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みさわ&ゆっきー@MAZDAのブログ一覧

2016年07月28日 イイね!

愛車FD3Sとの出会いと別れ 後編

出会い、それは我々の人生を豊かにしてくれる、掛け替えのない大切なもの。

我々は日々出会う。
時には人と、ある時は物と。形は違えど、その一つ一つが大切な宝物。
しかし、出会いの数だけ別れもある。

別れとは誰にも平等に、そして必ず訪れる瞬間である。
それがどのような形であれ…







愛車との別れ


皆さんにも経験はありますか?

まだ若い人には愛車を手放す経験をしたことがない方もいるかもしれません。しかし私のように免許を取って十余年、三十路も半ばになりますと、決して避けては通れない道でもあります。
故障、事故、経済的な理由、ライフスタイルの変化、家族が増えた等々…
人それぞれ理由は違うと思いますが、愛車と別れる瞬間と言うのは何度経験しても決して慣れるものではありませんね。
それが、思い出のいっぱい詰まった愛車であれば尚更です。









ブログの更新が止まった頃、時を同じくして私たちは新しい趣味を始めました。
それはお久しぶりですのブログでも書きましたが、山登り




元々私が高校時代山岳部だった事。
歳を重ねるごとに体力低下を徐々に実感していた事。
そんな折、たまたま友達から富士登山をやらないかと誘われた事(結局未だに行ってませんがw)

色々な理由がタイミングよく重なり、車とはまた違ったアウトドアな趣味を手にすることになります。
当初は車趣味の、ドライブの延長線上程度のつもりでした。
元々ドライブで景勝地に行くことは多く、それに単純に簡単な山登りが追加されるだけだと。
しかし、結果としてそこに大きな誤算が生まれます。




本来、運動が嫌いだったはずの嫁が、登山にどハマリしました。
元々山岳部だった私が山を好きなのは当然ですが、歩くことも走ることも嫌いなインドア系の嫁が、まさかそこまで本格的に登山に順応するとは思ってもみませんでしたから。

また、根本的に勘違いしていたのが、ドライブも登山も、家から出るアウトドア系という意味では同じかもしれませんが、その根本は全く別の種類のものだった事です。
一方は車を運転する事が主であり、一方は車は移動と運搬の手段でしかないと言う事。
とかく車の運転という一点に焦点を絞るならば、ドライブとアウトドアはまるで正反対でした。
登山の荷物を積んで、林道のような悪路を分け入っていく事もしばしば。
FDのような車にそのような利用方法を求めるのは無理があります。

これにより、我が家の車の稼働率は圧倒的にデミオに傾倒していく事になりました。




最終的に雪山にまで登るようになったあたりから、生活にも色々と変化が生じてくるようになります。
登山は趣味の域を超え、ライフスタイルと呼んで差し支えないレベルにまで影響を及ぼしました。

それまで、登山はあくまでもドライブや写真の延長線上でしかありませんでした。
今まで 車>写真>登山 だったものが、車=写真<登山 へと推移していきます。


そこまでのライフスタイルの変化がありつつも、FDを変わらず維持し続けてきたのはひとえに私と嫁のFDへの愛着があったからです。
FDはガレージで留守番をする事が増えましたが、それでもこの時点ではFDを手放そうなどと頭の片隅ででも考えた事はありませんでしたから。


しかし2010年12月、状況は一変します。





















2度目の転職


厳密に言えば12月の時点では退職です。
紆余曲折あり、本来ならば即支給されないはずの失業保険でしたが、すぐ翌月より半年間受け取る事が可能となり、私はひと時の休息期間を得ることになります。

しかし、休息期間を得た反面、この時私は結婚後初めてFDを維持する事の負担の多さに直面することになりました。
独身時代は実家住まいですからなんとかなってきた2台維持(最大3台維持)でしたが、結婚後世帯を独立した事で、その負担は段違いとなっていました。
失業保険ですから生活するので精一杯。セカンドカーとして維持していたS14は即座に手放す羽目になり、私の生活の足はリトルカブ(バイク)になりました。

さすがに再就職した際は車が無くて困ってしまったので、最終的には免許を返上した関係で完全に使わなくなった嫁の爺さんのマーチを譲り受けました。
この時は本当にお金が無かったので、今のマーチを譲ってもらった事には心底感謝しています。
つまらん車ですがww








FDが全てだったあの頃と違い、私たちの世界は大きく広がってしまいました。

また同様に、その広がってしまった世界の全てを維持するだけの甲斐性も、資金的余裕も、当時の私には足りていなかったんですね。
誰に迫られたわけでもありません、嫁はそのような事は一言も言いませんでした。しかし現実的な判断で、私は取捨択一をせねばならないと考え始めていました。

どんな理由があるにせよ、それが止むを得ない理由であったにせよ、所帯を持つ一家の主が仕事を辞めるというのはエゴです。
また同様に

FDを維持していくのも私のエゴです。



嗜好性の高い車を手にした事のある人なら誰もが心の中では理解しているでしょう。



現実的に考えて、この車は必要なのか否か。



誰もが頭では理解していますが、直視するわけにはいきません。
現実問題、嗜好性というのは、実用性や経済性とは決して相容れぬものだからです。
趣味なんてものが一銭にもならないどころか家計を圧迫するのは至極当然の事。
そんなことは百も承知で車趣味やってるんです、正直今更それを言うのかよっていう話です。

これが今現在の話ならば…
今の状況と心境であったならば、あるいはFDを維持していく事も可能だったかもしれません。
また、趣味が車のみだったなら…登山や写真といった別の趣味が存在しなければ、私は意地でも車趣味を継続していたかもしれません。
しかし、精神的にも、金銭的にも、失業中で明日の見えない状態だった状況的にも、当時の私に5年後の今現在の私と同じ決断をしろというのも無理な話でしょう。

それに、仮にこのままFDを維持したとして、ガレージの中で埃を被り、思い出したかのように月に数回エンジンをかけてやる事が、果たしてFDにとって幸せな事なのか。
大切に使い倒してくれるオーナーの元で天寿を全うする方が幸せではないのか?

