↓こんな事故想像したこともありません。北海道安平(あびら)町追分春日のゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」で、札幌市北区新川西3の4、主婦合掌(がっしょう)貴恵さん(38)が、フェアウエー上を歩いて移動中、突然コース上にできた直径約1・5メートル、深さ約6メートルの穴に転落した。 合掌さんは約1時間半後に救出されたが、死亡が確認された。合掌さんの体は、うつぶせの状態で半身が土砂に埋まった状態で見つかっており、道警苫小牧署で死因を調べている。 同署の発表などでは、合掌さんはこの日、夫(40)と長男(13)、次男(10)の家族4人でラウンド中。事故当時、夫と長男がいっしょに歩いており、その後ろから合掌さん、次男の順で歩いていたという。次男は「いっしょに歩いていたら突然、母が消えた」などと話しているという。 胆振東部消防組合消防署安平支署などによると、事故があったのは、三つあるコースのうち「カスケードコース」の8番ホール。ティーグラウンドから約180メートル離れたフェアウエーの中央付近に開いていた。 穴は下に行くに従って広がっており、底の部分では奥行きが10メートル近くに達していたという。底には水と砂がたまっていたことから、芝の下の土が地下水に浸食されて空洞ができ、合掌さんが気付かずに踏み抜いた可能性もある。