

19時ちょっと前にドバイ空港到着。ドバイに降り立った時もそうでしたが、ドバイ空港の非制限エリアって人全然いませんね。発着が少ない時間だからなのかな?

ドバイ空港はターミナル3がまるごとエミレーツ航空用で、チェックインカウンターもいっぱい。ビジネスクラスとファーストクラスはチェックインカウンターの場所自体違います。
で、ここで思いがけない試練が。

ファーストクラスのカウンター…誰もいません。

向こうに見えるのはファーストクラスでもオンラインチェックイン済みの人が荷物預けるとこっぽい。
ということで、最初どこでチェックインしていいやら分からず。画像撮っている余裕がありませんでしたが、この手前にビジネスクラス&ファーストクラスのエクスプレスチェックインカウンターってのがありまして、やむなくそこでチェックイン(ファーストクラス専用カウンターでチェックインしたかったw)

で、荷物を預けたかったのですが、エクスプレスチェックインカウンターではその機能が無いらしく、私の意図がどうにも伝わらない。向こうのバゲージドロップに持ってきゃいいのか?ってことも上手く伝わらず(>_<) てんやわんやしつつ、チケット発券だけしてもらって、結局さっきのバゲージドロップカウンターに行ったらあっさり受け入れて貰えました。…最初からコッチに来た方がよかったのかも。空港のチェックインでこんなに疲れたの初めて(^^;)
ちなみに出発は夜中の2時55分、あと7時間あります。画像ではゲート番号入ってますが発券時は未定でした。
この後の手荷物検査と出国手続きはさすがビジネス&ファースト専用エリアだけあって超スムーズ。
ビックリしたのは金属探知機ゲートで、ベルトだけじゃなくて靴も脱いで通らされたこと。今までの経験では、日本はベルトなんて意識せず、シンガポールと香港ではベルトしたまま手製の金属探知機でチェック、ジャカルタでベルトを外させられて驚きましたが、ドバイはさらに厳しい。ま、言うとおりに脱いで手荷物と一緒にX線検査にかければ何にも言われずに通してくれますけどね。

さて、出国しました。出発までめっちゃ時間ありますが、これには今回の飛行機遊びの大きな目的が。それは世界最高峰のファーストクラスラウンジ。
ターミナル3には3つのコンコースがあり、それぞれにでかいラウンジがあります。そして、その中でもA380が発着するコンコースAのラウンジは、ビジネス・ファーストそれぞれがコンコースの1フロア丸々ラウンジになっていると!

出国するとまずコンコースBに出るので、コンコースAに移動します。…最初コンコースAの行き方が分からず、コンコースBをコンコースA方向にひたすら歩いて、今度は逆のコンコースCまで行ってからようやく行き方が分かってまたコンコースBに戻るという体力と時間の無駄遣いをしましたorz
空港規模がデカイ分、たぶんこれだけで1km以上歩いたような…

ようやくコンコースAに着きました。ちなみにコンコースBからはモノレールみたいなのに乗って移動しました。シンガポールのチャンギ空港も同じ感じでしたが、乗ってる時間は長かったので結構な距離を走ったみたいです。

エレベーターの案内を見ると、やはりビジネス・ファーストそれぞれフロアが分かれています。まぁ、フロアが分かれているだけなら羽田国内線のANAラウンジもそうですが(^^;)

ラウンジ入り口。でかっ!
そう言えば、日本の場合は受付は女性ばかり(だけ?)ですが、海外のラウンジは普通に男性の方もいらっしゃいますね。今回受付してもらったのも、老紳士…よりはもう少し若い、お城とかにいる執事のイメージな方でした!

