• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

輝哉のブログ一覧

2016年04月17日 イイね!

無題

無題またミニカのしょーもない部品交換をしました。

はい、ヘッドライトユニットです。

別に劣化や破損等で機能的に問題があった訳ではなく、かと言って交換する相手もただの純正中古品です。

…私は一体何をやってるんでしょうか。



事の発端はこいつ。

小糸のH4純正仕様イエローバルブです。
…当初はこんな物を一々記事にする気など無く、お蔵入り前提だった画像がまさかの登場となってしまいました。

しかし、例えイエローバルブを買うにしたって普通は純正タイプなんて買いませんよね。
何せこの純正イエローよりも実売価格の安い社外H4Uイエローバルブは普通にあり、また同価格帯以上であればより高効率の物を選べるため、純正球を選ぶ理由と言えばこの時代錯誤な黄色いガラス玉のルックス以外に無いと言っても良いですから。

そしてそのガラス玉見たさに「わざわざ買った」コレが、あろう事かウチのミニカには入らなかったのです。

一体どういう事なんでしょうか。

…ほら、小糸の車種別適合表だってH4って書いてあるじゃないですか。
その点トッポってすげぇよな、訳わかんねーバルブだもん


しかし現実はウチのにはH4が収まってくれない訳ですから、もう少し良く調べてみましょう。

H20系ミニカのヘッドライトバルブのパーツリストの一部。
ウチのはH22A前期2ドアμgのMT車で、類別記号ではMNXDとなるので、車両生産時期で90年1月1旬~91年11月3旬までのH22A-MNXDに該当するバルブはMS820967になります。

…と、ここで答えが出るのですが、三菱品番のMS820967は小糸品番で言う0812。つまりD4です。

D4電球ですよ。
HIDの型式じゃないどころかハロゲンですらない、訳わかんねーバルブでしたよ。

ちなみに、わざとらしく「ハロゲン」との注記があるMS820962は小糸品番0456のH4クリアバルブ、MS820963は小糸品番0456Yで正に冒頭のH4イエローバルブの事です。


…パーツリストを見る限り、88年から91年11月3旬までの前期顔ライトでH4バルブを装備していたミニカは、88年からのZZ及び89年追加のZZ-4も含めたダンガンZZシリーズのMT車(MNGF)の他には、90年12月に追加されたμX(M○HD4)と、91年4月追加のZZのAT車(MKGF)だけで実質2グレードしかありませんのでかなり希少です。
(リスト上90年1月1旬~90年7月3旬までH21A-ALLとなっているのは、ダンガンZZシリーズだけが550ccのH21系のまま併売されていた時期の事なので、事実上このH21AとはMNGFのみを指している。)

またμX(M○HD4)というのは見てくれこそキャブレターエンジン版のダンガンといった成りでしたが、装備仕様区分ではμm(M○HD)やμf(M○HD2)と同じになる為、パワーウィンドウ非装備だったりMT車は4速ミッションであるなど主要装備が明らかに格下にもかかわらず、μシリーズ最上級だったμgはおろか、正式にダンガンと名の付いたSi(M○XM)すらも差し置いてのハロゲン装備車となっていたようです。

あまつさえ内装にも専用デザインの洒落た柄のシートが奢られるなど、元々構成グレードが多かった中での付加価値付き後発中間グレードとして、先発上級車種を食ってしまわないように敢えて廉価仕様をベースとした節はあるのでしょう。

…後に、μXの後継グレードになる後期型ミラノの92年中盤以降やミラノリミテッドでは、装備の充実化による格上げでμgやSiをグレード廃止に追い込み見事葬る事になるようですが。


…とまあそんな経緯で、今や世間はHIDからLEDに移り変わってきてすらいる中で目糞鼻糞でしかない違いを確かめるべく、貴重な前期用H4ユニットと思しき中古品を手に入れた訳です。

上がH22A-MNGF純正とされた物、下がウチのH22A-MNXD純正。
表面のレンズは両方とも全く同じ物で、一切見分けが付きません。

では口金側は…


あー、違いますね…
H4Uバルブを組んだ時の、左下の爪のスペース空き方向が確かに違います。
やはりD4ユニットにH4バルブを組もうとしていたから入らなかったんですね。

…しかし、逆に言えばたったこれだけですよ。
リフレクター形状はレンズ同様にD4・H4の差は無いので、単純にバルブ挿入部分の切り欠きの位置が数mm違うだけで、信じられない話ですが当時は付加価値として扱われていたんですね。
(但し、ライトユニット本体についてはD4・H4、H22系前期後期の違いだけでなく、同年式・同バルブでもグレードによって数種類の部品番号が存在している為、何か細かい違いがありそうですが。)

しかし、所詮爪の一部の違いですからぶっちゃけバルブ側を削ってしまえばどうにでもなり、今回も実際そうして既にD4ユニットにH4イエローを組んでしまっていたので…

H4ユニットにしたからと言って、光軸調整を済ませてしまえば今までとな~~んも変わりません。
せいぜい、高価なLEDバルブを導入しようとした場合に無加工で装着できる拡張性を得られたぐらいでしょうか。

全くH20系ってやつは、今見れば取るに足らないようなちょっとした要素で一々グレードを分けていたんですねぇ。
Posted at 2016/05/01 17:12:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカ | 日記
2016年04月03日 イイね!

