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みさわ&ゆっきー@MAZDAのブログ一覧

2021年08月04日 イイね!

ロードスターへの軌跡 最終回【確定】

ロードスターへの軌跡 最終回【確定】連日の猛暑により、体調を崩しかけているみさわ@22XDですこんばんは(;´Д`)

もうね、ひたすら暑い。
あまりの暑さに一晩中エアコンをつけて寝たら今度は喉やられるというジレンマ。

暑さを甘んじて受け入れるか?風邪をひくリスクを承知でエアコンをつけて寝るか?
非常に悩ましい今日この頃です…




さて本題…


嫁のデミオをロードスターに買い替えるという話から始まった今回の一連のブログ。
今回をもっていよいよ最終回となります。

まぁ前回のアクセラの時のことを思えば短くまとまっているとも言えますが…
元々1年くらいかけて、だらだらとネタを引っ張る予定だったことを考えれば、2週間程度でキッチリ締めることができてよかったのかもしれません。
とはいえ、個々のブログがいちいち長いので、期間は短くともそれなりに読み応えはあったのではないでしょうか?

まぁ余談はそのくらいにして…







購入車種は『ロードスターRF』に決定

ということで、それはブログの一番最初からネタバレしてましたので既定路線。
あとは細かい項目について最終決定をしなければなりません。
具体的には以下


① トランスミッション
② グレード
③ 色



ですね。
それでは順番に発表していきましょうかね。







① トランスミッション


まず『ロードスター』を買うと決めた時から、どの車種、どのグレードになろうとも譲れないと決めていたのはトランスミッションです。


これは最初からMTで確定してました。


理由はいくつかありますが…
まず大前提として、私は前回購入したアクセラ22XDを除き、過去に自らの意志で購入した車は全てMTです。
アクセラ15Sを試乗した際のブログの後半にも書いていますが、そもそも私がATを選ぶこと自体が事件だったわけで、22XDにATを選んだのが例外中の例外でした。

別段ATを貶めるつもりはありませんが、一方でスポーツカーはMTで操るのが醍醐味であると思っているのも否定しません。
もちろん『RF』はATでゆったり乗るのも良いという意見は理解できますし、賛同もしますが、私自身はそれを望まなかったというだけのことです。


もう一つの理由としては、そもそも

実際乗ってみたが好みではなかった

という点が非常に大きかったです。

実は、アクセラ納車待ちの際にディーラーから貸し出された代車が、何を隠そうロードスターのATでした。
こちらのブログにも書いていますが、この時点で『ロードスターはMT』と自分の中で結論を出しています。
代車として結構な距離を乗って、違和感を覚え、よくよく調べて納得したんですが、ロードスターのATはスカイアクティブではなくアイシン製です。
誤解のないように言っておくと、別にアイシン製ATの品質が悪いと言いたいわけではなく、単純に

マツダ車との親和性がスカイアクティブより低い

と感じたのが最大の理由でしょうか。
最も疑問に感じたのは、踏力一定でブレーキングしていたところ、ATのシフトダウンによるショックでi-DMに白ランプが点いた時でした。
『それはダメだろ…』と口に出してしまったくらいです。
まぁもちろんアイシン側からすればマツダのi-DMなんて知ったこっちゃないでしょうけど、そこがやはり自社専用設計とは異なる部分なのかな?と納得しました。
別に出来自体は悪くないでしょうけど、他のスカイアクティブAT搭載車に比べて一体感は薄いなぁと個人的には感じました、


しかし、個人の感想とはいえこのような内容を書くとロードスターAT乗りの方達からは反感を持たれてしまうかもしれませんね(;´Д`)






② グレード
③ 色



さて、続きましてこの二つについては実はセットでの検討でした。
というのも、グレードによって内装色やシート色が決まるので、それに合わせて車体色も微妙に変わってくるからです。
これについては非常に悩んだのですが、主に悩んでいたのは正直私だけ。


どういうことかというと、嫁は最初から


■ ロードスターRF
■ VS Burgundy Selection
■ マシーングレー





つまりこれに一目惚れしており、正直他を検討する気がサラサラない状態でした。

確かに私も第一印象でマシーングレーのバーガンディー内装はカッコいいとは思いましたが、果たしてその選択は正しいのか?と。
結局はバーガンディセレクションの現車を見ることはできなかったので、ネットやYouTubeなどでひたすら調べまくり、試乗車や他の車を見て様々な色を確認をしていく中で常に検討を続けていました。
そんなこんなでグレードを決める前日、念のために嫁にグレードと色についてどう思ったか?と確認したところ。


■ ロードスターRF
■ VS Burgundy Selection
■ マシーングレー



結局この答えに辿り着きました。
これらの問答の一部始終を終えて私が思ったのは。



こいつなんも考えてねぇな(;´Д`)



でした。
おそらく嫁にとってこれらのやり取りは最初から答えありきで、検討も何もしてないんだろうな、というのが明確に見て取れました。

私は直感的判断もしますが、それについてひたすら考察・検証をしてその判断が正しいのかどうか明らかにしたいタイプです。
しかしそれはあくまでも私の在り方であって嫁に強要すべきことではないのは十分理解していました。
そもそも嫁の車なのですから直感的判断も大いに結構。
しかしそれが本当に正しいのかどうか、よく考えることなく結論が出てきたことに、少なからず憤りを感じました。



『第一印象から決めていました』

よくあるTVのお見合いバラエティーなどで耳にする言葉かもしれませんが、この言葉の意味というのは単刀直入に言えば


『自分の直感を信じました』


ということです。
前述したお見合いバラエティーなどを例に挙げれば、撮影期間中には相手の生い立ちや価値観、性格、趣味嗜好に至るまで、相手の様々な情報を知る機会があるわけですが…
結果出てきた最後の答えが『第一印象』だとすれば、相手を知る機会も時間もあったのに、それを放棄して最初に感じた自分の直感を一番大事にしたということです。

例えば一緒に過ごす中で

『様々な共通点を見つけた』
『気配りが出来る姿が素敵だった』
『会話が弾んで楽しかった』


などを経て

『結果的に自分の直感は正しかったと確信した』

ならば良いでしょう。
しかし最初から一目惚れで、第一印象からもう既に決めていて、途中の過程も理論もクソもないのであれば、そもそもお見合い企画自体全くの無駄です。









話を戻します。
これは私たちの現実問題で言うならば


一体何のための検討期間だったのか?


