
連日の雨でゲンナリしているみさわ@MAZDAですこんばんわ(-A-)
世間的には連休というやつなんでしょうけど、私の場合、仕事の関係上通常の土日祝日は意味を成しません。
まぁそういう意味では雨が降ろうが槍が降ろうがどうでもいいんですがw
ただ、雨の日の仕事というのもテンション下がりますね(;´Д`)
せめて自分が休みの日くらいは晴れて欲しいところであります。
さて本題。
去る8月31日に、私と嫁と、私の親友の嫁さんの3人で登山に行ってきました。
目的地は北アルプス燕岳。
あまり山に詳しくない方でも、北アルプスくらいは耳にした事があるんじゃないでしょうか?
燕岳というのは北アルプスの外縁部に位置しており、麓の安曇野に近い事もあり、比較的アクセスが容易な山として知られています。
そんな事情もあって、数多くある北アルプスの山々の中でも非常に人気が高く、ハイシーズンには人でごった返すほどの盛況ぶり。
また、地元の中学校が学校登山に利用するなど、地域住民からも愛されている山です。
先日のブログで簡単に触れた百名山の中には燕岳は含まれていませんが、百名山と遜色ないほど人気のある山ですね。
簡単にざっと説明するとそんな感じの山に行ってきました(*´∀`*)
ちなみに、みさわ@MAZDAではなく、みさわ@山屋の目線から書いたブログはこちら。
【山行記録】 久しぶりの燕岳 親友の嫁さんと
山屋目線で書いてあるブログなので、こことはまたちょっと趣が異なります。
小難しくて長いので、お暇のある方は是非どうぞ(-▽-)
まぁ本来こちらは車のブログですんで、あんま山の事をゴチャゴチャ書くのは本筋から外れますねw
なので、詳しい内容に興味のある方は上の別ブログ参照ということで。
ただ、折角山の話題になったことですし…
我々が山に登るようになったきっかけでも簡単に書こうかなと思います(-▽-)

【燕岳】
元々のきっかけは、私の高校時代にまで遡ります。
そもそも私が高校時代、在籍していたのが何を隠そう
『山岳部』でした。
実のところ、私は高校に入ったら弓道部に入るつもりでした。
というか部活見学で弓道部を見に行って、翌日には入部届けを出す予定だったんですよね。
ところが部活見学の帰り道、小中学校と同級生だった親友に呼び止められ、連れて行かれたのが山岳部の部室だったわけです。
そこに居たのは親友の先輩だったわけなんですが、結果としてその日のうちに問答無用で私も山岳部に入部させられる羽目になりました(;´Д`)
今の生活を考えれば、結果的にオーライだったと思いますが…
当時はそりゃ理不尽な話でしたねww

【南アルプス南部】
まぁ元々そんな経緯で入った部活ですから、決して本気で活動していたわけではありません。
もちろん、山岳部ですから色々な山には登りました。
それはそれで非日常で楽しかったですが、その当時の私はアウトドアを楽しんでいただけで、山というものに対してそれほど真剣に取り組んでいたわけではありませんでした。
その証拠に、当時実際に登った山の事を、ほとんどまともに覚えていませんでしたから。
つまり当時の私は、先輩や先生が用意してくれた計画に乗っかっていただけで、決して自分から山について知ろうとはしていなかったんですね。
ですから高校を卒業し、社会人になると同時に山の事なんてすっかり忘れてしまっていました。
ただ漠然と、北アルプスに登った、南アルプスにも登った。
その程度の記憶しか、私の頭には残っていませんでした。

【浅間山】
ただ、そんな中でも唯一鮮烈に私の記憶に残っている山がありました。
山の名前は覚えていません。
ただ覚えているのはその形、そしてその山を見上げる場所にあった山小屋とテント場。
そしてその山の山頂から見た、見渡す限りの山の風景。それだけです。
詳しいことは何も覚えていませんでしたが、その場所が妙に自分の心に焼き付いていました。
2009年。私が高校を卒業してから10年近く経った頃。
ふとしたきっかけから、私はどうしてもその山がどこだったか突き止めたくなりました。
不思議なものです、それまで10年もの間、全く山になど興味を示す事がなかったのに。
それからです、私が山に興味を持ち始めたのは。
そして、まさかそこからここまで山に対してのめりこむなどとは考えもしませんでした。

【鷲羽岳】
そしてついに私は、かつて高校時代に登ったその山を突き止めることができました。
その山の名は
『鷲羽岳』
鷲が羽を広げたように見える山容から、その名がつけられました。
北アルプスの最深部に位置する、本当に美しい山です。
2009年に登山を始めてから1年。
私はようやく 『鷲羽岳』 を突き止め、そしてその山に登るだけの体力と道具を揃えました。
そして、4泊5日の工程で鷲羽岳を目指した僕らを待っていたのは、4泊5日のうち、4日間の雨という非常に過酷な現実だったのです。
夢に見た鷲羽岳の山頂は台風のような暴風雨が吹き荒れ、景色を望む事すらできませんでした。
厳しい現実を突きつけられた我々でしたが、数年後、快晴の鷲羽岳の頂に立つことになります。
上の鷲羽岳の写真はその前日に撮影したものですね。
これまで幾つもの山を登ってきましたが、私にとって最高の山とは今も変わることなく鷲羽岳であり続けています。
長くなりました(;´Д`)
そんなわけで、本当にひょんなきっかけから、今もな我々は山に登り続けています。
まぁ今回の山とはあまり関係のない話でしたねσ(´∀`;)
と、言いつつ、今回登った燕岳の山頂から
ばっちり鷲羽岳見てきましたけどね( *´艸`)
フォトギャラリーどうぞ(-▽-)
【16.08.31】 台風一過の燕岳へ