
ご無沙汰しております。
こちらではほとんど活動しておりませんでした。
現在、世界的に新型コロナウイルス感染症が流行しており、大変な世の中になっています。
早くこの状態から脱することができれば、そう願っています。
前回の日記から1年と8ヶ月が経ちました。
その時は2代目相棒であるムーヴカスタムの今後について書き連ねたと思いますが…
それから、ムーヴカスタムには次々と不具合が発生したのでした。
・エンジンのオイルシール等からのオイル漏れ
・トランスミッションのオイルシール等からのオイル漏れ
・ターボ(タービン)が死にかけ
・左フロントの足回りから異音
・サスペンション等の足回りがグッダグダにヘタる
特に上から2つは、車検が通らないレベルの不具合。
乗り続けるのなら、この2つだけは必ず直さなければならなかったわけですが、ディーラーで修理費用を計算してもらったところ、付帯する整備(トランスミッションのオーバーホール)も含めると約18万かかることが判明。
タービンが死にかけているというのも、仮に壊れてしまって新品のタービンに載せ替えるとするなら、約12万かかるとのこと。
その他、車検の費用なども考えると、これら全てを直し、万全な状態とするならば、おおよそ40万円から50万円近くかかることがわかったわけです。
走行距離は14万キロを数え、この状態でそれだけのお金をかけて直してまでムーヴカスタムに乗り続けるべきか…相当悩みました。
悩みに悩んだ結果…
ムーヴから下りることを決断しました。
僕は約11年間、L160S型ムーヴに乗り続けてきました。
もはやこのムーヴは、僕の身体の一部といって良いほどの存在であり、慣れ親しんだ車でした。
ムーヴから下りることは不安ではありましたが、別の見方をすれば、これは
違う車種を経験できる良いタイミングだとも言えるわけです。
また、基本的に通勤などの普段使いではムーヴで不満はなかったのですが、高速巡航時や長距離走行時、ライフワークとしている日の出観測企画「俺たちの夜明け」での車中泊など、
遠征目的での使用においては軽自動車の限界を感じるようになってきました。
以上の理由から、ムーヴから下りて、普通車に乗り換えることを決意しました。
次の愛車に求める条件は、基本的にムーヴと変わりなく、
「4WD」「ターボエンジン」
「MT」「4ドアor5ドア」「国産車」。
特に4WDは、道北地方の田舎に住んでいる以上、外せませんでした。
これらの条件を満たす普通車となると、かなり絞られてくるわけです。
インプレッサ WRX STI
ランサー GSR エボリューション
レガシィB4
レガシィツーリングワゴン
知識が薄い僕では、ここらへんしか思いつきませんでした。
というか、僕がかねてから乗りたかった車たちですね。
その中で、予算や車の使用用途、その他様々な条件を勘案した結果…
レガシィツーリングワゴンでファイナルアンサーとなりました。
レガシィツーリングワゴンのMT仕様というのは意外と球数が少なく、良質な車を探すのに苦労しましたが、札幌市内の某販売店にて状態が良いBR9型レガシィを購入することができました。
納車当日。
自分で取り付けた装備などを取り外し、室内を可能な限り清掃した後のムーヴを見て、ようやくムーヴとの別れの日がやってきた実感が僕を襲い、思わず目頭が熱くなりました。
しかし…店頭納車のために、更に言うなら、相棒を販売店の担当者様にお渡しするために、僕は札幌まで走らなければなりません。
こんなところで感傷に浸っている場合ではない。
これは、僕自身が決めたこと。
最後の瞬間まで、ムーヴのオーナーらしく、胸を張ろう。
そう思い直し、相棒と最後のドライブをしてきました。
販売店に到着したその瞬間まで、彼は僕の期待に応え続けてくれました。
販売店に到着した段階で、走行距離は
146,017km。
購入してから2年8ヶ月で、63,715km走ったことになります。
先代のムーヴから積算して約24万km乗り続けてきましたが、本当に素晴らしい車でした。L160S型ムーヴ。
そうして、販売店に到着してから、担当者様に断りを入れ、相棒と最後の会話をさせてもらいました。
もし君に余生を与えてもらえるのなら、良い人に貰われてくれ。
そして、もし君がこの世と別れることになるのなら、どうか僕の生き様を、先代と一緒に見守っていてくれ。
ありがとう、ムーヴ。またいずれ。
そう語りかけて、僕は彼と別れました。
その後、新たな相棒であるレガシィで帰路についたわけですが…
何から何までムーヴに慣れ切ってしまった僕が、いきなり2.5リッターのハイパワー車、しかもMT車を上手く扱えるはずもなく…
札幌市内を出て高速道路に乗るまで、
片手では足りないほどの数のエンストを連発。
ホント、自分の運転技術とセンスの無さに愕然としましたよね(笑)
きっと、レガシィも「おいおい、大丈夫かオメー」と思ったことでしょう…
僕の前後左右に居た皆様、大変ご迷惑をおかけいたしました…(吐血)
しかし、それからは少しずつレガシィの運転に慣れてきて(
エンストしてないとは言ってない)、徐々にレガシィのポテンシャルの高さを感じ取れるようになってきました。
どんな状況下でも安定して走り抜いてくれる、さすがはスバルのフラッグシップ・グランドツアラーですね。
燃費も思ったよりも悪くなく、街乗りでも郊外路でもカタログ数値(11.0km/L)に匹敵、もしくはそれを超える数値を叩き出してくれることに驚きまくっています。
レガシィとも末永く付き合っていければいいなあと思う今日この頃です。
LEGACY Touring Wagon (BR9)
2.5GT S-Package 6MT
2020.08.21 ROLLOUT.
Posted at 2020/08/23 02:05:55 | |
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