無題

無題ビートの空燃比チェックを行いました。

本来の流れでは昨年12月にO2センサーボスを増設してから、あとはいつ計器を購入・取り付けするかだけの話だったんですが、先日のあの状態のタイヤでテストするのは危険なので、タイヤ交換を待ってようやくテストとなりました。

尚、今回取りつけた空燃比計は、GRIDが販売するイノベート社製のLC-2。

以前ミニカにも取り付けたLC-1をモデルチェンジした物のようで、O2センサー、制御ユニット共に刷新されて、LC-1とは互換性も無い全くの別物になっていました。

また、従来品ではパイロットランプとセンサー校正用スイッチを自分で取り付けていたものがLC-2では廃止されていたので、取り付け面で地味にめんどくさかった部分が省かれて、普通の電装品のようにポン付け出来るようになっています。

一方、表示器は従来品からキャリーオーバーされた物なので、別途販売されているアナログ指針タイプ等好みの物に置き換えられる特徴は変わっていませんでした。


…さて、それでは実際の様子を見てみましょう。
今回は個人的に思う事があったため、純正マフラーとレガリスKとの2本のマフラーでテストします。

マフラー以外の仕様は、ノーマルエンジンにカミムラさんの触媒有り用ROM、J.Worksのタコ足一体型メタル触媒、キノクニのRanMaxエアフィルターといった程度。
また、エンジン制御用のO2センサーはビート純正品、MAPセンサーはJA4用になります。

まず街乗りでも分かる事としては、O2センサーフィードバックが想像以上に広条件に対応していて、周りの流れに合わせて加速する程度では14.8~15.0前後といった理論空燃比付近から外れる事はほとんど無く、適切なギア選択をしていれば80㎞/hくらいまでは理論空燃比のまま加速できます。
(吸気管圧力、スロットル開度は計器が無いので具体的な数値は分かりませんが、エンジン回転数ではおおよそ5000rpmまでがフィードバック領域です。)

これは基本的に純正マフラーでもレガリスでも変わりません。
…が、ゼロ発進以外はレガリスの方がレスポンスが良く、軽快に走ってくれる印象があります。

もちろん、この領域では吸排気に変化があっても、空燃比の数値は帳尻合わせされてしまうので見かけ上の変化は無く、あくまで個人の感覚での話になってしまいますが。



そして、一番知りたかったのがパワー空燃比になる条件下です。
O2センサーフィードバックが無くなり、ここからがMTREC本領のいわゆる「スロットル開度とエンジン回転数基準での基本噴射マップ」の領域になるのでしょうから、吸気管圧力による補正が掛かっていないとすれば、マフラーの変更で吸気量に変化が起きれば空燃比計にも数値の違いとして現れてくるはずです。

要は急加速させた時の空燃比はどうなんの?って事なんですが、ここで純正マフラーとレガリスとの違いが現れ、純正マフラーで12.5~12.2、レガリスで12.7~12.5といったあたりで推移していき、共にレッドゾーン手前までには12.5に落ち着きました。

…ネタとしては面白味の無いすごくまともな値ですが、一応わずかながら差はあるようです。
特にレガリスの方はNAエンジンのパワー空燃比として理想とされる12.5~13の中に完全に収まってます。

しかし、そもそも空燃比計を付けようとした理由というのがノーマルに比べて何故かレガリスの高回転の伸び方を悪く感じていたためだったので、いざレガリスの方が理想的だという結果が出ても何か釈然としないのです。



…という訳で、中間加速のタイムも計ってみる事にしました。
方法は5速固定60㎞/hから全開加速し、所定の速度までの到達時間を比較するというもので、なるべく条件を揃えて複数回トライしてみた結果…

純正マフラー
60→100㎞/h 15秒8
100→140㎞/h 22秒2

レガリスK
60→100㎞/h 15秒2
100→140㎞/h 20秒5

…どうしてこうなった。

…やっぱりレガリスの方がほんの少しだけ速かった…
しかし体感的に、どうしてもレガリスの方が伸び方がフラットに感じてしまうのです。

あるいは中間域でレガリスが優っていてトップエンド付近に差が無いとしたら、レガリスの方が伸びないという錯覚が起きるかも知れませんが…

…まあ、凡人の感覚なんてこんなもんでしょうかねぇ。

ひとまず、現状の組み合わせはバランスとしては良い所にあるのが分かってしまったため、仮に今よりも高回転重視のマフラーを組んだとしてもパワーダウンする可能性すら出てくるので、今後マフラー交換を検討するとしたら、何らかの燃調補正手段も考えなければいけなくなるかも知れませんね。
Posted at 2016/04/03 23:21:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビート | 日記

プロフィール

「無題 http://cvw.jp/b/204131/42736566/
何シテル?   04/15 00:21
第三次の頃にぱらぱらしていたおバカ。 今では小学生レベルの分数計算すら出来ない正真正銘の馬鹿+割と雑食な気分屋です。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2016/4 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

リンク・クリップ

pixiv 
カテゴリ:絵置き場
2010/01/19 00:58:11
 

愛車一覧

ホンダ ビート ホンダ ビート
そもそもオープンカーなんて恥ずかしくて嫌いだった上、ビートに至っては学生時代に苦手だった ...
三菱 ミニカ 三菱 ミニカ
次はいつどこが壊れるか、日々戦々恐々な通勤車。
ホンダ フィット ホンダ フィット
タイプR売却以降マイカー無しだった親父のクルマ。 あくまで乗るのは親父なので、あんまり ...
ホンダ ライフ ホンダ ライフ
おふくろの愛車2号機。 これ以前には前期のGF-JB1に乗っていましたが、もらい事故で ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation