お世話になっているDラーに、話題の
フィアット500「TWINAIR」の試乗車が入ったとの連絡があったので早速試乗してみました。
この「TWINAIR」の1番の売りは何と言っても新開発の低燃費エンジンですよね。
ツインエアーと聞いて最初
「エアクリが2つあるのかな?」なんて御馬鹿な発想をしてしまいましたが・・・(笑)。
まさかの
2気筒!
■直列2気筒 8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボエンジン
■875cc
■最高出力 85ps/5500rpm
■最大トルク 14.8kgm/1900rpm
■燃費消費率10・15モード 21.8km/L
と、なっています。
雑誌媒体等でインプレを軽く読んではいましたが、
低燃費エンジンを謳うのは建前で、実はその2気筒独特の
振動と音がとても楽しいエンジンだと評判ですよね。 先代500にも2気筒エンジンがあったので、そのオマージュとも言える今回のツインエアエンジン。
さて試乗ですが、アイドリング状態から
パタパタと音が聴こえてきます。
走り出すとアクセルペダルを踏み込む右足に微妙な振動も伝わってきます。
900cc弱の排気量でターボ付なのでターボラグによるもたつき感がありそうなものですが、2気筒エンジンなのと直噴の影響なのか殆んど感じません。 何も知らなければNAエンジンだと感じる人が多いのではないでしょうか。
マニュアルモードで高回転域まで回すと
パタパタパタパタパタパターーーーッ♪
と、回転が上がるにつれ意外と迫力があるパタパタ音が聴こえてきます。
迫力があるパタパタ音に、元々殆んど聴こえないタービンの「キュイーン」と言う音は完全に掻き消されてしまいます。
低回転~中速域の加速はトルクに乗って900cc弱とは思えない気持ちの良い加速でしたが、高回転域はパタパタ音がするだけで若干物足りない感じはしますね。
ノーマルでこの大きさのパタパタ音ならば、社外マフラーにでも換えればもっと大きなパタパタ音が楽しめるのでは?
と直ぐに感じました。
ツインエアエンジンの事ばかり書いてしまいましたが、実は500に乗るのは初めてでした!
アクセルペダルとブレーキペダルの位置に少し違和感がありましたが、内装もそんなに安っぽくはなくオシャレ感たっぷりですし外装は一目見て500だと分かるデザイン、その辺は500独特の個性があって良いですよね。
あと、ボディがしっかりしているのは感じましたが、軽快感はあまり無い様な。
この500ツインエア、販売されて間もないですが出だし好調な様ですね。
ツインエア販売を待っていた人が「待っていました!」とばかり喜んで購入するんでしょうね。
500のキャラクターにツインエアエンジンはとても合っていると思いますが、1.4Lモデル等との販売比率も今後気になるところです。
現在はデュアロジック(ATモード付シーケンシャルミッション)のみの設定ですが、3ペダルMTを操ってツインエアエンジンを楽しみたいって人は意外と多いのではないでしょうか?
話は変りますが最後に・・・
7月に発表される予定だったジュリエッタですが、震災の影響で延期、年内発表はどうも無さそうですね。。。 ジュリエッタが正規輸入されるのは一体いつになるんでしょうか。
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試乗 | 日記
Posted at
2011/05/15 00:58:43