
タイトル通りですが、全日本ラリーの観戦に行って来ました。
第6戦モントレー in 嬬恋2015の開催地は群馬県嬬恋村。群馬県と長野県の県境で、リゾートスキー場、パルコール嬬恋にラリーパークが置かれます。
観戦の前に、会場へ行くのが一苦労…。
モータースポーツって、サーキットを含めて、だいたい交通の便が悪い場所が会場になるので、毎度毎度、観戦に行くのに苦労します。
が、モントレーは他の比ではありません。
一昨年は伊香保で開催されてたんですが、昨年から嬬恋へとラリーパークが移されました。
『Rally』の語源は「再集合」を意味する言葉だと聞いたことがありますが、遠くまで来て、ラリーを観戦するという、その行為自体がラリーなのかも知れません。
さて、会場に到着すると、ちょうどセレモニアルスタートが行われていました。
が、あまりのんびりとスタートを見ていると、SS3大前須坂を見逃してしまうので、会場から徒歩20分弱の観戦ポイントに移動します。
生憎の雨模様で、足元がぐちゃぐちゃ…。
でも、路面が荒れてたほうが、ラリーは楽しくなるように思います。
00-CarのMINIと0-Carの86がコースを通り過ぎていき、いよいよ競技スタートです。
以下、大前須坂で撮影した写真を…。

新井選手

炭山選手

奴田原選手
同じアングルで撮影してみましたが、三選手のライン取りの違いが分かりますね。
炭山選手、かなりインを攻めてる印象で、撮影していて、少し恐怖感を覚えるほどでした。
2.0L Turbo 4WDのJN-6クラスに比べ、ウェット路面では速さ、迫力で劣るものの、多様な車種で魅力いっぱいのJN-5クラス。
PEUGEOT 208のボンネット上に付けられた2本の棒状の物体は、いわゆるランプポッドなのですが、LEDでとても明るかったです。
でも、やっぱり、見慣れたヤツ↓が好きですね。
そして、全日本ラリーの楽しみの一つでもあるイノベーション(IV)クラス。
昨年、その走りにすっかり魅了された嬬恋高原キャベツランサーは今年も走ってました。

まさかのLANCER Turbo登場。

快音を響かせて疾走するLOTUS ELAN。格好良かった。
目の前でクラッシュもありました。
JN-5クラスでMIRAGEを走らせていた関根選手。
リアタイヤの温まりが悪く、リアが流れだした際にカウンターステアを当てたところ、ハイサイドを起こして、コーナーアウト側のガードレールに潜り込んでしまいました。
ドライバー、コドライバー共、怪我なく、よかったです。
やはり、ハイサイドは怖いですね…。
クラッシュしてから、ドライバーはどうすればよかったのか、いろいろと検討していましたが、なかなか咄嗟の判断で、ベストな選択肢を選べる人はいないものです。
SS3を観戦後、ラリーパークに戻って、D1マシン、ダートラマシンによるデモランを観ました。
D1マシンは800PSのZ34、ダートラマシンは500PSのGVB型WRX STIで、大迫力の走り。
さらに、往年の名車FORD ESCORTが登場しました。
なんと、アリ・バタネン選手が実際にラリーで走らせていた車両だそうです。
その後、ラリーパークは雨と霧に覆われますが、競技は続きます。
ラリーパーク内に設けられたSSも観戦したのですが、バンピーかつ雨で滑りやすくなった路面にFRマシンは悪戦苦闘。
スピンする車両も見られました。
やはり、AWDマシンはどんな路面でも強いですね。
その他。
SUBARUブースではSUBARU車のカギを見せるとコーヒーが頂けるサービスがありました。
で、私もカギを見せたんですが…何事もなくコーヒーにありつけました。
今時、あんなカギを使ってる人、いないハズなんだけどなぁ…。
なんと言われるかビクビクしながら出したのに、期待外れの反応でした。
まぁ、仕方ないか。
朝から夕方まで、ラリーを楽しみ、友人と高崎で夕食の後、帰宅しました。
この週末はSUPER GT SUZUKA1000kmも開催されていますし、これから秋にかけて、どのモータースポーツもシリーズ争いが過熱する季節で、目を離せません。
次のモータースポーツ観戦は9月下旬、SUGOで開催されるSUPER GTの予定です。
とても楽しみです。
晴れて欲しいなぁ………。
Posted at 2015/08/29 23:56:51 | |
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