という話です。

私は試乗車のハンドルを握っている間、購入に至る様々な要素について考えうる限り自問自答しながら検討を続けていました。
その中で嫁とも少なからず意見交換をしてきたつもりだったのですが…
その点に関して、嫁とは随分と乖離があったようです。

少なくともこれから10年以上は乗り続ける車です。
いくら今回購入補助があるとはいえ、400万円を超える大きな買い物です。
その結論に至る理由が


第一印象から決めてました


ではあまりにお粗末というものです。
確かに今回は急な話で検討の時間が決して多いとは言えませんでした。
それは事実です。
だからと言って、フィーリングで決めて良い理由にはなりません。

そもそもこれは恋愛と一緒で、一目惚れで最初から決めているということは完全に盲目的になっているという話です。
そんな状態では検討はおろか、ネガティブな要素は一切目に入らないでしょう。
いくら嫁の車の買い替えとはいえ、これは私たち2人の買い物ですから流石にこれでは通せません。


嫁は客観的な判断が難しそうだったので、まずはいくつか選択肢を広げることに。
この時点でグレードはVS(革シート)に決定していましたので、とりあえずシートの色3種類にに合った最も最適なボディカラーをそれぞれ選び、それを最終候補として3つに絞ります。
それらに対して、私が客観的に見て感じたポジティブな要素、ネガティブな要素をそれぞれ挙げ、それを見比べ冷静に判断して決定することとしました。



まずはグレードごとのシートの色ですが


■ VS(黒革)
■ VS Burgundy Selection(赤革)
■ VS White Selection(白革)



それに合ったボディーカラーを選択したのが以下の3つ。
それぞれに私の思うメリットとデメリットを併記しました。




■ VS(黒革)
■ ソウルレッドクリスタルメタリック


■メリット
革シートの取り扱いが最も楽(汚れてもほぼ目立たない)
良い意味で目立つ(赤のボディーカラー)

■デメリット
派手(良くも悪くも若々しい)
悪い意味でも目立つ
シート及び内装は無難
補修時色合わせが困難(匠塗)
意外と数が出回っている(ソウルレッドの選択率が高い)

■懸案事項
赤い車に過去一度も乗ったことがない
良くも悪くもこの先10~20年乗る車の色として果たして適正か?
RFという車種のキャラクターに合っているか?
職場に乗り付けて悪目立ちしないか?




■ VS Burgundy Selection(赤革)
■ マシーングレープレミアムメタリック


■メリット
良い意味で地味(マシーングレー)
3種類の中では最も手入れが容易なボディーカラー
写真で見る限りでは非常に良い雰囲気の内装

■デメリット
女性が乗る車としてはやや地味
補修時色合わせが困難(匠塗)
実際に現車(Burgundy Selection)をこの目で確認できていない
動画で見ると、見ようによっては意外とチープに見える内装

■懸案事項
赤内装の車に過去一度も乗ったことがない
革シートの取り扱いが未知数(赤シートって色落ちしないの?)
日々赤い内装を目にしながら運転して疲れないか未知数
赤内装に飽きがこないか未知数




■ VS White Selection(白革)
■ ディープクリスタルブルーマイカ


■メリット
良い意味で地味(ディープクリスタルブルー)
車内が明るくなり、最も品のある白内装(アクセラ+試乗車で実証済み)
ほとんど数が出回っていない
歴代乗り継いできたマツダのブルーが継続される(FD、デミオ、アクセラ)

■デメリット
3種類の中では最も手入れが困難なボディーカラー(水染み、小傷)
3種類の中では最も手入れが困難なシート(色移り、汚れ)

■懸案事項
白革シートの車2台持ちというのは果たしてどうなのか?
濃色車(ボディーカラー)の手入れの困難さが未知数





結果的には愛車紹介欄にある通り



■ VS White Selection(白革)
■ ディープクリスタルブルーマイカ



こちらに決定しました。

内容を読んでいただければわかると思いますが、最もメリットが多く、最もデメリット・懸案事項が少ない組み合わせです。
デメリット・懸案事項の大半がメンテナンス関連ですが、少なくとも白革については私のアクセラ22XDでの実績があるのが大きかったかもしれません。

当初嫁が一目惚れしていた Burgundy Selection(マシーングレー)ですが、こうやって並べてみると未知数の要素があまりに多かった。
逆に言えばこれまでにない色と組み合わせだったからこそ、第一印象が鮮烈で一目惚れするほど惹かれたのでしょう。
しかし、未知数の要素が多いという事は結局それってギャンブルなわけで…
400万を超える買い物に対してギャンブル的決定を下せる程経済的に余裕があるはずもなく、冷静に考えた結果今回の結論に落ち着きました。

まぁ白革の車2台というのもある意味ギャンブルっちゃギャンブルですが(;´Д`)





そんなこんなで、私と非常に付き合いの長いディーラーの担当者に言わせれば


『絶対に青にすると思っていた』
『マシーングレーが候補に挙がっていたのは予想外』



とのことでしたので、私たちが迷走していただけで、結局落ち着くべきところに落ち着いたのかな?と思いました。


これにてロードスターへの軌跡、一連のブログは完結となりますヽ(゚▽゚ )ノ
非常に長いブログが続きましたが、お付き合いいただきありがとうございました♪
あとはいつになるかまだ見当もつかない納車待ちということになりますね。


待ち遠しいです(*´д`*)

それでは!