私の考え方は後者です。















こうして、2011年2月。私は嫁と相談し、ある人物に連絡を入れました。


相手は嫁の従兄弟です。
かつて私の結婚式の演出で入場してきたFDを見て一目惚れし、もし手放す時があれば絶対に声をかけてくださいと懇願された相手でした。
まぁ社交辞令もあるでしょう、その言葉を額面どおりに捉えたわけではありませんが、もし万が一私がFDを手放すのであれば、彼に一言伝えてからでなければ礼を失すると思っただけです。
連絡した時の彼の一声は




『売ってください、お願いします』でした。






私的には、『いや、マジでいいのかよww』 と思いましたよ。
だって、決して維持していくのが楽な車じゃない事は、私が一番良く知っているんですから。
リスクも何もかも理解した上での結論ならまだしも、そもそもロータリーの事も何もわからん状態での即決ですから、そりゃ心配にもなります。

でもこの時ふと感じました。

6年前私がFDを買った時も、大して何も考えてなかったっけなぁ…って。
雑誌見て、試乗しに行って、即日契約してきた私が言える事じゃないでしょうwww

ただ純粋にFDに憧れて、ただFDが欲しくて、後先なんて考えずに目を輝かせてたあの頃。
あの頃の自分の面影を彼の中にふと見つけてしまったとき、すーっと腑に落ちました。
私は運命と言うものをそれほど信じているわけじゃありませんが、きっと最期には彼の手に渡る運命だったのでしょう。

2005年冬。FDを買ったあの時、私はラストオーナになるのは自分だと信じて疑っていませんでした。
しかし、どうやらFDの最期を看取るのは私の役目ではなかったのかもしれません。
現実と直面し、夢を見ることが出来なくなった時、私はFDに乗る資格を失ってしまったのかもしれませんね。歳はとりたくないものだなぁと心底思いました。



私の前のオーナーは、FDをことごとく壊してくれました。

それを引き継いだ私は、FDを直して回りました。

そして、彼がFDの最期を見届けてくれるでしょう。




こうして私達の想いと共に、FDは新しいオーナーへと受け継がれていきました。



もしも、仮にもしもがあるとしたら…


もしも、あの時仕事を辞めていなかったら。
もしも、もう少しお金に余裕があったなら。
もしも、他の趣味にかまけていないで車趣味に没頭していたなら。
もしも、車に対する情熱を昔と同じだけ持ち続けていられたなら。
もしも、最後に彼に声をかけていなければ。


この中のどれかひとつでも、もしもが現実になっていなたならば、あるいはFDはまだ私の手元にあったかもしれません。
でも残念ながら、そのもしもは起こりませんでした。
正直、ひとつひとつはそれほど大きな理由ではありません、しかし残念ながら、色々な理由がタイミングよく重なってしまった、ただそれだけの事です。

結論を言ってしまえば、金と情熱を維持できなかった、その一言に尽きます。

至極単純で、でも愛車を手放す最もポピュラーな理由のひとつなんじゃないかと思います。
全く後悔していないかと問われれば、それは嘘になるでしょう。
しかし当時の私の決断を否定する気は一切ありません。
むしろ、よくもまぁこんな大きな決断をしたなぁとすら感じます。


そして今現在…


あの時、FDと共に置いてきてしまった車への情熱が、今再び燻り始めています。
その情熱を、当時FDと共に歩んだこのブログが繋いでくれているのも運命なのかもしれません。

しかし、今の私が求める理想の車の形は、あの当時とは全然違ったものになると思います。
だからといって、当時FDと共に過ごした時間が嘘になるわけではありません。
これからもFDは私の思い出の中で生き続けるし、FDと過ごした6年間が、今の私の車に対する価値観を作ってきたのですから。

長くなりましたが、愛車FDを思い出す機会をいただいて感謝します。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

最後に、一緒に過ごしたFDの写真をフォトアルバムにまとめました。
写真編集をしながら、ちょっと目頭が熱くなってしまったのは秘密ですww




【16.07.30】 FDとの思い出
Posted at 2016/07/30 17:38:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | FD3S | クルマ
2016年07月28日 イイね!

愛車FD3Sとの出会いと別れ 前編

愛車FD3Sとの出会いと別れ 前編ここ数日の涼しさに、いっそのこと夏を通り越して秋になってくれないかなと願っているみさわ@MAZDAですこんばんわ(-´▽`-)

いや、夏は生まれた季節ですし、山登りにも良い季節なんで嫌いじゃないんですけどね。
ただいかんせん代謝がよすぎるもんで、座っているだけで気持ち悪いくらい汗をかきます('A`)


まぁ余談はそのくらいにしておいて、本題です。




つい先日、7年ぶりにブログを更新したのは皆さんの知るところだと思いますが…
そもそも現在の私のブログを見に来てくださっている読者の皆さんは、ほとんどの方が今回の一連のブログが初めましてになるんじゃないでしょうか?
先日のブログでも触れたとおり、ブログを再開した時点で83名のお友達がいたわけですが、その中でも実際のアクティブユーザーは1割程度です。

つまり、私がFDに乗っていた当時を知る人は、みんカラには



もうほとんどいないんですね(´;ω;`)



まぁ、今現在もリアルで繋がっている方も少なくはないですが、時の流れと共にその数も少なくなってしまっているのは寂しい限りです…






とはいえ、せっかくこうやってブログを再び更新するようになったのですから、先日のブログでも書きましたが、是非いろんな方とも交流していきたいと思っています(-´▽`-)
そうなると、自分のことを知ってもらうのが手っ取り早いですよね♪



ブログ開始10年目にして今更の自己紹介ですσ(´∀`;)



まぁ私個人の趣味やら何やらの自己紹介は置いておいて ■\(・_\)=(/_・)/■
せっかくのみんカラなのですから車の話をしましょうか。
今は手元になくなってしまいましたが

私の元愛車、RX-7 FD3Sの紹介をしようかと思います。
ほんの少し写真を更新しましたので、よかったら見てやってください(-´▽`-)


無論、そんな事しなくても過去のブログを読んでもらえれば大体のことはわかると思いますけど…
こんな長ったらしいブログを一から読んでくれる奇特な方はまぁいないでしょうから、適当に抜粋してまとめてみようかと思います。
いや、そもそもお前の過去になんか興味ねぇよって人が大半だと思いますが、そんな寂しいことを言わずにほんのちょっとだけお付き合いくださいヽ(゚ー゚ )ノ














