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2018年04月15日

GTR magazine 5月号『運まで味方につけるのが真のトップドライバー』



先々月に右手首を複雑骨折した。
たかが骨折と、軽く考えていた。
病院に行き、ギブスで固定すれば、あとは日柄で治っていくものだろうと。
いま思えば、どこか余裕でいた。
それは、それだけ何かあっても、落ち着いていられる自分になってきたからなのかもしれない。
良く言えば、前向き。
でも、実のところは違っていたようだ。
症状を甘く考えていて、あとで医者に叱られた。
結果、普通ならば、それほど長い入院とはならずにすんだものを、
すべてが裏目裏目となり、長引き、酷く苦しんだ。
まるで腕が切断されたかのような焼き切られたような強い痛み。
朦朧とした意識のなかで、うめき、のたうちまわり、
それは、これからも生きていかなければならないと思うと酷すぎて、
死よりも生きていくほうがよっぽどつらく感じられた。
いっそのこと麻酔のかかったまま戻ってこなければ・・・
と思わずにはいられなかったくらいに。

いま、ようやく退院して思うのは、なぜこんなことになってしまったのか、ということ。
それは思うに、骨折の前、数ヶ月前から感じていた自分の意識に実は違和感があったこと。
その違和感への対応を軽んじていたことに起因するように思う。
そのような折、今号掲載のレーシングドライバー本山哲選手の言葉が心に響く。



『常に周りからどう見られているかを把握していないとトップドライバーでいることは難しい』

それは、トップでいることの厳しさと難しさを表していると思うし、
もっと言えば、ひとが大過なく生きることのコツのようなものにさえ思えてくる。
走りのプロとして求められていることは結果を出すこと。
チームを勝利させること。
順位をひとつでも上に上げること。
実にわかりやすいシンプルな世界だ。
しかし、シンプルな勝負の世界というものは実力だけでは何とかならないもの。
表面的な思い、人知を超えた領域に触れて初めてその本質的な部分が見えてくる。
勝負ごとの本質とは、自分との勝負。
自分を知り、自分を磨き、自分の本質である心を研ぎ澄ましていくこと。
その過程では、必ずと言っていいほど避けては通れないことがあるようだ。
失敗、負け、敗北、挫折。
つまりは、日頃望んでいる方向の逆サイドの体験。
それをどのように経験し、いかに乗り越えてきたか。
それによって人生は磨かれていくものなのだろう。
本山選手は次のように語る。

『レーサーは自分を持っていないと速くはなれない。』

自分を持って生きていくためには、自分で考えて自分なりの道を拓いていくことが必要。
誰か他人の考えは、そのひとにとっていま必要な尊重すべきもの。
自分とは感覚が違っていても当然のこと。
そう考えられて初めて自分を自分を認められ、
自分の道を生きること、自分を活かすことができると思う。
レースなどの勝負ごとにおいて致命傷になる時というのは、自分が見えなくなったとき。
他人の意識や感覚が入り込んできたとき。
つまりは、自分への迷いや悩みがおきてきたとき、
違和感として感じるその感覚のセンサーが発信することが、
心の声、助けを求める声であったりもする。

踏めるときは踏めると。
危険なときは危険であると。

大抵、クラッシュにしても、不運、不幸の前には何か違和感が感じられている。
それに気づくことができていたかどうか。
微細な感覚の違和感、気持ちの変化。
さらには、周囲を流れる全体的な意識。
本山選手の持つ感覚を僕なりに読み解いていけば、
どうやら、トップに立ち続けるには、そういった感性を高めていくことが必要とされるようだ。
それが紙面では、この言葉で締めくくられている。

『運まで味方につけるのが真のトップドライバー。』

運まで味方につける。
そのためには、自分を俯瞰した視点でみてみること。
自分を客観的にみることが基本になると思う。
ポイントは、人の考えに影響されすぎてはいないかどうか。
勿論、参考にしたり、学びとするのはだいじなこと。
でも、そこからの新たな気づき、ひらめきは、自分の感覚、内面を感じなければ出来ない。
自分は、いま何を考え、何を感じ、何を恐れ、何をしたがっているのか。
自分の感覚に素直になってみること。
そして・・・

『超一流と呼ばれるひとたちはあまり教わっておらず、自分で考えて行動している。』

結果が義務というレーサーの世界。
命をかけた究極の自己責任。
だからこそ、純粋に速く走ること、その原点の気持ちに素直であること。
本山選手は、そう伝えてくれているように思う。

speed groove by yoshi
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Posted at 2018/04/15 22:45:18

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