Posted at 2021/08/04 19:40:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2021年08月01日 イイね!

ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノ<後編

ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノ<後編決算前で連日仕事がバタバタなみさわ@22XDですこんばんは(;´Д`)

うちの会社は7月が決算なので今が最も忙しいです。
普段ならあり得ないようなトラブルも重なり、ここ数日かなり大変でしたがようやくブログが書けるくらいには落ち着きました♪


てなわけで本題。



嫁のデミオをロードスターに買い替えるという話から始まった今回の一連のブログ。
金額が金額なので、本来であれば来年6月の車検を目途に、48時間試乗なんかを活用しながらゆっくり車種を絞り込むつもりでした。
しかし幸運なことに

特別企画第7弾「夢マツダ2021」

にて、栄えある大賞に選んでいただき、新車購入資金100万円を獲得したことと引き換えに、即購入する必要に迫られた…というのがこれまでの流れです。
そんな事情もあって、私はごく短期間で『幌』か『RF』のどちらにするかの選択を迫られており、急遽ディーラーに用意していただいたロードスターの試乗車2台について乗り比べをした感想を綴ったのが前回のブログでした。


ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノ<前編














というわけでここからは

私がなぜ『RF』を選択したかの核心部分になります。
検討していく中で、結局何が決め手になったかと言えば、非常にシンプルな問い




どんなカーライフを体現したいのか?

という質問に対する答えでした。



ロードスターへの軌跡 その2【熟考】のブログでも述べた通り、私たちはこれからも『夫婦二人で生きていく』という道を選択しています。
それが何を意味するかと言えば、この車選びは私個人の問題ではないと同時に、嫁個人の問題でもなく、『ロードスター』を通じて体現するカーライフは、私と嫁二人のものでなければならないのです。


夫婦2人でカーライフを満喫できること


それが今回の車選びの最重要課題であり、最終着地点です。
どちらか一方だけが満足するのでは駄目です。
もちろんどちらかが妥協するのも駄目です。
ですから、私たち二人が100%納得して答えを出す必要がありました。





実のところ、2台のロードスターを乗り比べる中で私は正直

『ロードスター』に乗るならば『幌』にすべきだと思いました。

何故ならば脈々と受け継がれてきた『ロードスター』というキャラクターを、マツダが忠実に体現しようとしたのは間違いなく『幌』だからです。
無論『幌』にも様々なグレードがありますから、じゃあどれが本物の『ロードスター』なのか?という議論にはなるでしょうが、それはもはや水掛け論でしょう。

ここでいうところの『ロードスター』とはあくまでも概念としての話です。
ですから誤解のないように言っておきますが、これは優劣の問題ではありません。
これをもって『RF』が『幌』に劣ると言いたいわけではありません。
まして『RF』が『ロードスターではない』などと言いたいわけでもありません。
あくまでも


どちらが『ロードスター感』が強いか

という質問に対し

『幌』の方がロードスター感が強い


と結論付けているだけです。
現に私は『幌』が素晴らしいと思う一方で実際には『幌』を選んでいません。
何故かといえば今回の車選びに際し、私は別に


『ロードスター感』を重視したかったわけではないから


私は別に『ロードスター』でなくても良かったのです。
オープンカーに乗りたくて、たまたま好きなメーカーがマツダだったから、結果として『ロードスター』という結論にたどり着いただけです。

必ずしも『ロードスター感』があることが正解であるとは限りません。
それはロードスターにとって重要な意味を持つかもしれませんが、一般的な車の比較基準においては絶対的なアドバンテージではないからです。
ロードスターをロードスターたらしめているそれらの要素は、見方を変えれば逆にマイナスにすらなり得ます。










私が『幌』に乗った時に最も感じたのは。
この車は徹底して運転手の為に作られているんだなぁという事です。

思い返して見れば『人馬一体』というフレーズから始まり、車との一体感や素晴らしい操舵感、自分の入力に対しリニアに反応し、自分の意のままに操れる感動。


これらは全て運転手の主観です


『ロードスター』という車は、運転手が楽しく気持ちよく運転するために、様々な工夫と数々の犠牲を強いて生まれた車だと思います。
誤解を恐れずに言うならば

徹底して運転手本位の車であるとも言えます。

もちろん助手席の同乗者に対する配慮はあるでしょうが、そこに重点が置かれていないことは明白です。





さて、そこで今回の車選びの最重要課題は何だったか?
冒頭で私が言った通り


夫婦2人でカーライフを満喫できること


です。
それは即ち運転手が満足するのと同程度に、同乗者が満足することが重要であるという事に他なりません。
先ほど『RF』は『幌』に比べて『ロードスター感』が薄いと言いました。
しかしそれはあくまでも『ロードスター感』という指標でのハナシ。
逆に『同乗者目線』で考えた時これら2車種の比較はどう印象が変わるでしょう?


