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イイね!
2023年10月01日

無題

無題 半年ほど前の話になりますが、ミニカにオイルキャッチタンクを取り付けました。



本当はわざわざ管理項目を増やすような部品を付けたくないのですが、かなり前から時々エアクリーナーボックス内に池が出来るほどのオイルを吹き出すようになっていたので、オイルセパレーターとしてやむなく導入することに。



で、このエアクリボックスのオイル溜まりは長期的なスパンで出来る物ではなく、高回転時にオイル上がりのような症状でマフラーから白煙を吹いたタイミングで瞬間的に出来る事が経験的に分かっていました。
(但し、排気で白煙を吹いたからと言って必ずエアクリボックスにオイルが溜まる訳ではない。)



しかも吸気側に吹き出したオイルは、キャブレター直前に突き出したブローバイ管から、吸気方向とは逆に位置するエアクリーナーエレメントの裏側に痕跡を作る程で、これを見る限り高回転&スロットル開度大の吸気流速を振り切る程の圧と勢いで吹き出しているように見えます。

…ただ、当初はオイル上がりとブローバイホースからの大量のオイル吹き出しが同時発生する因果関係がよく分からず、2次エアバルブが故障してエキマニ側から逆流した物なんじゃないか、とか、本当にブローバイホースから出た物なのかすら確信が持てませんでした。


しかし、もういつまで新品入手できるかも分からない貴重な純正形状エアクリーナーが裏側から汚れてしまうのもどうにかしなければなりません。


そこで試しに購入したのが、amazonで販売されている格安品。

このタンクの選定にあたっては市販品の値段が本当にピンキリで、高額な製品であっても、日常使用のオイルセパレーターとして見た場合に内部構造に疑問が残る、若しくは不明な物も散見されたため、どうにもブランドや価格は当てにならないと感じていました。


ならばいっそ安物を加工して使った方が、金額的にも構造的にも納得いく物になるはず。

そこで2000円少々で販売されているこの汎用品のIN側バッフルに、スプレー缶を切って追加バッフルとして装着。
ある程度オイルが溜まった場合の閉塞を避けながら、気液分離性能の向上を図りました。



そして装着翌日の4月某日、ビートの代走となったツーリングから本格的な運用を開始。

因果は定かでないにしても、排気の白煙が高回転で起きる事だけはハッキリしているため、テスト走行としてこの期を逃す手はありません。



ターンパイクの登りから箱根のスカイライン群、東富士五湖道路に国道140号と、馬力のゼロが一個足りないミニカに牙をむく無慈悲なコース達。

そして道中で目論見通りにマフラーから白煙をぶちまけるのですが…

エアクリボックス・キャッチタンクを確認するもオイルの集積は全く無く、完全にドライ状態と肩すかし。




その一方で、走行中にラッシュアジャスターが動作不良を起こす不意打ちが発生。

腰下の劣化対策でテスト走行してたらヘッドが不調になるなんてシャレになってません。



一応その後ラッシュアジャスターは正常に戻り、目立った白煙もオイル溜まりも発生しないまま半年が経過。
オイル交換時期になったので、古いオイルの処分ついでにキャッチタンクの中身も確認してみると…

3000km弱の走行距離でタンク容量1/5程度のオイルが溜まっていました。
4月~9月という使用期間もあってかエマルジョン化している様子はなく、純粋なオイル分のみのようです。


ただ、この量がどの段階で溜まったのかは不明なので、ブローバイガスに慢性的にオイルが含まれているのか、それとも瞬間的に吹き出したのかの判断は今後のチェック頻度を上げる必要がありそう。

そして仮にこれが件のエアクリボックスに溜まったオイルだったとすれば、排気の白煙の原因がオイル上がりだとばかり思っていたのが誤解だったという事にもなります。



オイル上がりもそれはそれで起きているのは十中八九間違いないでしょうが、吸気側にオイルを吹いた際に起きていたのは燃焼室からクランクケースへのブローバイの大量吹き抜けで、内圧上昇によってヘッド側のオイルリターンに影響が出て吸気側へ吹き出しているのではないかと。


これならば表面的に見えている現象は同じ白煙でも、吸気側にオイルを吹く時、吹かない時の違いとしても合点がいきますし…まあとにかく腰下は芳しくなさそうですね。




いずれにしても、効果が無ければ撤去する前提で財布のダメージが少ないように選んだamazonの安物タンクがこれほど見事に機能するとはちょっと意外でした。

接合部からのオイル漏れや滲みも無いし、狙い通りの仕事を十分こなしてくれているしで、これはコスパめっちゃ良いかも。
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Posted at 2023/10/30 00:00:00

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