またまたご無沙汰しております(;´Д`)
先日より仕事も新しい部署に異動となり、ようやく1週間が過ぎました。
10数年前、それこそこのブログを書き始めた当時にやっていた仕事に逆戻りですので、ある意味では懐かしいやら新鮮やら、不思議な気分で仕事をしております。
さて、早いもので今年も残すところあと1ヵ月を切りましたね。
そんなわけで、上記のように仕事もバタバタしている状況ですが、それよりもそろそろ重要な決断を下さなければならない時期に差し掛かってまいりました。
何のこと?と言うなかれ。
このブログを読んでくださっている方にとっては今更でしょう。
まぁ、これまで半年以上に渡り、再三言い続けて来ましたが…
愛車候補の最終選考です。
一応今までの経緯を簡単にまとめてみますと…
そもそも、車を買い替えると思い立ち、
ブログを再開したのがおよそ半年ほど前。
今現在乗っているマーチを手放し、新しく新車を購入すると決めた経緯は
こちら。
その後、次期愛車に求める条件は何かを検討した結果、
最終的に選定項目は以下の10項目となりました。
① デザイン 【★★★★☆】
② カラー 【★★★☆☆】
③ トランスミッション 【★★★★☆】
④ 走行性能 【★★★☆☆】
⑤ 居住性 【★★☆☆☆】
⑥ 燃費性能 【★★★★☆】
⑦ インテリアデザイン 【★★★☆☆】
⑧ 安全装備 【★☆☆☆☆】
⑨ 経済性 【★★★☆☆】
⑩ 価格 【 予算250万 】
星の数は、愛車候補を各項目★5段階で評価した際に、次期愛車として必要な評価値です。
基本的には全ての項目の★評価をクリアした車両が理想ですが、各項目の条件によってはある程度妥協できるものもあります。
各項目の評価基準を簡単に説明しますと…
① デザイン 【★★★★☆】
主にエクステリアデザインですね。
他の項目がどれほど高くても、この項目が★★★★☆未満であれば却下ということになります。
② カラー 【★★★☆☆】
基本的にブルー以外は購入候補になりません。
ですのでカラーラインナップに青系のカラーがない車種はほぼ却下です。
③ トランスミッション 【★★★★☆】
本来ならばMT以外は全て却下のつもりだった項目ですが…
アクセラのATに試乗した際に、ATに対する価値観を覆された関係で、出来のよいATに関してはOKという自分でも考えられない心境の変化を起こしました。
ですからよほど気になる車種ならば、ATしか設定がなくても一度試乗してから決めます。
なおCVTは無条件で却下です。
④ 走行性能 【★★★☆☆】
車としての総合的な性能です。
長距離運転が比較的あるので、快適に長距離が走行できるかが最も重要なポイントになります。
取り回しの良さや、視界の広さといった部分も重要なポイント。なお動力性能は不問です。
⑤ 居住性 【★★☆☆☆】
現在乗っているDYデミオの車内空間を基準の★★★☆☆として算出します。
若干現在のデミオよりは狭めでも許容しますが、大人2人が車中泊できる事が最低条件です。
⑥ 燃費性能 【★★★★☆】
現在乗っているデミオの平均燃費13~15km/Lを基準の★★★☆☆として算出
実燃費で上記ですので、カタログ燃費では18~20km/L程度は必要になるかと。
ここら辺りがほぼ必須条件ですね。
⑦ インテリアデザイン 【★★★☆☆】
⑧ 安全装備 【★☆☆☆☆】
⑨ 経済性 【★★★☆☆】
あたりは正直よほど極端に劣っていなければ問題ない項目です。
なお最も重要な予算ですが、
250万円です。
また、
別ブログでも触れたとおり
排気量は不問ということになっています。
以上の10の項目を必要な基準値で満たす車を最終的に時期愛車候補とすべく、今日までに色々な車も検討してみました。
基本的に我が家はマツダ車が優勢ですが、他社の車も検討してみたのが
こちら。
一応形だけではなく、候補となった車は良く調べた上で吟味したつもりです。
しかし、結果だけ言えば他社の車では、
全ての項目を満たす車はありませんでした。
最終的に4車種残りましたが、4車種共
何かしらの項目を満たせないという結果に終わっています。
というわけで、感情的にも理論的にも
マツダ車から愛車を選ぶ事となりました。
そして最終的に候補として残ったのは…
デミオとアクセラです。
番狂わせが起きるわけでもなく、おおよそ当初から予想していた最終候補ですね。
何のひねりもなくつまらない結果ですが、それだけこの2車種が王道だったという事でしょう。
この2車種であれば、正直もっと早い段階で最終選考する事も可能だったわけですが…
あえてここまで引っ張ったのは
デミオのMCを見届けてから決定するためです。