優れた動力性能は走りに余裕を
緩やかな応答性は上品さを
重量は安定感を
天井は静粛性と防犯性を
高級感は満足度を



『RF』から『ロードスター感』を奪った全ての要素は、同乗者にとっては皆プラスに働く長所となります。
逆に言えば
『幌』が『ロードスター感』を実現するために切り捨てざるをえなかった同乗者への配慮を、様々な形で結果的に残した車が『RF』であると言えます。





私が独断で私の車選びをするとしたら『幌』を買ったかもしれません。
元々FDに乗っていましたから、ピュアスポーツという理想を掲げ、理想の為にストイックな車づくりをするマツダが好きですし、形は違えどそれを現代も継続する姿には尊敬すら覚えます。
車を取り巻く社会情勢を鑑みるに、今後このような尖がった車を新車で入手することは難しくなる可能性が高いです。
今もし、スポーツカーとしての『ロードスター』を欲するなら『幌』を買っておいた方が後悔は少ないのではないかと思います。

しかし今回は私たち夫婦の車であり、私たち二人が快適に楽しむための車でした。
再三ブログの中でも触れている通り、車の選択というのはその人のライフスタイルの影響を色濃く受けます。
今回の私の場合、最終的には『幌』か『RF』かの二択だったわけですが

『幌』に乗る未来
『RF』に乗る未来


どちらが自分たちのこれから生きていきたい人生に沿った選択であるか?
今回たまたまそれが『幌』でなく『RF』だったというだけのことです。









最後に、もし今後ロードスターを購入しようと思って『帆』か『RF』かで迷う方にとって少しでも参考になるように、2つの質問を残して終わりたいと思います。


①『ロードスター感』を重視したいですか?

② 主役は『運転者』ですか?『同乗者』ですか?


この質問の答えこそが、この2台の車から1台を選ぶ選択にとって最も重要なポイントなのかな?と私は感じた次第です。

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました(-´▽`-)



Posted at 2021/08/01 07:28:00 | コメント(6) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2021年07月25日 イイね!

ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノ<前編

ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノ<前編梅雨明け以降毎日のように続く熱帯夜で、もはやエアコンなしには寝られなくなっているみさわ@ND(納車待ち)ですこんにちはヽ(`Д´;)ノ

こんな田舎でエアコンが必要になるとは…
夏は暑いとはいえ、私が子供の頃はエアコンなんて必要なかったんですが。
最近の雨の降り方にしても、気候の変化を感じますね。

てなわけでロードスターへの軌跡その3の続きです。



諸事情により、短期間でロードスターの車種『幌』か『RF』かを決めなければならなくなったのは前回のブログで触れた通りですが…
実際にNDロードスターを購入検討したことがある方の多くは



『幌』にするか『RF』にするか



という命題について悩まれた経験があるのではないでしょうか?

この手の議論、古くは初代の頃から『幌』か『ハードトップ』か、というところから既に端を発しており、当時から『ハードトップなど邪道』という意見が少なからずあったことを記憶している方もいるかもしれません。
この議論が最も賛否両論を引き起こしたのは、かつてNCロードスターにRHT(リトラクタブルハードトップ)が出現した時だったように思います。
かく言う私も当時


リトラクタブルハードトップ…(・ω・)


というブログの中で電動ハードトップの是非について語っており、この時私は電動ハードトップについて『賛成』の立場を表明していました。
15年も前のブログになりますが、今読み返しても驚くほど今と主張が変わっておらず、15年越しに伏線を回収したんだなぁと自分の中で納得しましたw
当時の私の言葉を借りれば

ロードスターも時代と需要に応じてその懐を深くした

のであり、それを現代に具現化したのがまさにロードスターRFであると言えます。



















さて、前談はこのくらいにして本題に入りましょう。
今回ロードスターを購入するにあたり


『幌』にするか『RF』にするか


という検討を行いましたので、その詳細を記録します。

新車で買える今現在は当然としても、今後もNDロードスターが現存する限りこの2台の比較を必要とする方は多いと思います。
逆にフルモデルチェンジを迎えてNDを新車で購入することができなくなった時の方が、これらの情報は貴重になるかも(試乗での乗り比べが困難になるので)
今後同じようにロードスターを検討する方のために記録を残します。
人それぞれ購入条件が違いますので参考になるかわかりませんが…
少しでも検討の手助けになれば幸いです。


まず始めに、購入に際しての我が家の前提条件は以下になります。
これらの条件はあまりロードスターの車種決定には直接影響を及ぼしませんが…


■アクセラをセカンドカーとした2台体制
■普段は嫁の通勤車両(往復14㎞)
■日用品等の買い物程度の使用までを想定
■遠出は日帰りの中近距離(往復500㎞以下程度)までを想定

■大きな買い物についてはアクセラを使用
■汚れ物などの運搬も、不本意ながらアクセラを使用
■遠距離及び車中泊を伴う遠出はアクセラを使用
■3人以上の移動にはアクセラを使用
■雪道通勤はアクセラでの送迎も視野



以上を踏まえ、購入時点では


■嫁はどちらかというと『RF』推し
■私はオープンカーを買う以上、解放感は欲しい
■私は動力性能については不問(非力でも可)
■クローズ時のスタイリングは『RF』の方が好き
■オープン時のスタイリングは『幌』の方が好き






これらを踏まえてロードスター2台について試乗を行いました。
まずはそれぞれ試乗した際の感想を簡潔にまとめていきますが、今感想を読まれる方に、注意点がいくつかあります。


まず、以下の感想は基本的に事実に準じていますが、所々私の主観が入っています。
というのも、今回の試乗は基本的に私がこの車のどちらを買うかを判断する為の試乗であり、他者に対して公正な評価を公表する事を目的とした物ではありません。

あくまでも私の購入判断基準において、ロードスターに乗ってどう感じたかという主観的な感想文に過ぎず、他車と相対的に比較して検討を行う主旨のものではないという事を良くご理解ください。
よって、当然ながら今回私が十分であると評価したもの、私が満足であると評価した項目が、万民にとってイコールであるとは限りません。