基本、私にとってのみんカラの歴史は、即ちFD3Sとの歴史になります。

また、私のFDとの歴史は修理の歴史といっても過言ではありません。








2005年2月

当時乗っていたトヨタカレンから乗り換える形でFD3Sを購入しました。
この辺りの経緯は愛車紹介の欄にも簡単に書いてありますが
中古車情報誌を見て、現物を見に行き…



その日に即決してきましたσ(´∀`;)



今考えても無謀な行いをしたものです。
若さゆえですね、今では到底考えられない程にアグレッシヴですww




購入直後の写真ですね(。・_・。)
まぁこの3日後に…





早速右フロントのエアロを傷物にしました(´=ω=`;)


まぁありがちですよね~ww
せっかくなんでリアの画像も貼り付けときます。









しかし、私の車の場合この程度の傷は問題にならないくらいの不良を抱えておりました。
これは購入店とのトラブルになるのですが…



修復暦なしの車を買ったのに
修復が必要なレベルのフレーム損傷を負っていました。



この辺りの経緯はこちらのブログに書いてあります。

当時の法律では、仮にフレーム修復が必要な損傷を負っていたとしても
修復していなければ修復暦なし車両として販売することが可能でした。
極論ですが、天井ひん曲がっていても、当時の法律では直していなければ修復暦なしと表記して販売して問題なかったのです。
無茶苦茶な話ですが、その無茶苦茶がまかり通っていた時代が現にあったということです。
販売店との協議の結果、最終的にはフレーム修正をかけて修理する事になりましたが、残念ながら私も10万ほど追い金を出す形になりました。
まぁ言うなれば、購入と同時に
10万払って修復暦車の仲間入りという凄まじい罰ゲームから私のFD人生は始まったわけです。

これで購入店との縁はすっぱり切れたわけですが、残念ながら購入店の杜撰な仕事の悪影響はこれだけに留まらず、後々思い出したかのように重要な場面で噴出していく事になります。






FD購入からしばらくして自損事故を起こし、さらには鬱病により転職という人生のレアイベントを立て続けに消化するという荒業をやってのけましたww

ちなみに自損事故の原因のひとつが、何故か後輪に純正タイヤよりもさらに細いタイヤを履いていたという謎仕様によるものだった事が判明。
まぁ当然購入店舗の作業によるものでしたが、事故るまで気づかない自分も悪いですね('A`)


その後転職を機に、吹っ切れたようにまずは外装チューンを行いました。
前職で貯めた雀の涙の貯金を使いきり、それでも足りなかったので親から借金しての大改装です。








戦闘機みたいなフォルムになりましたね。
外装に関してはほぼこれが最終仕様になります。

ここからみん友とオフ会で交流したりしつつ、車を弄れるみん友の影響も受けながら、徐々に車弄りにも傾倒していきました。






2007年4月


当時のみん友のアドバイスで、パワーFCの中古を安く購入することができたのをきっかけに、ロータリーチューンの老舗、ナイトスポーツさんでセッティングをしてもらう事になります。
当初はパワーFCによるブーストアップと、それに伴うセッティングの現車合わせのみお願いするつもりでナイトスポーツへ行ったのですが…


そこでとんでもない事になりました(゚Д゚;)


ちなみに、FDはシーケンシャルツインターボです。
簡単に説明すると、FD3Sのターボブーストは低回転域ではプライマリータービンのみで加給を行い、一定回転数以降はセカンダリータービンも回すという仕様になっています。
しかし私のFD3Sは



セカンダリータービンが回っておりませんでした(;Д)゚゚




その当時のブログはこちら。


一言で言いますと、デチューンFDに乗っていたようなものです(;´Д`)


さらにこの過程で、オイルパイプの破損、オイルパンの破損、アクチュエーターの破損等々…
破損箇所はこちらのブログにまとめてあります。
セカンダリーが回ったと思ったら、今度はプライマリーが止まるという不具合
こちらの原因は、購入した店が施工した追加メーターの電源を取って来る場所がまずかったらしく、結果ソレノイドバルブが電圧不良を起こしていた模様。

この時の修理箇所の大半は、購入前の事故によって発生していたであろうダメージを修理せずに放置した結果起きたものでした。ろくに整備もせずに売ったということですね。
あるいは専門のナイトスポーツさんでも判明するのに半月以上かかったトラブルですから、そもそも専門外の店のレベルでは技術的にどうにもならなかったのかもしれません。
さらには、整備中の作業ミスによって引き起こされたであろうトラブルもちらほら。
購入時の修復暦騒ぎに端を発する購入店からのトラブルが、ここに来て再び再燃しようとは夢にも思っていませんでした(-A-)

しかし、いかにFDは専門外とは言っても、仮にもレース車両も取り扱っているチューニングショップで購入した車両にしては、あまりにお粗末だったと言わざるを得ませんね。
看板や肩書きというのは額面どおり信用してはいけないという貴重な教訓を得た出来事でした。
また、購入した店の店長が、事あるごとに 『完璧』 を強調していたのを良く覚えていますが、必要以上に 『完璧』 を口にする人間は信用ならんという事も学びましたねww
完璧に整備してお届けされた車両がこのザマですし、完璧にフレーム修正しますと言った割には歪みが残りました。何一つ完璧な仕事をしないお店でしたね( ゚Д゚)



ちなみに、この段階で既に修理代のみで40万ほどかかっております(;゚Д゚)


この時点で、タービン、ホース類、配管類を全てバラした状態の私のFDです。
既に一度バラした時点で工賃は発生して請求されていますので、以後仮に今回の作業範囲内でチューニングパーツを取り付ける場合、脱着工賃は重複して発生しません。
そのまま純正パーツに戻そうが、チューニングパーツを取り付けようが、結局支払う脱着工賃は一緒と言うわけです(;´Д`)

そう言われたら付けなきゃ損じゃないですか…、もうあとはどうにでもなれでしたね。


合計80万弱払ってフルチューンすることにしましたw


せっかく払い終わったのに、借金追加です('A`)
この時装着した装備に関してはこちらのブログから。

この時の教訓は私に下調べの重要性を嫌と言うほど刻み付けました。
これ以降、買い物をする際は神経質なほどに事前に下調べをしてから購入するようになりました。
まぁしかし衝動買いが悪いとは言いませんよ。
結果から言えば、衝動買いしたおかげで、私は私の愛車に出会うことができたわけですから(。・_・。)
若いうちは冒険してもいいのかもしれませんね。