MCでデミオにもGベクが搭載される事は当初よりほぼ規定路線でしたし、安全装備もアクセラ肉薄するのではないかという噂もちらほらありました。
今の時代、しかもマツダ車はMCによる進化が飛躍的ですから、MCの内容を明らかにしてから検討するのは至極当然と言えますね。
そんなわけで、先日ディーラーに行きデミオのカタログをもらいつつ、新型デミオにも試乗してきましたので、ようやくアクセラとデミオを同じ土俵で比較する事ができるようになりました。
ここからはデミオとアクセラを、上記の10項目に当てはめて評価していきたいと思います。
まず初めにグレードですが、希望予算である250万円以内という条件を満たしつつ、私個人が良いと思うグレードは以下3つになります。
■ デミオ 13S Touring
■ デミオ XD Touring
■ アクセラ 15S PROACTIVE
これらの3グレードを、各10項目の評価基準で比較していきたいと思います。
① デザイン 【★★★★☆】
■ デミオ 13ST 【★★★★★】
■ デミオ XDT 【★★★★★】
■ アクセラ 15SP 【★★★★☆】
デザインはデミオもアクセラも甲乙つけがたいですが、
デミオに軍配。
個人的には前々からデミオのデザインは究極の完成形だと思っています。
一方でアクセラに関しては、前期のデザインはそのボディの重厚感に対してフロントの線が細すぎると感じており、前期のフロントデザインだったら★3という評価だったでしょう。
しかし先日のMCでアクセラがデミオ顔に変わったことによって、私にとってより好ましいデザインに改良されたことで、アクセラもデミオに肉薄する★4となりました。
では何で★5じゃないのかと言われれば…
本当に微妙なレベルですが、アクセラのテールランプのデザインがちょっとだけ気に入りません。
もはやこれは何となくといった感覚のレベルですから、正直イチャモンに近いですねw
② カラー 【★★★☆☆】
■ デミオ 13ST 【★★★★★】
■ デミオ XDT 【★★★★★】
■ アクセラ 15SP 【★★★★★】
今回のMCより追加された
エターナルブルーが非常に良い。
アクセラだけの色かと思いきや、デミオにもラインナップされており、デミオに関してはエターナルブルーとダイナミックブルーの2色を選べる贅沢な状況です。
いずれの青も非常に好みの色なので、問答無用で★5。
ちなみに、アクセラが現行のBM型にFMCした際に、実は購入を検討した時期がありました。
その当時、ディーラーでカタログももらってきて結構まじめに検討したんですが、青系の色がディープブルーとリフレックスブルーの2色しかなく、いずれも個人的にあまり好みの色ではなかったため、結局アクセラ購入を見送ったという経緯があります。
つまり、デザインといいボディーカラーといい、今回のアクセラのMCは私にとっては
望んだものが全て実現したMCだったと言えますね。
③ トランスミッション 【★★★★☆】
■ デミオ 13ST 【★★★★★】
■ デミオ XDT 【★★★★☆】
■ アクセラ 15SP 【★★★★★】
トランスミッションに関しては、ほとんどの車種でMTでもATでも選択できる懐の深さが現状マツダ車最大のメリットとも言えます。
候補となっているデミオにしてもアクセラにしても、
MTでもATでも選択可能です。
先日の
アクセラ15SPの試乗の際にも思いっきりべた褒めしましたが、トランスミッションに関しては文句の付け所がありません。
当初は正直MTしか買う気がなかったのですが、試乗でアクセラのATに乗ったことで価値観を根本から覆される結果となったため、特にアクセラのATに関しては文句無く★5です。
同様に、デミオ13STのATも何度か試乗しましたが、非常に好感触でした。
正直絶対的な動力性能が足りていないのですが、とにかくレスポンスが良いので多少の力不足は気にならないのは見事ですね。
一方でデミオXDTに関しては、これは個人の趣味嗜好の問題ですが、やはりディーゼルということもありレスポンスという点では一歩劣ります。
ディーゼル特有のタイムラグが、何度運転してもどうしても気になるので★4です。
またMTに関しても、デミオXDTの場合燃費スペシャルということで、「楽しく運転する」という観点からはネガティブな意見が聞こえてくるのも事実。
実際に試乗してみたわけではないので断定は出来ませんが、比較的好評価なデミオ13STの5MTや、ロードスターに次いでスポーティーと評価の高いアクセラ15SPのMTと比較するとどうしても一歩劣るのは致し方ないと思います。
その代わりに絶対的な経済性を得られるメリットがあるわけですから。
④ 走行性能 【★★★☆☆】
■ デミオ 13ST 【★★★☆☆】
