今日の17時頃、自宅からほんの少し走った街の郊外で、道路脇の木陰から2頭の鹿が飛び出してきて、かわしきれずに、そのまま1頭に衝突。
結果、僕の愛車はご覧の有様となりました。
(事故後、即地元の整備工場へ搬送。そこで黙ってられず、携帯電話のカメラで撮りました)
搬送先の工場の社長がパッと見る限り、グッシャリ逝ったフロントに押され、ラジエターやフレームにも被害が出ていそうだとのことで、修理には少なくとも20~30万円はかかるらしいです。
もっとも、これ以上は明日詳しく見てみなければわからないとのことでしたが…
雪道でかつ現場が下り坂ということもあり、速度をそれほど出していなかったためか、僕自身は全く怪我をしていません。
また、たまたま他の車を巻き込むこともなく、本当に自分と鹿だけでの事故。
不幸中の幸い、というやつなのでしょうか。
僕が怪我をしていないのは、きっと今回も、相棒が僕を守ってくれたんだと思います。
それこそ、命がけで。
工場の社長が言うには、「直せというなら直すけど、多分、相当金がかかるぞ。あんたのかけてる保険次第だけど、全損にしたほうが良いかもしれないぞ…」とのこと…
いつもお世話になっている車両保険の代理店さんも、個人的な考えだ、と前置きした上で、全損扱いを勧めてきました。
総走行距離がまもなく20万kmに到達するという車です。
元気だったのはエンジンと電気系統だけで、ボディや足回りはだいぶガタが来てました。
今回の一件がなくとも、いずれ大きな修理が必要なのは見えているわけです。
そのことを工場の社長も、保険屋さんも知っているからこそ、人生の先輩として僕に助言してくれているんでしょう。
…今、こうやってブログを書いてますが、何度愛車の写真を見ても、正直、現実だと思えません。いや、信じられません。
明日になったら、家の前に何もなかったかのように、愛車がいるような気がしてなりません。
でも、そんなことはきっと、起こりっこない。
…ええ、わかってます。
現実から逃げてはいけないんですよね。
鹿は悪くありません。
彼らはたまたま今回、僕が走っていたところに出てきてしまった。
ただそれだけです。
「鹿が出るかもしれない」と気を引き締めていなかったから。
鹿との事故をどこか他人事だと思っていたから。
だから、僕はかわしきれずに、鹿とぶつかってしまった。愛車を壊してしまった。
これは、僕への神罰だったのだろうと、思っています。
…いずれにしても、愛車をどうするかは、僕自身が、近いうちに決断しなければなりません。
僕と愛車が出会って、8年目…
過去最大の岐路に立たされています。
どうするか決めたら、また報告させてもらいます。
みなさんもどうか、鹿に気をつけて。
Posted at 2017/11/20 20:45:40 | |
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