のぶ＠えべつのブログ一覧

今日は、JZX90を送り出す前に、JZX90のカタミということで、ヘッドライトバルブとポジション球をJB23Wに移植したのである。

JB23Wのこの手の交換は初めてだったのでかなり手間取ったが、まぶ友Mちゃんに助けられて、なんとか移植が完了したのであった。

ありがとうMちゃん！

このお礼は、そのうち精神的に！！

今日は、ツアラーVを送り出したのである。

始まりがあれば、いつか終わりはくる。
この世に永遠という存在が無いことは、これを読む人間の諸兄ならば、分かるであろう。

そもそもツアラーVの存在を知ったのは、1994年春頃であった。
マークⅡという親父なクルマに過激な走りのグレードがあると、友人T夫妻の旦那に聞いたのがキッカケだったのである。
時を同じくして、ウチにトヨペットの若い営業マンＨ氏がやってきて、ツアラーVの話で盛り上がったのである。

ウチの親父が、余命短い母親に３ナンバーのクルマの助手席をプレゼントしたいと、手頃な価格のJZX90マークⅡに目をつけ、購入の機運が高まったのが、1994年秋であった。
丁度、JZX90がマイナーチェンジをするタイミングで、色々と迷った末にグランデのレガリアという特別仕様車を購入したのであった。
この時、親父にツアラーVを勧めるも、高いからということで一蹴され、ツアラーＶの夢は潰えたのであった。

それ以来、どうしてもツアラーVという国産車で4ドアで280馬力でMTなクルマ(当時はツアラーＶ以外には無かった)の魅力にとりつかれ、いつか必ず買って乗りたいと思ったのである。
自分が21歳の秋であった。

それから時は流れ、1996年3月、就職も決まって新車でJZX90を買おうと、親父がマークⅡを買った時に相手にしていたＨ氏を訪ねて見積をとり、一気に契約を進めたのであったが、新入社員が400万円近いローンを払うのには無理があると、またしても親父に一蹴されたのであった。

しかし、どうしても乗りたいと親父に語ると、親父の知り合いの中古車屋で見つかれば買っても良いとの譲歩案が浮上、そこから中古車探しが始まったのである。

実は、ツアラーＶの中古車は、中古車情報誌で毎月チェックしていたのだが、まず載ることは無かったのである。
載ってもATで、MTは一度も見たことが無かったのであった。

その経緯から、簡単には見つからないと思っていた矢先、あっさりと見つかったと知らせが入ったのであった。

すぐさま現物を見に行ったが、実は事故車と判明。
しかもサンルーフも無い(サンルーフ付きはマスト条件ｗ)。
妥協はしたくなかったので、今回はやめようと思ったが、そこで中古車屋のおじさんが気を利かせてエンジンをかけてくれた時、そのエンジン音と排気音で一気に心が買う気持ちに揺り動いたのである。

これが自分とJZX90との出逢いであった。

こうして、1996年4月10日(だったハズ)、JZX90と共に走り出したのである。

親父は自分がJZX90を買うにあたり、某港への出入りを一番心配して、そういう所へは出入りしないと誓約書まで書かせたが、今だからこそ言えるが、結構出入りしたのであったｗ

こんな出逢いからスタートして、共に走った13年と7ヶ月弱。
長いようで、今思えば短いような、自分にとっては楽しくもあり、辛くもあった日々。

このクルマを通じて、たくさんの人と出逢い、別れ、それでも気がつけば側にいたJZX90。
いつも最高のパフォーマンスで期待に応えてくれたJZX90。

たかがクルマとはいえ、13年以上も一緒にいると、クルマ以上の存在に思えてならないのである。

MES CUE UN CAR・・・クルマ以上の存在。

ここでは書ききれない、JZX90と共に体験したたくさんの出来事が自分を育ててくれたのだと思う。

だから、ありがとうと言いたい。

送り出した時は特別な感情は無かったが、これを書いているとやはり泣けるね。

今日は、JZX90のナビとレヴスピードメーターを取り外したのである。

これは、次に乗るクルマへ移植するのである。

次のクルマは、既にDに入庫されていて、移植パーツを取り付ければ納車できる状態である。

久しぶりに新車のニオイを味わいつつ、写真を撮りまくったのであるｗ

掲載は、その一コマである。

納車は11月1日(日)予定である。

JZX90との別れも迫りつつ、新車の納車も迫る・・・複雑な心境である。

11月9日～11月20日の日程で、会社の海外研修に参加することになったのである。

行き先は自由の国アメリカである。

後輩の越前屋が参加予定だったのだが、手がけているプロジェクトが殺人的に忙しく、どうにもおさまりがつかないようで、補欠の自分に声がかかったようである。

個人的には、以前からどうしても行きたい研修だったので、謹んで参加させていただくことにしたのである。

越前屋の分まで、色々と視察してくるのである。

研修なので、企業訪問メインで、あとは街並みや名所に行けるかというところであるが、企業訪問はお金を出しても行けるものではないので、精力的にこなしたいものである。

IntelやAMDやGoogle、HPなど、行ってみたい会社がたくさんあるので、なんとかアポをとって行きたいものである。

後から知ったのだが、JZX90の後継車は10月15日に生産されたのである。

誕生日を知れるのも、新車ならではなのかな・・・。