20代の失敗や挫折は、後々笑い話や良い経験として自分の人生を豊かにしてくれます(-▽-)






2008年3月23日


人生の一大イベント、みさわ&ゆっきーの結婚式でした( *´艸`)




最大の見せ場は式場にFDを乗り入れたこと。
会場に設置していたわけではありません、入場の演出として乗り入れをしました(*´∀`*)
こういう演出の出来る式場は全国的にも決して多くないと思いますし、その数少ない式場が非常に近場にあったというのが幸運でしたね(*^ー`)b
仲間内では今でも語り草ですww

ちなみにこの時結婚式に招待した嫁の従兄弟が、私のFDに並々ならぬ憧れを抱きました。
この出来事が後々私と私のFDに大きな変化をもたらしますが、それはまた後編にて。





こうして紆余曲折ありましたが、私の人生の安定と共に、FDもようやく平穏を手に入れました。

触媒に穴が空いたり、神奈川のみん友の家でアラゴスタ装着オフをした帰りに警察に捕まったり
細かい事を挙げれば多少のトラブルはありましたが、概ね平和な毎日だったと思います。

こうして私のブログは7年間の眠りに就くことになりました。
長くなりましたが、ここまでが私がみんカラを始めてから休止に至るまでの大まかな流れです。




こうして振り返ってみると、上に書いたトラブルの大半は、FDを所有していた6年間のうちたったの

2年間の出来事です。

信じられない話ですが、非常に濃密な時間をみんカラとFDと共に過ごしてきました。
トラブルに見舞われること幾多。細かいトラブルやブログの小ネタは数知れず。
当時のみん友からは 『呪われている』 だの、『ネタの神が降りている』 だの好き放題言われたものですが、確かにそういわれても仕方ないレベルのトラブル満載の車でした。

そんな車でしたが大好きでしたし、降りる気など当時の私はさらさらありませんでした。
当時の私に、FDが手元にない今の現状を話したとして、おそらく信じてはもらえないでしょう。
それほど愛着がありましたし、廃車になるまで乗るつもりでしたから…



ここからはみん友の皆さんも知らない、私がFDを手放すまでの顛末になります。




愛車FD3Sとの出会いと別れ 後編へ続く
Posted at 2016/07/28 15:23:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | FD3S | クルマ
2016年07月25日 イイね!

プロフィールその他、更新しました(-´▽`-)

プロフィールその他、更新しました(-´▽`-)先日竜宮城より戻りましたみさわ@浦島太郎ですこんばんわ(-´▽`-)

みんカラに関してはまさしく浦島太郎でございます。
いかんせん10年ほど前にみんカラを始めて以来、更新していた時期よりも、休止していた時期のほうが遥かに長いですから(;´Д`)



さて、そんなわけで休止していた間に色々とシステムも変わりましたね。
いいね!もそうですし、なんか色々変わってて、馴染むのに時間がかかりそうです。
そもそも更新していた当時はスマホじゃなくてガラケーでコメントのチェックとかしてましたしww

それ以前に書いてある情報が7年前で止まってますからね…
まずは一番目に付くプロフィールの中身やら画像やら、7年前のままでしたので、色々と現在の状況に更新してまいりました。
ただ、未だにプロフィール画像が既に手放した元愛車のFD3Sのままですが…
まぁこのあたりはご愛嬌と言うことでσ(´∀`;)
私にとってFDは今でも心の中に生き続ける愛車ですし。



なんせ、今現在乗っている嫁の爺さんから無料で譲り受けたマーチは…




特に愛着ないので(;´Д`)




いや、もちろん譲っていただいたことには心から感謝していますよ。
ただ、みんカラのメイン車両に載せるのはちょっと違うんじゃないかなぁと思ってます、はい。






そういえば、一時期ちょっとだけ乗ってたサーキット用車両S14も愛車紹介に載せときました。


結局10回くらいはサーキット行ったんですけどね、最終的には1年足らずで手放しました。
まぁ愛車紹介の項目でも書きましたけど、サーキット走行という趣味に関しては嫁に反対されはしませんでしたが、一緒に付いて行っても心配で見てられないし、私一人で行けばもっと心配になる…
ということで、配偶者に負担かけてまでやるもんじゃないなぁと、あっという間に熱が冷めました。

昔からそうですが、嫁の理解と同意がしっかり得られない趣味は基本やりません。
独りよがりで続けていても楽しくないですし、遅かれ早かれきっとどこかで冷めていたでしょう。


そんなわけで、このあたりから車の在り方について、少しずつ考え方が変わってくるんですが…
それはまた別の話ですねσ(´∀`;)





あと一番変わってたのは


ブログのスタイルシート(´=ω=`;)


ヘッダーとかフッッダーとか、自作の画像をはめ込んであったはずなんですが…






これですね、そもそもヘッダーの寸法が変わってる??
あれ?何か様式変わったんでしたっけ?あまりに昔のことで




全く身に覚えがありませんな( ゚Д゚)




まぁこのブルーストライプの画面は目がチカチカするんで、そのうち気が向いたら編集しますかね。

まぁそもそも現在はPCから見る人よりスマホから見る人の方が多いのかな?
スマホから見てる人だと、ブルーストライプとかヘッダーフッダーなんて関係ない話ですよねww

皆さんどうやってみんカラ閲覧されてます??








さて、最後になりましたが、今ってこんな設定があるんですね。





私が更新してたころでも、やれ 『PV稼ぎが~』 とか 『読み逃げが~』 とかで少なからずトラブルがあったようですからね。まぁ読み逃げ云々はmixiの方が酷かった記憶がありますが…
そういうのに辟易してた人も一定数いるんでしょうね。
これ設定1にしておくとお友達に誘うボタンも消滅するんですねww


私の場合、お友達は今現在83人いるわけなんですが…
実際のアクティブユーザーは1割強ってとこですねσ(´∀`;)



まぁそもそも私自身が7年間も非アクティブユーザーだったわけですからねw
7年ほったらかしにした今でもコメントやいいね!をくれたり、足を運んでくださるお友達の皆様には感謝の気持ちしかありません。

しかし、思い返してみれば一時期はお友達の新着ブログを一通り読んで、コメントを残して、自分のところに来たコメントを返信しているだけで軽く2時間とかかかっていた時期もありました。
その頃を思うと一抹の寂しさを覚えるのも事実です…

