグラフィックボード


こういった実質的なパーツの数々でしょうからσ(´∀`;)

















しかしよくよく考えてみてください…
















今このディスプレイに表示されている色






これって正しい色ですか??










冒頭の例のように自宅と友達の家とでは色が違って見える…

この場合一体どちらが正しくてどちらが間違っているのでしょうか??







例えば写真を編集するに当たり
そもそも自分の使ってるディスプレイに誤差があったとしたらどうでしょうか??

一生懸命データを編集して、その画像を現像したとしても…


全然違う色の写真が出来上がるわけです



自分のディスプレイに誤差がある状況下では、明るさや色をどれほど適正に調整したとしても、当然誤差分だけズレのあるデータが作成されるだけです。
即ち正しいデータを作成する事は皆無に等しいという事です。




そうは言っても、そもそもディスプレイが変われば色も微妙に変わります。
メーカーごとにチューニングも違いますし、当然個体差という事も考えられます。

何を持って正しい色とし、正しいデータとするのか??


















こういった誤差を無くすため


ディスプレイキャリブレーション


というものがあります。





端的に説明すると…

全世界共通の一定の基準に従って、規定どおりの発色をするように自分のディスプレイを調整する作業のことを言います。
こうすることで、世間一般で言う青を誤差のない青で、赤も誤差のない赤として表示することができるようになるわけです。
いわば、自分のディスプレイを世界の絶対基準に調整する作業と言ってしまっても過言ではないでしょう♪


そう


極端に言えば、如何に高性能なPCを持っていようと、如何に優秀なカメラを持っていようと
それを最終的に編集するために表示するディスプレイが誤った色を表示していたとしたら、全く全てが無意味になるということです。

画像編集するためには



データはディスプレイ上で正しく表示されなくてはなりません



撮影した写真が適正であるか否かは、正しく表示されて初めて判断できるからです。







写真、あるいは画像編集を生業とする職人の方々は色の再現性を必要以上に重要視します。
それは当然と言えば当然で、自分が表現したはずの色がきちんと出力されないという状況を最も嫌うからですヽ(`Д´ )ノ

一応元グラフィッカーな自分も例に漏れずσ(´∀`;)
やはり表現したはずの色に誤差があるのは我慢なりません…



と、言うわけで、新PCはしっかりキャリブレーションしときました(ノ∀`*)











ちなみにこのキャリブレーションという作業、市販のキャリブレーションツールを使うことで専用のディスプレイでなくても行うことができます( *´艸`)
ただ、グラフィックボードとの兼ね合いもあるので、事前に対応しているかどうかの確認は必要になると思います。

安いもので15000円から、以降20000円、30000円とピンキリですが…
15000円程度でキャリブレーション出来るのを安いととるか、高いととるかは人それぞれの価値観でしょうねσ(´∀`;)

今現在はともかく、いつかは写真編集を…というのであればディスプレイキャリブレーションは避けては通れない道かもしれませんね(。・_・。)











と、ここまで読むと

別にディスプレイが重要なのではなく、キャリブレーションが重要なんじゃないか?と思われるかもしれません(;゚∀゚)


確かにキャリブレーションは重要なのですが…



そこはしっかり落とし穴があります(´=ω=`;)













どれほどしっかりキャリブレーションをしたとしても、そのディスプレイが写している画像が



必ずしも正しいとは限らないんです(;´Д`)




何故か( ゚Д゚)




…は、長くなったんでまた次回という事で…




てかマニアックなネタになったんで、ここまで読んでる人少ないだろうなぁσ(´∀`;)



Posted at 2008/05/01 00:09:00 | コメント(11) | トラックバック(0) | 写真 | 日記

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