MiTo TCT の試乗案内があったので、本日試乗に行って来ました。
以前のMiToと比べると、見た目はマフラーの出口が2本デュアルから平たい1本出しへと変更になった位ですが、中身は大きく変わりましたよね。
エンジンは1.4Lターボなのは同じですが、
マルチエアと言うBMWのバルブトロニックの様なスロットルを持たない環境対応型エンジンになり、それまでは3ペダルMTのみだったミッションにフィアット式の
ツインクラッチ(TCT)仕様が追加されました。 VWのDSGみたいなものですね。
担当Dラー営業マンから簡単な説明を受け、いざ試乗ヘ。
TCTにはクリープ現象があるのでブレーキから足を離すと前進します。
最初はノーマルモードのDレンジオートマ状態から試乗しましたが、アクセル踏んだ感じはモッサリしていて鈍い。。。 はっきり言って私の147の方がこの辺はイイです。 ターボとNAの差なんでしょうか。
しかしツインクラッチの恩恵なのか、ギアが切り替わるショックが殆んどありません。
継ぎ目の無い加速がスゥ~っと続いていきまして、まるで普通のトルコンATみたいです。
次にセレクターを左に倒してマニュアル操作ヘ。
ここでもツインクラッチの恩恵で、アクセルを踏んだままでもシフトアップが可能となっています。
147のセレスピードは、シフトアップの際は気持ちアクセルを緩めないとキクシャクしてしまい気持ち良く乗れませんが、これは大きな進化ですよね。
シフトダウンした際のブリッピングもモチロン気持ち良く決まります。
そしてノーマルモードからダイナミックモードヘ。
ブーストが上がりパワー&トルクが上がるのは分かりますが、それ以上にアクセルのツキが格段に良くなりかなりやる気にさせられます! ノーマルモードのあのモッサリ感は何処へやら、ダイナミックモードとの差は大きいですね。 私なら常時ダイナミックモードにして乗りたいです。
連動してステアリングもそれなりに重くなりますが、あれはちょっと重過ぎやしませんか?
あと、マツダのアイストップの様なアイドリングストップ機能もあります。
状況にも因りますが、信号で止まると自動的にエンジンが止まります。
そしてブレーキペダルから足を離すかギアをセレクトするとエンジンがかかる仕組みなんですが、ブレーキを離した瞬間にエンジンがかかるのはかなり違和感がありましたね。
乗り心地は17インチ仕様ってのもありちょっと固いですが、車自体はボディもしっかりしているので嫌な固さではなかったですね。
試乗を終えた感想は
普通に乗れるアルファじゃないか!
これならAT限定免許でも普通に乗れるので、これまでMiToに乗りたくても3ペダルMTしかなくて諦めていた人や、アルファのエントリーモデルにTCTが装着されたのでMiToを本気で購入しようなんて人も増えてくるのではないでしょうか。 とにかく間口が広がったのは間違いないでしょうね!
話は変りますが、来年導入予定のジュリエッタはどうも夏以降に正規輸入販売が始るらしいですね。
1.4LマルチエアのTCTと、クアドリフォリオ・ヴェルデの3ペダルMTに決まったとか?
クアドリフォリオ・ヴェルデは左ハンドルと右ハンドルが選べるようです。
販売までまだまだ待たなくてはならない様です。
そうなると現在147、159、GT、ブレラ、スパイダーは基本的に国内在庫販売のみとなっているので、ジュリエッタが出るまでの間は継続販売は当面MiToの1車種だけとなってしまう状態となり、「売る車が無くて辛いです」とDラー担当者が嘆いていました・・・(爆)。
Posted at 2010/12/11 21:15:02 | |
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試乗 | 日記