ですから、もしロードスターの購入を悩んでいてこちらのブログにたどり着いた方がいたとしても、あまり以下の評価を100%鵜呑みにはしないほうが良いと思います。
本当に購入を悩まれている方であれば、あくまでもこういった評価があるということを理解した上で、できるならば一度ご自身で試乗されることをお勧めします。
ただし、事実は事実として正確に記録してありますから、そういう部分に関しては大いに参考にしていただければ幸いです。

なお、根本的にロードスターに特に興味の無い方は以下のブログは読まないほうが良いです。何せ非常に長いので、時間の無駄になります(´=ω=`;)


それでは参りましょう。






■ロードスター S Leather Package White Selection


個人的にはRSに試乗してみたかったのですが、試乗車がなく断念。
以前アクセラを検討した際、1.5のMTの感触をつかむために一度試乗させて頂いたことがありますが、あれから驚くほど印象は変わっていませんでした。

『素直でひらひらと意のままに動く車』

以前に感じた印象そのままです。
そしてこれがこの車を表現する最も適切な言葉なのかな?と個人的には思います。
後に乗った『RF』とは完全にキャラクターが違うなと改めて実感しました。
まぁ正式にはこちらがオリジナルということになるのでしょうけど。
それではいくつかの項目についてコメントしていきたいと思います。


■動力性能

必要十分です。車重が軽いので出足のモタつきもほとんどありません。
法定速度の範囲内でもある程度ブン回して楽しめるのが長所。
多くの方が、程よく使いきれる称することが多いですがまさにそれです。
排気音もいいですね、個人的に『RF』より断然こちらの方が好きです。

一方で4000回転を超えたあたりからの伸びが今一歩に感じました。
レッドゾーンまでキレイに回るんですけどね。
このあたりが非力と言われる所以でしょうか?音に対して意外と遅いという印象。
登坂、高速合流あたりでそれがより顕著に感じられます。


■応答性能

非常に素直で手足のごとくを体現した車ですね。
シフトフィールに加え入力に対してのレスポンスの速さ、月並みな表現ですが非常にキビキビとした運動性能というのが最もしっくりくる表現かと。
後で乗った『RF』との比較で、動力性能を除き最も別の車と感じた部分です。
(エンジンが違うので動力性能が違うのは当たり前)

ビックリしたのがシフトアップ、ブリッピングからのシフトダウン、ヒールアンドトゥ、それら全てにおいて挙動が乱れずピタっと決まること。
久しぶりのMTで乗りなれないロードスターですから回転合ってない時もちょいちょいあったはずなんですが、全くバタつかないんですよ(逆に何で?)
たまたま私のシフト&クラッチ操作との相性が良かっただけなのか?あるいは車の特性に依るものなのか判断が難しいところですが、これに関してはFDを思い出しましたし、フィーリングに限定すればFDよりも良かったです。


■操舵性能

一番ヤバかったですねこれは。
街中の交差点なんかでも十分にその性能を実感できますが、最も真価を発揮したのがつづら折りコーナーを繰り返すような狭めの峠。
地面に吸い付く…というよりはスイスイひらひらとコーナーを舞うように曲がっていくという表現の方がしっくりくる感じ。
ちょっと高めのスピードでコーナーを曲がるだけで鳥肌が立つやつです。
軽さ+16インチの特性?いずれにせよ多分これが『ロードスター』なんですね。
本当に納得しました。


■快適性能

よく『RF』との比較で静粛性がとか快適性がなどと言われることが多い『幌』ですが、ぶっちゃけ大差なくね?というのが正直な感想。
そもそも荷物も置けないダッシュボードから収納すら取っ払ってしまった車に対して、快適性を求めること自体が間違っていると思います。
天井が熱くなると指摘されることが多いようですが、まぁ普通の車と比べればそうかもしれませんけど、外気温35℃でも快適でしたけどね…狭いからエアコンよく効くし。
そもそも外気温35℃の照り返す太陽の元、天井開けてエアコン全開で2時間試乗した私からすれば些末な事でしたw






■ロードスターRF VS White Selection


今回の大本命。
実際購入するなら革シートが候補だったのでグレードも丁度良かったです。
試乗の争点としては前回のブログで触れた通り、天井の解放感と車重がもたらす運動性能への影響の2点でしょうか。

初めて乗った率直な感想としては。

『地に足の着いた安定感のある車』

『幌』の方で書いた通り、完全にキャラクターが違うというのが本音でした。
同じロードスターという車種に対して『ロードスター感』を問うのは本来おかしな話なのですが、当初の予想通り『RFは幌に比べてロードスター感が薄い』です。
これは、どちらか一方に乗っただけではおそらく全く分からないと思います。
私のように車に対する感度が低い人間からすれば、2台を、しかも短期間に乗り比べて初めて分かるレベルだと思います。


■動力性能

出足については『幌』とほとんど違いを感じませんね。
あちらは重量が軽い分、こちらはトルクがある分でプラマイゼロって感じです。
動力について最も違いを感じるのは登坂性能。
一般的な国道の上り坂などでは明確な違いがあり『RF』の方が圧倒的に楽です。
しかしそのパワーに関しては、法定速度の範囲内でキッチリ使い切るのはほぼ無理だと思った方が良いです。
あくまでも余裕としての動力性能と理解するのが正解かと。

一方で上記したようなつづら折りコーナーを繰り返すような狭めの峠においてはパワーを持て余してしまい、使いづらさを感じるかもしれません。

ただ全体の使用シチュエーションを考えればこのような状況は極稀だと思いますので、動力性能においては殆どの用途において『RF』にアドバンテージがあります。


■応答性能

先に乗った『幌』との比較で、動力性能を除き最も別の車と感じた部分です。
あくまでも『幌』と比較した場合の話ですが、あらゆる入力に対して『RF』の方がワンテンポ遅く感じました。
良い言い方をすれば穏やかで、上品で、しなやかな質感ということになるのでしょうが、これを良しとするかは人それぞれの価値観に依ります。
先に触れたように『ロードスター感』という指標に照らし合わせた場合、個人的にはマイナスに働くのかな?というのが率直な感想です。

また、これは『幌』と真逆の特性になるのですがシフトアップ、ブリッピングからのシフトダウン、ヒールアンドトゥ、それら全てにおいて、回転が上手く合わないとかなり挙動が乱れました。
久しぶりのMTで乗りなれないロードスターですから回転合わないのはしょうがないと言い聞かせつつも、最後まで挙動がつかめずギクシャクしたため軽く凹みましたw
たまたま私のシフト&クラッチ操作との相性が悪かっただけなのか?あるいは車の特性に依るものなのか判断が難しいところですが、エンジンの出力が上がっている関係上駆動力が大きく、それが反動として挙動の乱れに繋がるのかもしれません。
いずれにしても私が下手くそだっただけなので車に罪はないと思います。

ただ終始そんな感じでしたから、意のままに操っているというよりは、車に合わせるのに必死な試乗になりました。
これも『幌』とは全く真逆ですね。


■操舵性能

タイヤが17インチでかつ車重が重い影響からか『幌』に比べて地に足の着いたコーナリングをしているなという印象でした。
ハンドルも気持ちこちらの方が重いように感じました。
かといってタイヤグリップでゴリゴリ曲がっているという感じではなく、適度な接地感がある印象ですかね。安定感があるとも言えるかも。
『幌』の方は良い意味で接地感が薄く『RF』はいい意味で接地感が強い。

ただ、良く曲がるという意味では2台とも全く遜色なく。
あくまでもキャラクターが違うだけであって、どちらもロードスターなんだということが良く分かります。


■快適性能

『幌』に比べて静かと言われることが多い『RF』ですが、あまり鵜吞みにしない方がいいというのが正直なところでしょうか。
若干マシだが基本うるさいと思っておくのが良いと思います。
天井が厚い分クローズ時の風切り音は若干マシですが、タイヤが太い分ロードノイズを拾ってプラマイゼロで、エンジン音もバンバン入ってくるので間違いなく静かとは言い難いです。
まぁエンジン音を絞ってしまったらロードスターとしての良さが死にますからね。

『幌』の項目でも言いましたが、オープンカーである以上どんなに頑張っても快適性には限界があります。
特にロードスターのような走りを大切にしている車であれば尚更。
重量を増やしてまで遮音を施すことは、この車にとってはマイナスにしかならないのは明白ですし。
人それぞれ価値観はあるかと思いますが、ロードスターを選ぶ以上は快適性についてはある程度妥協する必要があろうかと思います。





最後に私が最も懸念していた『RF』の解放感ですが…


予想に反して問題なし


これは良い意味で想定外でした。
結局、運転している際に視界に入るのって前方だけなんですよね。
バックミラーで後ろを見ても、三角のタルガトップ部分は殆ど視界に入りません。
まぁ後ろを振り返れば、ああ…という感じですが、車庫入れとかでない限りはそんなに真後ろ見る事もないかな。
BSM(ブラインドスポットモニタリング)もついてるので後方の死角確認も今やほとんどしませんし。
まぁ前向いて普通に運転している分には、天井ドカンと空いてればほとんど大差ないと私は感じました。
もっと大きく解放感を棄損しているかと思いましたが杞憂でしたね。




さて、そんなわけで2台試乗した結果、情報が出揃いました。

まぁ結論としてはRF購入という答えは出ているんですけどね(;´Д`)
あまりに長くなりすぎたので前後編に分けたいと思います。
毎度長ったらしい文章にお付き合いいただいて恐縮ですが、あともう少しだけお付き合いいただけると嬉しいですヽ(゚▽゚ )ノ


ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノ<後編へ続く


Posted at 2021/07/25 19:01:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2021年07月24日 イイね!

あれ…みん友って…σ(..;)

2006年にみんカラを始めて以降、定期的に長期失踪してその都度浦島太郎化しているみさわ@ND(納車待ち)ですこんにちは(*´д`*)

ということで別件ですが


納車待ち車両 ロードスターRF


で愛車紹介の欄に追加しておきました。

ロードスター『幌』と『RF』を比較するブログをアップする前に、『RF買った』とセルフネタバレをしていくという全く新しいスタイル(*´д`*)

時の流れと共に世の中は変わっていくのだから
それに合わせて自分も柔軟に変化していかなければならない

と思ったかどうかはさておき…



さて本題。























ロードスターも正式に契約が済んだことですし…
今一度みんカラの方もちゃんとしようと思って色々弄ってました(`・ω・´)

目下やりたいと思っているのはスタイルシートの変更ですかね…


前回浦島太郎した時


も全く同じこと言ってるんですが。
浦島太郎していた間に、せっかく作ったヘッダーやらフッダーやら背景画像やら知らない間にデフォルトに変更されちゃってたんですよね。

以前使ってたヘッダーがこんな感じなんですが







まぁせっかくロードスター買ったことですし、これを機会にまたちゃんと作り直そうかなと検討してます。

いかんせん今のページはやる気が感じられないw

怒涛のブログ更新してる割に、ページ自体はあまりに飾りっけなく…
ブログタイトルに至っては


『・』


ですからね(´=ω=`;)
多分ブログのヘッダー画像にとタイトルが干渉しないように『・』になってるんだと思いますが、知らない人が見たら意味不明です。






あとは最も大事なみん友ですかね(-▽-)

定期的に失踪して休止状態に入る私のような奴のみん友やってる方は大変だなぁと他人事のようなことを思ったりww
まぁ今回せっかくロードスターに乗るわけですから、ロードスターのお友達増やしたいなぁと思ってマイページ見てたわけですが…





みん友どこよ?(;´Д`)





どこ探してもみん友申請が見つからない。
みん友更新っていうページがある以上、みん友という概念はまだ生きているようですが、新たにみん友募集するにはこれどうすりゃいいのよ?