そんなわけで、せっかくの機会ですので



お友達募集します(*´∀`*)




当然ですが、車種問いません、ていうか問えませんww
なんせ次期愛車候補をまだ絞りきれておりませんので (;´Д`)

おそらくデミオかアクセラのいずれかになるでしょうけど、仮にそうならなかったとしてもほぼ間違いなくマツダ車に乗る事になると思います。
とはいえ、現状お友達になっている方々も多種多様な車種に乗られてますし、別に全然マツダ車ユーザーには拘りませんよ♪
趣味その他はプロフィールにも書いてありますが、写真やカメラ、アウトドア、登山と、まぁそれなりに手広くやってます。漫画、アニメ、ゲームなんかも昔どっぷりはまってた時期がありますのでそれなりには知識はあるかとw

せっかくブログ更新を再開したことですし、SNSは人と交流してナンボかなと思う部分もあります。
やっぱりある程度人と関わり持ってないと、どこかで飽きちゃいますからね…
今のところ車種を絞りきってないのであまりこちらから声をおかけすることはないと思いますが、次期愛車候補の目処がある程度付いたところでお誘いさせてもらうことがあるかもしれません。

またその時はよろしくお願いしますm(_ _)m


そんなわけで、基本ヘンな奴ですが、もし少しでも興味を持っていただけましたら


気軽に声をおかけください(*´∀`*)
Posted at 2016/07/25 18:32:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年07月23日 イイね!

新型アクセラ 内装、安全装備他

新型アクセラ 内装、安全装備他仕事から戻りましたみさわ@MAZDAですこんばんわ(-´▽`-)


私、仕事が営業なんですけど、週に一回愛知に飛ぶことがありまして、そういう日は400kmほど運転があります。
それも含めて大体一週間で1000km弱の運転がありますんで、まぁ一般的な仕事に比べたら運転距離は多い方になりますかね。


さすがに長距離トラックには敵いませんがσ(´∀`;)







さてブログに戻りましょう。

先日行ってきた新型アクセラの試乗レポートの続きです。







前回のブログで書いたとおり、新型アクセラの試乗に行ってまいりました(-´▽`-)
参考までに、マツダの公式サイトはこちら
試乗してきたグレードは…

15XD L Package 〔ソウルレッドプレミアムメタリック〕


15S PROACTIVE 〔エターナルブルーマイカ〕


の2グレードになります。
とまぁここまでは前回までと一緒のテンプレートですww

前回までのブログでは、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン別に試乗したフィーリングについて、主に動力関係を中心にレポートしてまいりました。
今回はその他の共通項部分、さらに安全装備に関して触れたいと思います。

しかし、相変わらずブログ長ぇと嫁にツッコミ入れられましたんで、少し巻き気味で行きましょうww





操舵感 ★★★★☆

しなやかというか、ふんわりしているというか…、一昔前のマツダ車に比べて良い意味でダイレクト感がやや薄い感じがしました。
過去に乗ってた車がFDなんで、ロードインフォメーションは何でもかんでもステアリングを通じてドライバーに届く感覚が普通に染み付いてしまっているのですけど、それって疲れるんですよね。
小さなギャップや道路の軽い傾斜など、いちいちステアリングに返ってくるので、路面状態をしっかり把握できる反面、長距離ではストレスとなります。

その点アクセラのステアリングフィールに関しては、そういったネガな部分をあまり感じさせないようにうまいこと処理してる感じですね。
かといって、いざ曲げる時にはステアリングを切った分だけキッチリ曲がるので不思議な感触。
体感的なモンで説明が難しいですが、ステアリングと路面との間に薄いヴェールが一枚かかっている感覚。ダイレクト感は薄いですが、曲がるという基本動作はキッチリやってます。

足回りとの相乗効果もあるのでしょうが、あまり路面状態がよろしくない試乗コースでもいちいち小刻みに修正舵かまさなくても良かったのは非常に快適でした。
このあたりの処理に、今回搭載されたGVC (Gベクタリングコントロール) が関係してるんだとしたら、なかなかうまい味付けだと思いますよ。
GVCの効果は確かコーナリングだけでなく、直進安定性の向上や、直進時の修正舵の緩和にも一役買っているということだったので、長時間ステアリングを握っていても疲れないこの感覚は長距離運転にはプラスに作用するでしょうね。
ただ、ステアリングの手ごたえが少々軽めなのと、クイックな挙動ではありませんので、スポーツカーのようなステアリングに慣れてると少し物足りなく感じるかも?


内装 ★★★☆☆



質感は悪くありませんが、今のマツダ車は価格帯が総じて上がってきていることを考えると、まぁこのくらいの内装であって然るべきじゃないでしょうかね?
一昔前の安かろう悪かろう、プラスチックでございますなマツダの内装から考えれば全く別次元なのですが、そういう意味では価格以上に質感が向上しているのは好印象です。
しかし、下のクラスであるデミオの内装が余りに上質だったため、厳しいことを言うようですがアクセラももう少し頑張れたんじゃないの?という感覚は拭えませんね。
個人的にはドアスイッチの部分のピアノブラックはいかんでしょ~、指紋だらけになりますって…


空間・収納力 ★★★☆☆





このクラスとしては標準的、またこれといった特徴があるわけではないですね。
個人的には十分なラゲッジスペースの広さだと思います。
私的な判断基準としては大人2人が寝転んで車中泊出来る広さという基準がありますが、現状DYデミオで車中泊できていますので、十分すぎる広さと言えます。高さはDYデミオに劣りますが。
後部座席は少々乗り降りの際に頭が窮屈な印象を受けましたが、まぁ乗車して座る分には標準的な体系の方なら特に問題にはならないと思います。
これといった欠点もないですが光るものもないので★3つで。


安全・快適装備 ★★★★★

まぁ把握しきれんほど色々と付いてます。
マツダ公式の画像を拝借してきましたけど、図にしてみるとこんな感じなんですね。



センサーの塊ですかこれは。
グレードによっては一部別途オプション(ミリ波レーダー)でつける分も含めて、この価格帯の車でここまで装備を充実させている車が他にあるでしょうかね?
そもそも最新のアップグレードなだけあって、今現在マツダのラインナップの中で、最も安全装備が充実してる車じゃないですか?
特に1500ccモデルの 15S PROACTIVE だと210万ちょっとでこの装備。やりすぎでしょ~ww