■ デミオ XDT 【★★★★☆】
■ アクセラ 15SP 【★★★★★】
この項目、動力性能は不問…としてはいるものの、やはり長距離運転においてデミオ13STの動力性能では快適な長距離運転をするのはちょっと…。
決して不足はしないでしょうけど、余裕のある運転ができるかと言えば厳しいと言わざるを得ない。
一方この中で最も余裕のある動力性能を誇るデミオXDTですが、動力性能はあってもやはりシート形状や運転席周りの余裕と言った快適性の部分ではアクセラには一歩及びません。
特にアクセラはオプションで選択可能なドライビング・ポジション・サポートパッケージによるシートの微調整は非常に秀逸。
アクセラの場合、実際に2日間の試乗を経て、本当に長距離が疲れない車であると確認したうえでの評価なのでこれは間違いないでしょう。
また、運転支援システムをフルオプションで装着した場合を比較しても、アクセラの支援システムの方がデミオよりワンランク上であることを考慮すると、やはりアクセラに軍配が上がります。
デミオとアクセラでは車格が違いますから、安定性や快適性に差が出てしまうのは致し方ないかと。
⑤ 居住性 【★★☆☆☆】
■ デミオ 13ST 【★★☆☆☆】
■ デミオ XDT 【★★☆☆☆】
■ アクセラ 15SP 【★★★★☆】
元々の判断基準が
『快適に車中泊をできるか否か』 という項目だけに、アクセラ有利。
デミオ2グレードに関しては、現在乗っているDYデミオと比較した場合、床面積はそれほど差が無いものの、リアハッチの上部の空間が削られている為、後部座席とラゲッジスペースのヘッドクリアランスが非常に狭くなっています。
車中泊という評価基準からすると、少々窮屈なのは否めません。
また、DYデミオと比較すると後部座席のスライド機構が省かれている為、同じ条件で車中泊をしようと思ったらかなり工夫をしなければ快適な車中泊ができそうにない印象でした。
結論から言えば、車中泊できなくはないが少なくとも現在乗っているDYデミオよりも不便ということになるでしょう。よってデミオに関しては★2。
一方、アクセラは
前列シートを倒すことなく後列で車中泊が可能です。
これは一人が運転していても、もう一人が後ろで横になって仮眠が出来るという事でもあります。
デミオの場合は現行にしてもDYデミオにしても、前席を倒さなければ横になるスペースを確保する事が出来ませんから、前席を倒さずに横になれるスペースを確保できるのは強みです。
天井高がやや低い為、車中泊の際上部にやや圧迫感を感じるのはマイナスですが、これだけの広さがあれば十分とも言えます。
少なくとも車中泊という一点においては、現在のDYデミオよりも遥かに快適と言えます。
⑥ 燃費性能 【★★★★☆】
■ デミオ 13ST 【★★★★☆】
■ デミオ XDT 【★★★★★】
■ アクセラ 15SP 【★★★★☆】
流石は内燃機関の刷新に社運を賭けたメーカーだけの事はありますね。
候補となる車種全てで燃費性能の項目をクリアしています。
ちなみに
他社の候補車は、一台たりともこの燃費項目をクリアする事ができませんでした。
10年以上昔のコンパクトカーであるデミオの燃費を越えるという、決して厳しいとは思えない条件だったわけですが。
燃費においては現状、マツダ以外の車がいかにCVTの設定やハイブリッドに依存しているか、非常によくわかる結果となっています。
まぁ他社は今回関係ないのでこのくらいで。
トランスミッションの項目で 『燃費スペシャル』 と書いたデミオXDTが圧倒的燃費性能です。
非常に優れた燃費性能に加え、価格の安い軽油を使用するディーゼルである点も加味すると、実質他社のハイブリッド車並みの経済性を発揮します。
デミオXDTと比較してしまうと見劣りしますが、デミオ13STにしてもアクセラ15SPにしてもカタログ燃費で20km/Lを越えているのは見事です。
また、実燃費との乖離も比較的少ないという事ですので、いずれの車種も期待大です。
⑦ インテリアデザイン 【★★★☆☆】
■ デミオ 13ST 【★★★★☆】
■ デミオ XDT 【★★★★☆】
■ アクセラ 15SP 【★★★★☆】
デミオにせよアクセラにせよ、一昔前のマツダ車からは想像もつかないほど質感が向上しています。
中でもデミオは特に価格からすれば破格の質感だと思います。
しかし、残念ながらデミオは今回のMCによって個人的には評価を落としました。
というのもシートのデザインがMC前と比較してあまり好みではないからです。
具体的に言えば、白の革シートが白黒ツートンになってしまった点、またTouringに設定されていた赤ステッチのファブリックシートが消滅してしまったのも非常に残念。
MC前のままでしたら★5だったのですが…
⑧ 安全装備 【★☆☆☆☆】
■ デミオ 13ST 【★★★☆☆】
■ デミオ XDT 【★★★☆☆】
■ アクセラ 15SP 【★★★★★】
先日アクセラが2016年度自動車アセスメント予防安全評価において
最高ランク「ASV++」を獲得したのは記憶に新しいところですが、更に言えば、この分野の先駆者であり牽引者でもあったスバルのアイサイトを抑え、
最高得点を獲得するという快挙でもありましたね。
正直、安全装備に関しては全く興味が無かったわけですが、愛車候補がこの分野で高い評価を得たというのは嬉しい限りです。
というわけで、当該テスト車両であったアクセラは今や国内最高峰の安全装備車ということになりますので、当然★5ということになります。
一方デミオですが、こちらも今回のMCから安全装備を充実させる事が可能となりました。
しかし、フルオプションで安全装備を選択しても、アクセラの安全装備には及びません。
というのも、アクセラの安全性能のキモである
『アドバンストSCBS』 がデミオには搭載されていないからです。
また、それに付随してレーンキープアシストや交通標識認識システムなども搭載されません。
このクラスの車にしては破格の安全装備と言えますが、最高評価を獲得したアクセラと同等の安全装備にまでは至らないのは車格を考えれば致し方ないとも言えます。
⑨ 経済性 【★★★☆☆】
■ デミオ 13ST 【★★★★☆】
■ デミオ XDT 【★★★★☆】
■ アクセラ 15SP 【★★★☆☆】
まずアクセラですが、このクラスの車としては可も無く不可もなくといったところです。
Cセグメントとしては燃費性能が標準以上にはありますが、まぁ特筆すべきレベルでもありません。
維持費という観点で最も有利なのが13STでしょうか。
タイヤも純正を使うとすれば15インチですし、16インチのデミオXDTやアクセラと比較しても安価。
またオイルもディーゼルに比べて安価で済みます。
ただし燃費性能ではデミオXDTの足元にも及びませんので、その点は一歩劣ります。
デミオXDTは燃費性能だけでも★5の評価をしても十分だとは思います。
しかし、比較的新しい技術を使ったクリーンディーゼル。しかもより小型の15Dということですので、信頼性という意味でガソリンエンジンには遠く及びません。
10年10万キロ程度であれば問題なく走りきるでしょうが、私の想定している15年20万キロということになると、ノントラブルで走破できるという保障はまだありません。
何らかの未知のトラブルで実費修理ということになれば、それまでの燃費性能や経済性で築いたアドバンテージも一発で吹き飛びますので、不確定要素のリスクという点では★4が妥当でしょう。
さて、長くなりましたがこれまでの評価基準の集計を出しましょう。
■ デミオ 13S Touring ★35
■ デミオ XD Touring ★36
■ アクセラ 15S PROACTIVE ★39
まぁ予定調和と言いますか、やはりアクセラが強かったですね。
安全装備と居住性で★2ずつ差をつけたのが非常に大きい。
しかし、デミオXDTとアクセラとは★3の差ということで、これは僅差と言っても差し支えないでしょう。
正直本当に最後まで悩みました。
何せ、デミオXDTのMT車の経済性は比較した車両の中でも群を抜いていましたから。
20万キロノントラブルで走りきれるのであれば、購入価格と相まってアクセラとの金額差はなんと軽自動車一台分にも相当するほどの開きになります。
ですから正直、何かしら未知のトラブルが発生し、10万キロくらいの段階で大きな修理があったとしても、トータルでは経済性の優位は決して揺るぎはしなかったわけです。
ですから、やはり最終的に決め手となったのは、決してお金には代えられない部分でしたね。
上記でも触れましたが、
居住性、安全装備、運転支援装備の部分です。
これは簡単に言えば、安全に快適に長距離を走り、快適な車中泊で楽しい旅を満喫する、という内容に他なりません。
少なくとも今現在の私にとって、長距離ドライブからの車中泊というのは想像以上にウエイトが高かったということになります。
そういう用途であることを鑑みれば、デミオにとっては非常に不利な土俵でしたね。
と、言うわけで…
非常に長々と検討しましたが…
次期愛車はアクセラに決まりです(o´▽`)ノ☆
いや~、長かったですねぇww
今回のブログもですが、そもそも買い替えると決めてから半年以上経ってますからね。
とはいえ、まだ決めなきゃいけないこともあるんで、契約までもう少しお付き合いくださいヽ(゚ー゚ )ノ