ラウンジに入りました。…これラウンジ?!ホントに部屋とかいうレベルではありません。端っこが見えません。

ラウンジ内に免税店があります。ウン十万するお酒がずらっと並んでて、違う棚には100万のレミーマルタンありました(^^;)

ま、私はお酒に興味がないので、お目当てのダイニングエリアへ。ダイニングエリアの入り口もでかすぎです。

着席。超絶広い。ファーストクラスラウンジで利用できる人が少ない上に発着便が無いのか、20時半ですが私以外にお客さんがいません。

メニューはこんな感じ。さらっとコース料理がならんどります。もちろんどんだけ食べてもタダです(庶民まるだし)

オーダーして料理待ち状態。…すんごく気まずいです(>_<) 想像してみてください、でっかい外国の高級レストランに1人でぽつんといる状態を!
ちなみに飲み物はオレンジジュースですw 酒頼もうとしても種類なんて分かりませんからねぇ

オードブルに海老を。さすがメニューにKing Prawnsと書かれているだけあって大ぶりでぷりぷり♪

さあ、肉ですよ肉。英語メニューの詳細が分からなくてもGrilled Beef Steakと書いてあれば頼まない手はないでしょう。

フィレ肉で柔らか。ハラール処理のせいかアッサリな感じでした。
お昼ご飯のベルリンドネルがガッツリ過ぎたのと、このダイニングエリアの雰囲気のためか、この2品(+パン)でお腹いっぱい。
ほっとてぇーちょうだいって言ったら、「じゃぱにーずてぇー?いんぐりっしゅてぇー?」と。どうしよっかなと考えてると「じゃぱにーずてぇー?」やはり日本人は緑茶に行くと思われるか。
ここは反抗的にいんぐりっしゅてぃーにしますw いや実際に紅茶飲みたかったんですが。

デザートは?って言われましたがお腹いっぱいだったのでお断りしたのですが、お茶と一緒にそっと小さなチョコレートを出してくれました。このくらいならちょうど良くて嬉しい♪ 丸いやつ、チョコの塊かと思ったら果肉にチョコをコーティングしたもので美味し(^-^)
(後でメニューを見返したらデザートの欄にwhite and dark fig trufflesと書いてあったのでイチジクだったようです)
お茶飲んでマッタリした後、挨拶してダイニングエリアを後にしました。

ご飯食べたらラウンジ内のシャワーを使わせてもらいます。やっぱり1日歩き回った後だとサッパリできて良いですね。
シャワー終わったらコンコースAのラウンジを出ます。事前予習で知っていましたが、成田行きのB777-300ERはコンコースBから出発するものらしいので。

で、こっちはコンコースBのファーストクラスラウンジです。コンコースBはコンコースAよりも大きいですが、ラウンジはビジネス・ファーストが同じフロアにあるためか小さめらしい。
そしてラウンジにチェックインするときに、予想通り出発ゲートはB1だよとチケットに書き込まれました。

確かに小さめ…なのか?!十分でかいです。でも雰囲気がちょっと違う感じ。

sushiバー。ちょっと摘んでもいいかなと近づいたら、寿司酢の匂いがキツかったのでやめました(^^;)

王室御用達の最高級デーツらしいBateelも置いてありました。ひょいひょいっと2つほどいただきましたが、確かに濃厚で美味しかったです♪

時刻は23時半。お腹いっぱいで体もサッパリしたし、出発までまだ時間があるのでクワイエットエリアでちょっと横になります。

1時50分。ゲートオープンまで後30分くらいなのでラウンジを出ます。
夜中にもかかわらず人がいっぱい!明らかに私が空港に着いたときよりも人が多かったです。ラウンジで横になっている時も、夜中になるにつれて人が増えてきたのが分かりました。ドバイ空港は完全に夜型なのかな。

ゲート到着。成田では出発1時間前に搭乗開始でしたが、なかなか搭乗手続きが始まりません。

搭乗手続きが始まってほぼ先頭でゲートを通過しましたがすぐに足止め。まぁ、また飛行機が沖留めでバス移動だからだなーと。

が、ここで誤算が。成田ではファーストクラスが最初に搭乗でしたが、ドバイではファーストクラスはなんと最後。エコノミー→ビジネスとそれぞれバスに案内されて、ゲート通過してから30分以上待ってからようやくバスに案内されました。これならもうちょっとラウンジでのんびりしたかったなぁ。

A380を横目に移動。やはりでかい!

はい、搭乗。出発まで時間が無いのでウェルカムドリンクやらアメニティ配布やらバタバタ。やっぱりファーストクラスは最初に乗せるべきなんじゃないかなぁ。

カメラのゴミじゃありませんw 機内が夜モードで、天井が星空みたいに光ります。

離陸すると完全にお休みモード。扉を閉じるホントに個室になります。
そしてもうひとつ誤算が。離陸したらお手洗いに行ってすぐに寝ようと思っていたのですが、乱気流のせいでいつまでも揺れてて離陸後2時間経ってもベルトサインが消えません。そろーっとお手洗いに向かったらやはり席に戻されました(>_<)
さらにしばらくして、揺れが収まったタイミングでちゃちゃっとお手洗いを済ませてようやく寝る態勢に。
1時間半ほど寝て起きます。なんせ帰りは10時間弱しかかからないので、そんなに寝てたらもったいないw 起きた時点で残り5時間くらいでした。

さっそく朝ごはんにします。日本時間ではもう朝12時半くらいだし、時差ボケにならないためにもね~

軽くベーグルサンドを。ドンペリ+キャビアはしませんでしたっ。

個室なのでそっと窓のシェードを上げると外は完全にお昼。正確な場所は分かりませんでしたが、大陸!って風景でした。

しばらく外の風景を楽しんだらお昼ご飯に。ドヤっとグラスを持ってますがジンジャーエールです。まだ酔っ払うわけにはいきません。

ナシゴレンとサテ。旅行中でこれが一番美味しかった気がしますw 鶏肉ジューシー♪お米は日本米使ってるのかもっちりぱっつり。

そして待ちに待ったコレですよ。シャトーディケム!往路でお気に入りになったデザートワイン。これを楽しむために他のお酒は控えてました。

すでにお腹いっぱいだったので、「数種類からお選びいただけるペストリー」からベリータルトだけ頼んだのですが全部出てきましたw お選びいただけるとはなんだったのかっ。
一緒に紅茶もいただいて、極上の時間を過ごすことができました(^-^)

そうこうしているうちに、17時半に成田到着しました。
いやー、確かにファーストクラスは時間があっという間に経つ感じで、もっと乗ってていいと思いました。

降機際にビジネスクラスの座席をチラッと。こちらもなかなかですが、ファーストのぶっ飛び方からすると普通に見えちゃう。

で、ウチに着く前に麺を食べます。うめぇ!!やっぱり私にはコッチがお似合いのようです(^^;)

機内でもらったものを改めて確認。アメニティですが、エミレーツでは数種類用意して搭乗ごとにかぶらないようにしているとのことでしたが、往路と復路で同じものでした。復路でCAさんに聞いてみたら、それならお土産として女性用の方に交換しましょうかということで交換してもらいました。

ちなみにどちらもブルガリの革製!まぁ、片道運賃60万もするからオマケみたいなもんなんでしょうが…。おしぼりまでブルガリなのはちょっと笑えました。アメニティはこの他に立派なパジャマやらスリッパやらもらいました。

ちょっと驚いたのがこれ。バレンタインデーだったからか、機内でお手洗いに席を立っている間に、ひょいとテーブルにチョコレートが置かれていました(2回も)
ウチに帰ってからむしゃむしゃ食べつつ調べてみたら、オーガニックのチョコで10gx5枚入りで日本での価格は3500円…なんて高級品。もらったのは1箱あたり4枚入りだったので8枚で…Oh!
まぁ、私は1箱100円のダースが大好きですがねw
この3年間で乗った国際線
・JAL エコノミー(B767)
・ANA ビジネス(B777-200ER+B787-9)
・SQ ビジネス(A380-800+B777-200)
・EK ファースト(B777-300ER)
んー、ファーストクラスは確かにすごかったんですが、庶民の感覚からすればそこまでいらないかなと。…現実からするとビジネスクラスすらお金払って乗るのもハードル高いですが(^^;)
次に上級クラス乗れるのはいつになることやら。