とりあえず簡単に羅列してみますと。

■ G-ベクタリング コントロール(GVC)

■ アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
■ アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
■ AT誤発進抑制制御[前進時]
■ スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)
■ AT誤発進抑制制御[後退時]

■ 交通標識認識システム(TSR)

■ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
■ リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)

■ レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
■ 車線逸脱警報システム(LDWS)


以下はミリ波レーダーを搭載していないグレードはオプション扱いとなる装備。

■ ドライバー・アテンション・アラート(DAA)
■ マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
■ スマート・ブレーキ・サポート(SBS)






もう何がなんだかわかんねぇな(;´Д`)

詳しくはマツダの公式でどうぞww


これだけあると、ほんのちょっと試乗した程度じゃ全く試せなかった装備ばかりです。
ていうか試乗で緊急装備発動させちゃまずいですからねww
何せ半数以上が衝突回避だったり、危険回避といった緊急時の装備ってこともあって、まぁ実際に体感できたのはほんのわずかです。
とりあえず試せたもの、試せていたであろうものは以下。


■ G-ベクタリング コントロール(GVC)
■ 交通標識認識システム(TSR)
■ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
■ レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
■ 車線逸脱警報システム(LDWS)



まぁこのあたりでしょうかね。
とりあえず試して体感できたものくらいはレビューしときましょうか。




■ G-ベクタリング コントロール


今回のアクセラマイナーチェンジの目玉と言うべき装備ですね。
簡単に説明すると、発生するGの変化をエンジン側のトルク調整で相殺してしまおうというシステムということです。はっきり言って理屈はわかりますが仕組みはさっぱりわかりませんw
要するにステアリング操作だけでなく、エンジン制御も使って車の挙動を安定させようってわけです。
これ、事前にマツダ広報でも言われていた通り。


地味すぎてさっぱりわかりません(;゚Д゚)


逆に言えば、ドライバーに察知できてしまうほど不自然な挙動ではないということですね。
これは憶測の域を出ませんが、運転していて終始感じていたクラスを超えた安定感に寄与しているものと思われます。走り全体の質感を上げている装備なんでしょうね。
あっても気づきませんけど、多分なくなったら気づくんじゃないかなw



■ 交通標識認識システム(TSR)




公式からヘッドアップディスプレイの画像を拝借してきました。
ヘッドアップディスプレイはデミオのものと比較すると本当に見やすくなってますね。
ちなみに余談ですが、この表示されている項目の中で、今回試せたのは速度表示と交通標識、あと左下にあるレーン認識の3つだけでしたね。
後の表示は一体何なのでしょうね?多分ナビの表示とかクルーズコントロールの表示だったりするんでしょうけど、中央は高速のレーン表示かな?さすがにそこまでじっくりとは試せませんでした。

ちなみにこの交通標識認識システム自体は、単純に街頭に立ってる標識から速度表示やら一時停止やらを読み取るだけのシステムです。
速度はともかくその他標識は見落とし防止には役立つでしょうけど、おそらくシステム自体も見落とす場合があるでしょうから過信するわけにはいかないでしょうね。

読み取った制限速度を超過すると、アラームを鳴らすシステムもありました。
まぁ基本オフにしとくやつですねw昔の車で、高速でキンコンなるやつを思い出しましたよww



■ ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)


何か左折する時ピコピコ鳴ってました。多分これ。
車線変更時に役立つ装備なんでしょうね。一応体感したというか発動してただけの装備ww


■ レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
■ 車線逸脱警報システム(LDWS)


個人的にこれ目玉装備です。
何に役立つかってと、高速道路の居眠り事故防止。
ここ近年の私の車の使用状況を思い返してみますと、一日で500km~1000km程度の長距離運転が年に20回以上あります。
当然ですがその多くが高速道路の運転になるわけですが。眠くならないわけがない。

このシステムのすごいところは、レーンを踏み外した時に警告を鳴らすだけでなく

強制的に走行車線に戻してくれます

これはすごいです。こんな機能をこのクラスの車両に付けちゃうって本気ですか?
車線を踏み越えようとすると、まず警告音と共にステアリングが振動します。
その後踏み越えちゃった場合ステアリングがグイっと動いて元の車線に戻します。
これは設定で警告音だけにすることもできますし、切っちゃうこともできます。

また、作動速度は時速60km以上ということですから、狭い田舎道などゆっくり走っている時には作動しません。幹線道路、高速道路用といった装備ですね。
制限速度60kmの国道で何度か試しましたが、時々レーンを感知してない事がありつつも(速度が足りなかったのかな?)概ね問題なく作動しました。
作動の判断ですが、車速は当然としても、前述した交通標識認識システムも利用しているのかな?と個人的には感じました。
速度が60kmを超えていても、速度標識を認識していない状態だとあまりレーンも認識していなかったように感じたもので。そのあたりはディーラーに要確認ですね。

また障害物や停止車両の緊急回避時はどうなるのかも気にはなります。
回避したのに強制的に引き戻されてぶつかるといったアクシデントになっては本末転倒ですので。






ようやくアクセラ試乗記もこれで全部まとまりましたか。


結局長かったですね(´=ω=`;)









乗り終わった感想ですが…
私は今までもマツダから新車が出るたび必ずディーラーに行って試乗してきました。
まぁそれこそ先代デミオから始まり、初代、2代目アクセラ、現行アテンザXD等々…

ほぼ冷やかしで乗ってる嫌な客ですね…


そんなこんなで、過去に 『凄いと思う車』 は何台もありましたが、
『欲しいと思った車』 は初めてかもしれません。

いつも大体所定のコースを30分ほど試乗しますが、今回に限っては30分乗り終わった挙句にもう30分おかわりしたくらいです。
まぁ前提として車を買い替える意思が既にあった事も要因としてあるでしょう。
また手に届く範囲の価格帯であった事もそれを助けている気もしないではありません。

しかし安全装備然り、走りの質感然り。さらにコストパフォーマンスの観点から言えば、特にガソリンモデルは何も文句をつけるところがありません。
強いて言えばパワーですけど、もうこの歳で200馬力だ300馬力だとイケイケドンドンするだけのバイタリティは正直ありませんし(´=ω=`;)

これでだいぶ候補が絞れてきました…と言いたいところなんですけど。
今回の最大の誤算がひとつ。


ATの完成度が想像をはるかに超えていた事



これは本当に参ってしまいました。今回試乗を終えて、何度 『参ったなぁ』 と言ったことか。
『参ったなぁ』 ばっか言ってるよと嫁に突っ込まれるくらいですから相当でしょう。
実はデミオのガソリンモデルを試乗したときにも薄々は感じていたんですけど、あっちはまだエンジンが非力だった分直視せずに済みました。

何が困るって、今まではMTしか眼中に無かったので、候補となる車は必然的に2WDしか設定が無いので迷う必要がなかったんですよ。
ところがATもオッケーってことになるとAWDも候補に挙がってきてしまう。




選択肢を絞りにいったつもりが…






選択肢を広げて帰ってきてしまいました('A`)
Posted at 2016/07/24 00:40:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2016年07月22日 イイね!