2016年にアクセラを購入した際には、まだみん友申請という概念は残っていたハズで、確かメッセージのやり取りをしたような記憶はあったのですが。
そう思いつついろいろと調べた結果


【お知らせ】『フォロー』機能導入に関する変更事項


ということで。
なるほど、『相互フォロー』=『みん友』という概念になったのね。
遅ればせながら了解しました( ゚Д゚)b








率直な感想としては、これは世相を反映したんだなぁ…と思いました。

私がみんカラを始めた当時はネット黎明期。
当時『mixi』というSNSが流行っており、その中で『読み逃げ』という言葉が生まれたことを最近の若い方は知らないでしょう。


『読み逃げ』??…え??(;´Д`)


というブログの中で、私は当時の『読み逃げユルサナイ』文化について皮肉っているんですが、ようはブログ黎明期には足跡つけたらコメント残せという理不尽な文化が蔓延っていたという話です。
まぁ今でいうところの『既読スルー』の概念の源流だと思っていただければわかりやすいかと。
まぁあの当時みんカラには『イイね!』がありませんでしたから、『イイね!』の代わりとしてコメントがあったという事情もあります。


当時のSNSの多くは承認制。
逆に言えば承認したからにはアナタ友達。
友達なんだから相互コミュニケーションは常識っしょ。


という三段活用です。
そんな時代に生まれたみんカラだから、『みん友』というお友達承認制を採用したのは当然の流れと言えますね。



まぁ今の時代には合わんでしょσ(´∀`;)




私は当時を経験してきている人間ですから、コメントで軽くジャブを打ち、行けると思ったらみん友申請をし、承認された時の喜びもひとつの醍醐味だと思っています。
しかし、そんな面倒くさいの嫌だという気持ちも、もっと気軽に楽しみたいという気持ちもよくわかります。

このブログの冒頭に書きましたが

時の流れと共に世の中は変わっていくのだから
それに合わせて自分も柔軟に変化していかなければならない


ということですね(-▽-)








さてそんなわけで、事後承諾で恐縮ですが…
いつもイイね!を下さる方についてフォローをさせていただきました(-´▽`-)

ブログに書いてある通り『相互フォロー』=『みん友』という概念を知らなかったので、フォローした瞬間何名かは


強制的にみん友になりましたσ(´∀`;)


また突如音信不通になるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。
この場を借りて挨拶させていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ




Posted at 2021/07/24 11:08:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2021年07月22日 イイね!

ロードスターへの軌跡 その3【検討】

ロードスターへの軌跡 その3【検討】人生何が起こるかわからないと実感するに至ったみさわ@22XDですこんばんは(-´▽`-)

買わなければ宝くじは一生当たらないとはよく言ったものですが、規模感は違えどそれに近い感覚ですかね、本当に応募して良かった。

ロードスターへの軌跡その3です。




そんなわけで、私たち夫婦は光栄にも


特別企画第7弾「夢マツダ2021」


にて、栄えある大賞に選んでいただきました!
というネタばらしで終了したのが前回のブログ。
結果的に言うと、私たちの車選びは


甲信マツダさんに背中を押してもらい

長年の夢であったロードスターに

老後でなく今乗る



という形で実現することになりました。







実際に7月16日(金) のFM長野『Best Style!』にうちの嫁が電話で生出演したり。
翌日の信濃毎日新聞に投稿した文章が掲載されたり。
まぁバタバタと忙しい週末を過ごしておりました。

企画の詳細については私の立場上お話しすることができませんが、間違いないのは


購入時期が一気に早まったこと


当初の計画通りであれば、2022年の6月の車検満了に合わせての買い替えでしたから、のんびり頭金を貯めつつ年内にゆっくり試乗でもしながら決めるつもりでした。
しかし、大賞の内容が100万円の購入サポートである以上「1年後に買います」が通らないのは当然の事で…
そんなわけで急遽車種とグレードを絞り込むことになりました。

ここで最大の問題となったのが車種。
『ロードスター』にするとは決めていたものの



幌かRFか決めてない




ていうかそもそも




RFに至っては試乗したこともない





という衝撃の事実。
キャンペーン応募の際には便宜上ロードスターRFを希望車種としましたが…
少しでも高い車種選んでおいた方が採用される可能性が高いかな?というスケベ心から来た選択ですから、直ちに「じゃ、それで」というわけにはいきません。

当選したとしても、まさかここまでタイトな話になるとは思っていなかったので、とりあえず大急ぎで情報整理を始めました。




車種を決めるにあたり、まずは前提条件の確認です。


■普段は嫁の通勤車両(往復14㎞)
■日用品等の買い物程度の使用までを想定
■遠出は日帰りの中近距離(往復500㎞以下程度)までを想定

■大きな買い物についてはアクセラを使用
■汚れ物などの運搬も、不本意ながらアクセラを使用
■遠距離及び車中泊を伴う遠出はアクセラを使用
■3人以上の移動にはアクセラを使用
■雪道通勤はアクセラでの送迎も視野




基本的に同じ『ロードスター』から選ぶわけですから、幌だろうがRFだろうが基本条件は変わりませんね。

しかしこうやって改めて見るとクッソ贅沢な使用環境ですよね
これ、事実上

アクセラがセカンドカー

と言ってしまっても過言じゃないかもしれません。
何せ実用性においてはロードスターがあまりにも不便すぎる。
燃費を除けば他全ての項目においては、なんとFDよりも不便な車です。