新型アクセラ 15S PROACTIVE 試乗

新型アクセラ 15S PROACTIVE 試乗夜中窓開けて寝てたら、頭上から雨が吹き込んできたみさわ@MAZDAですこんばんわ(-´▽`-)


梅雨が明けたと思って油断してました…
かといってエアコンつけるほどでもないし、しかし閉め切って寝れるほど涼しくもないしで、まぁ微妙な季節ですね(;゚Д゚)


皆さんも突然の雨にはご注意を!




さて本題。

先日行ってきた新型アクセラの試乗レポートの続きです。







前回のブログで書いたとおり、新型アクセラの試乗に行ってまいりました(-´▽`-)
参考までに、マツダの公式サイトはこちら
試乗してきたグレードは…

15XD L Package 〔ソウルレッドプレミアムメタリック〕


15S PROACTIVE 〔エターナルブルーマイカ〕


の2グレードになります。
今回のブログはそのうちの 15S PROACTIVE の試乗レポートを取り扱いたいと思います。





15S PROACTIVE 〔エターナルブルーマイカ〕


15C、15Sはアクセラの中でも最も手ごろな価格の1500ccガソリンエンジンモデルになります。
その中でも、上級グレードのPROACTIVEは装備を充実させたモデルですね。

初代の頃から1500ccのラインナップはありましたが、その頃と比較すると現在はアクセラ自体の価格が上昇しています。当時であれば下位グレードは今のデミオくらいの値段で購入できました。
初代の頃ならば、2300ccのガソリンエンジンモデルが、車両本体価格で200万円を切っていましたから、その当時を知るものとしては高くなったなぁという印象はあります。
ただし、代を重ねるごとに質感も上がり、また安全装備も充実してきていることを考えれば、必ずしも排気量=価格といった単純な図式は成り立たないと思います。

ディーゼルが主流となってしまった現在、1500ccのみとなってしまったガソリングレードに、マツダがどの程度心血を注いでいるのか興味はあります。





チェックしたかった項目は以下。


アクセラボディで1500ccは非力ではないか?

エンジンサウンドとフィーリングは良好か?

下位グレードでも質感は保たれているか?



1500ccと言えば、私の嫁が乗っているデミオと同排気量になります。
嫁のデミオに比べてアクセラの方が180kg重いですから、単純に考えた場合アクセラの方が動力性能が劣っていても不思議はない計算になります。
まぁうちのデミオは10年以上昔の車ですので、総合的に進化している現代の車が排気量が同じだからという理由でトータル性能が劣るとも思えませんが…

次はエンジンサウンドとフィーリングです。
アクセラのボディで1500ccですから、状況によってはアクセル全開、エンジンフル回転というシチュエーションが確実にあります。
高速、登坂の追い越し、峠道の急坂といった状況では間違いなくエンジン回す必要があるでしょう。
エンジンサウンドが不快であればそこは致命的ですし、非力であればこそエンジンやトランスミッションのレスポンスやフィーリングはより重要になってきます。

はっきり言って 『遅い』 のは百も承知です。
カタログスペックだけ見れば、どう考えても刺激的な走りをする車じゃないのは火を見るより明らか。
低価格、1500ccというグレードなりの出来栄えなのか?あるいは価格やスペック以上に光るものをどこかに見つけることが出来るのか?
それが今回の15Sの試乗のキモとなるわけです。


そのあたりを念頭に置きながら試乗してきました。






動力性能 ★★☆☆☆

街乗りでは全く不足を感じません。むしろ低回転からしっかりトルクがあり、中域まで滑らかに伸びていくのでむしろ全然走りやすい。ゼロから法定速度程度ならば実に快適。
ここはディーゼルと全く逆の特性です。
同排気量で180kg軽いはずのうちのデミオより断然パワフルだったのは本当に驚きました。
街乗りの走りやすさだけに限定すれば★4つ与えても問題ないくらいです。

当然ですが登坂能力はディーゼルと比較になりませんね。
回せばまぁ1500ccなりには加速しますが、何せガソリンエンジンなんで逆に言えば回さなければお話にならない。要するに登坂や追い越しに関しては、もれなくエンジン音がセットで付いてくることを念頭に置いておかねばなりません。
当然ディーゼルと比較してもそれなりにエンジンはうるさいです。
つまり、エンジンのあの 『がんばってる感』 が嫌な人にはちょっと厳しいかな。
私としてはエンジンサウンド自体は嫌いじゃありませんでした。が、しかしあくまでもこれは個人の好みの問題になりますので、私は嫌いじゃない、というところで結論付けておきます。

そもそもガソリンエンジンは回してナンボですので、ガソリンエンジンのグレードを選択するのであれば、このあたりはある程度妥協すべきかなと。
根本的にここが嫌ってことになるとディーゼル一択ということになりますね。
街乗りに関してはかなり良い仕上がりですが、高負荷域では1500ccの域を出ないといったところでしょうかね。


加速フィーリング ★★★★☆

前述した通り、下からしっかりトルクがかかり、走りやすいだけでなくフィーリングもすごく良い。
踏んだら踏んだだけ違和感なく素直に加速しますね。
逆に言えば、そこに甘美な加速性はないです。パワー感とは違うベクトルで優秀ですこれは。
余計な事はしません。言われたら言われただけ素直に従いますとでも言わんばかりの応答性。
こっちの意図はお構いなしにドッカンきたりトルク落としたりするディーゼルとは本当に間逆。
しかし、1500cc以上の仕事はできません、あしからずといった感じで最終的には頭打ちですがw