例えば荷物の積載量については案外FDの荷室は広かったです。
リアハッチで車中泊するなんていう強者もいたくらいです(特殊な例ですが)
シート周りの空間にしてもまだFDの方が余裕がありました。
そして曲がりなりにもFDには後部座席がありましたからね。
実際に後部座席に乗るとなると長距離はきつかったですが、乗って乗れなくはありませんでした。(大の男4人ギリギリ乗れました)








いやはやまさかこの歳でFDよりも不便な車に乗ることになるとは…






楽しくてしょうがない(*´д`*)






ということで無理を言って急遽、幌とRFの試乗車を用意して頂きました。









この時点で、嫁の希望としてはRFでした。


理由は『一目惚れ』


一目惚れというカードはかなり強いですね。
好き嫌いという感情の世界の話ですから、理屈でどうにかなる案件ではありません。
最初に私が『ロードスター』を候補に挙げた時、いの一番にRFに軍配を上げたので、これについてはかなり意志が固いとみるのが妥当でしょう。
元々嫁の車の買い替え候補ですから、嫁の意見を尊重するべき案件です。







だがしかし






オープンカーは私の夢でもあります。
「はいわかりました」と黙って引き下がるわけにはいかない。

幌の方には以前『試乗』『代車』で乗らせていただいているので、当時と大きく変わっていなければ何となく感覚はわかります。
しかしRFについては試乗したこともないので全く感覚が掴めません。

正直嫁の車ですし、珍しく主体的にRFを推している姿を見るに、別にRFでもいいやと思っていたのは事実です。
ただし、RFにするにせよ実際に乗って確認し、納得するまでは決断を下すのは時期尚早だとも思っていました。
まずはRFに試乗して、3つのポイントを確認することにしました。





①RFと幌の解放感の違い

これは私が最も懸念していたポイントでした。
RFのファストバックが、オープンにした際にどの程度解放感を棄損するかです。
解放感だけに焦点を当てた場合、100%幌車の方が良いのは火を見るより明らかです。
実際にRFにするならば、乗って許容できる範囲なのか否かの確認は必要でしょう。

当たり前の話ですが、オープンカーを買うんですから開放感は重要です。
私は『開放感が好き』だからオープンカーに乗りたかったわけで、開放感のないオープンカーでは本末転倒と言わざるをえない。
わざわざ余分に高い金出して許容できない開放感だったならば、嫁とケンカしてでも全面対決する案件です。





②重量差における性格の違い

幌とRFの重量差約100㎏が、車の挙動にどのような差をもたらすのかも未知数でした。
私の場合


愛車買い替えの条件は何だろう?(゚ー゚ )? その3


のブログで振れている通り、動力性能に関しての拘りはありません。
パワーがなければダメと言うつもりもなければ、パワーがある方を選ぶという基準も持ち合わせていません。
まぁ22XDを選んでおいて言うセリフではないかもしれませんがww



実際に何度か幌に乗らせていただいた感想としては、一言で言えば


『素直でひらひらと意のままに動く車』


でした。
幌にパワーがない事は既に織り込み済みですし、RFの方が余裕があることもなんとなく理解はしています。
同時に『ロードスター』と言えば幌であり、RFはパワーと引き換えに大なり小なりロードスター感を犠牲にしたであろうことは確信していました。
冷静に考えれば幌よりもRFの方が『ロードスター』しているわけがありません。

後はRFの排気量と重量増がどの程度キャラクターを棄損したかが争点になります。





③スタイリングの違い

これは完全に趣味の世界ですが、スタイリングに関しては


オープン時は『幌』

クローズ時は『RF』


の方がカッコいいと思っています。
個人的にオープン時の幌のシルエットがめちゃくちゃ好きなので悩むところですが。
実はNBの時に限定車として登場した『ロードスタークーペ』のシルエットが最も好きだったりするので、その系譜を受け継ぐかのようなRFのシルエットにも非常に惹かれるものがあります。
正直、乗っている時間を考慮するとクローズにしている時間の方が圧倒的に多いわけですから、この点はRFの方が優勢です。

また防犯の面や高級感といった面でもRFの方にアドバンテージがありますね。
まぁいずれにせよ実物を間近で見てからの判断ということです。





以上3項目について、幌とRFをそれぞれ乗り比べることで判断することになりました。

上記でも触れた通り嫁がRF推しなので、基本方針としてはRF優勢の中でこれらの項目を吟味することになりました。
①及び②に関してはRFが私の求める基準を満たしているかどうか。
③に関しては実際に現物を見てフィーリングで判断する感じになりました。



ということじ、次回のブログはロードスターの比較検討です。
実際にロードスターの幌にしようかRFにしようか迷っている方もいるかもしれませんので、そんな方の参考になるように書きたいと思います(-´▽`-)



ロードスター『幌』と『RF』を比較する( ゚Д゚)ノへ続く


Posted at 2021/07/22 20:08:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ

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アクセラ22XD乗りのみさわ【♂】と デミオ乗りで嫁のゆっきー【♀】です。 現在夫婦共有車両としてロードスターを所有中です。 車種、年齢、性別問わず、幅広...

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マツダ ロードスターRF マツダ ロードスターRF
2021年4月 16年落ちの嫁のデミオに限界を感じ乗り換えを決意。 2021年5月 検討 ...
マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
2016年6月頃より次期愛車候補を検討を開始。 半年以上かけて少しずつメーカー、車種、グ ...
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嫁のゆっきーの愛車で、元は家族所有の車のカテゴリに登録してありました。 FDを手放して以 ...
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2005年2月に、念願かなって購入したH12年式FD3S。 約半年近くFD買おうか、車 ...

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