レスポンスも上々。
これはエンジン性能に拠るのかもしれませんが、アクセルに対する応答性がものすごく良い。
うちのデミオあたりだと、アクセル入力1に対して、加速が2だったり、アクセル5入力してるのに3しか加速しなかったりする場面がありますが、少なくとも今回のアクセラに関してはそういった違和感をほとんど感じませんでした。非常に素直なフィーリング。好感触です。

1500ccのパワートレイン内での加速フィールに限定するならば正直★5つですが、高回転、高負荷をかけるシチュエーションでは当然伸びません。
法定速度の範囲内では何ら非の打ち所がないでしょうが、多少なりとも負荷をかける状況を加味するならば、残念ながら★は4つとなります。


トランスミッション ★★★★★

参りました。
はっきり言いますが私はMT至上主義で、ATなんて進んで選ぶもんじゃないと思ってました。
現在進行形でCVTが糞なのはまぁ当然としても、10年前のデミオの4ATもまぁ糞でしたから。

しかし、現代のオートマチックトランスミッションというのはここまでレベルの高いものなのですか?
シフトアップのスムーズさ然り、アクセルオフからの再加速にしてもほぼ違和感なく必要な時に必要なギアが選択されており、必要な動力が寸分違わず伝達されてくる。
加速時のアクセルオン>キックダウン>加速の一連の流れにしても、あまりにもリニアすぎて本当にディーゼルモデルと同じトランスミッションを搭載しているのか疑問に思ってしまう程でしたよ。

これはガソリンエンジンとトランスミッションとのセッティングが絶妙なのでしょうね。
この価格、ある意味下位のこのグレードで、ここまで驚くほど違和感を感じさせない仕上がりができるとは…正直感動です。
『あぁなるほどね、これがSKYACTIVなんだ』 と勝手に納得しました。

少なくとも私としては一切不満はありませんね。
逆に言えば、下手なMT操作はこの車の調和を崩してしまうかもしれないとすら思います。


静粛性 ★★★☆☆

書き忘れたのであわてて追記です。
ディーゼルの項目でも触れましたが、同じ車体のはずなのにディーゼルの方が静かでした。
決してこちらもうるさいわけではないのですが、ディーゼルの18インチよりも小さい16インチを装着しているにもかかわらず、ディーゼルよりもロードノイズを拾っている。
この場合ディーゼルの静粛性の高さを褒めるべきでしょうかね。何か特殊な遮音処置を施しているのでしょうかね?一度ディーラーで聞いてみようかな。
クラス平均から考えれば並以上の静粛性はあると思います。
ただし高速走行時のロードノイズは未知数です。何せ下道しか試乗できてませんので。




ガソリン車特有の項目はざっとこんなところでしょうか?




はっきり言って事件です。



過去自分が望んで購入した車は100%MTだった私が、まさか
AT 『で』 良いではなく、AT 『が』 良い
などと思うことがあろうとは…

この車に関して言えば、よほどMTに強い拘りがあるのでなければATを選ぶのが良い。
実際にMT車に乗ってみたわけではありませんが、少なくともこれだけ調和の取れたAT制御の中に、中途半端にMT操作が介在する余地はない。
必要ならばパドルシフトをポチっとすれば、下手なMTよりもよほどスムーズに変速してくれる。
私が実際この車を買えと言われたら、MTにしようかATにしようか死ぬほど悩みます。
それほどまでに動力系と駆動系とのバランスが絶妙です。


やたらとべた褒めしましたが、正直言いますとこれ、面白い車ではありません。
市街地を普通に過不足なく走り、誰が運転しても無理なく、思うように平凡に走る。そういう車です。
特徴が無いのが特徴。しかし欠点もないという、無個性を体現したような車だと思います。

キャラクター性で言えばよほどディーゼルでしょう、ああいうクセの強い車を乗りこなすというのが本来の車好きの求める本懐のように思います。
15XDが圧倒的に力強い野生の荒馬ならば、15Sはよく躾の行き届いたありきたりな競走馬ですね。
FDに乗っていた頃の私ならば、間違いなく


『良く出来た車だけど個性はなく平凡』

『癖は強いが楽しむならディーゼル』


と評価していたに違いありません。
事実、当時の私だったら乗らんでしょう、この車は。
多分上記のようなことを力説したところで 『うーん、でも1500ccじゃなぁ…』 でばっさり切って落として終わりという光景が目に浮かぶようです。

残念ながら、絶対的な動力性、また所有欲を満たす価値観はこの車にとって数少ない欠点です。
アクセルを思い切り踏む機会がそう多くなくとも動力性能を求める方もいますし、月に2.3日しか乗ることは無いけれど、高級な車に乗りたい方もいるでしょう。
車格というものがありますから越えられない壁は存在します。
しかし人馬一体をコンセプトに作られたロードスターが、一度は2000ccにサイズアップしたエンジンを再び1500ccにダウンサイジングした事から鑑みても、人馬一体を体現するには必ずしも動力性能は必須ではないというマツダのひとつの答えをこの車からは見て取ることが出来ますね。
パンチはありませんが、良く作りこまれた素晴らしい車だと思います。


しかし、この価格でこの完成度の車はそうそうお目にかかれるもんじゃないと思います。
まだ全然触れていませんが、今回評価した項目のほかにも快適装備や安全装備が盛りだくさん。
コストパフォーマンスで言ったら、このグレード最強じゃないですか??

ディーゼルを推したいであろうマツダさんには悪いですけど…
アクセラのフラグシップは15S PROACTIVEじゃないですかね。まぁ実際一番の売れ筋になるでしょうけどw








なお、後日同車両をマツダの48時間試乗キャンペーンで試乗してまいりました。
そのときの詳細なブログは以下になります。


新型アクセラ 15S PROACTIVE 48時間試乗レポート


詳細ではありますが、かなり長いブログになります。
まぁこのブログに辿り着いた方の多くは、新型アクセラに興味があったり、あるいは購入候補だったりする方なのでしょうから、そのへんはあまり気にならないかもしれませんねw
何か参考になれば幸いです。






ついでに、フォトアルバムもどうぞ。お勧めのエターナルブルーマイカです(-´▽`-)


【16.07.14】 新型アクセラ試乗 15S PROACTIVE
Posted at 2016/07/22 20:52:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ

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