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有江洲 歩恵のブログ一覧

2019年03月27日 イイね!

三陸鉄道リアス線全線開通に立ち会って

三陸鉄道リアス線全線開通に立ち会って突然こんな話をすると、驚く人も多いのかもしれませんが、私は学生時代、鉄道研究会に所属していました。

会社でも隠すことなく、むしろ公言しているくらいなのですが、誰しもが勝手に自動車部だったと思い込んでいるようで、何度訂正しても、相変わらず自動車部だったと思われています。

それくらいに、私の自動車趣味はインパクトを与えている様子です。



鉄道趣味と一口に言っても、写真や模型、旅行等々、いろいろな楽しみ方があります。そこは、サーキットだったりドレスアップだったりドライブだったりと、自動車趣味も多種多様なので、ご理解いただけるのではないでしょうか。

じゃあ、鉄道の魅力は何?と聞かれると、言葉に窮するのですが、私は乗り物としての特殊性にあるように思います。

自動車、飛行機、船、ロケット…どの乗り物をとっても、乗り物が進む場所の自由度が高いですが、鉄道だけはかなり制限されます。
そういういと、いやいや道路は?空港は?港は?発射台は?というツッコミを貰いそうですが、鉄道はその比ではないのです。

鉄道車両を道路の上に直接置けば、たちまち車輪がめり込んでいくでしょうし、レールの上でなければ右にも左にも曲がれないのです。
鉄道は、鉄道というシステムの上でしか成り立たない、そういう存在です。

だから、写真を撮るにしても風景の一部として切り出したくなるし、模型も車両単体だけでなくジオラマも作りたくなるし、旅行で鉄道のある街を散策するのも楽しいのだと思います。



前置きがずいぶん長くなりましたが、こういった鉄道の特殊性が、趣味だけではなく、自分の街にも鉄道が通っているということに対して、誇りに思ったり、感謝したりすることへつながっているのだと思います。

東北の震災後、不通となっていたJR山田線の宮古 - 釜石間。
第三セクターで運行する三陸鉄道へと移管され、3月23日、盛 - 釜石間を繋いでいた南リアス線、宮古 - 久慈間を繋いでいた北リアス線と合わせて、リアス線として岩手県沿岸を縦断するように全線開通しました。

その上り一番列車を宮古駅から釜石駅まで追いかけた一日の記憶を留めておこうと思います。


日付が変わる前に群馬の自宅を出て、東北道を北上、花巻から釜石道へと進み、遠野ICで降りて国道340号を使い、宮古駅に辿り着いたのは午前9時前、片道650kmと、東北の広大さを体感しました。

駅には、今回の全線開通のために増備した新車が2両つながれて待ち構えています。



先頭には『祝 三陸鉄道リアス線開通』の文字が躍るヘッドマークが掲げられていました。




1000セット限定で記念発売された『三陸鉄道リアス線誕生記念きっぷ』を購入。
また、宮古駅の隣に新設された土産物屋『さんてつや』でお土産品を購入。

駅前にはテレビ局や新聞社の取材が多く集まり、イベントも催され、お祭りムードでした。
一番列車が発車する12時を前に宮古駅を立ち去り、周辺駅の様子を確認。


隣駅の磯鶏駅には、大漁旗が準備されており、もう一駅先の八木沢・宮古短大駅では駅前でイベント開催中。

どこで一番列車を見ようかと考えた末、磯鶏駅に戻ることに。

そして、12時過ぎ、一番列車到着。



トンネルを抜け、一番列車が警笛を鳴らして磯鶏駅へと進入します。
大漁旗が揺れ、上がる歓声。



地元の方々に歓迎され、一番列車が到着しました。
振り返ると、老人ホームから多くのお年寄りが玄関から身を乗り出すように、列車の到着を見守っていました。

再度警笛を鳴らして出発。
1分ほどのことだったハズですが、とても長い時間に感じました。


列車を見送った後、愛車に火を入れ、のんびりと国道45号を南下します。
磯鶏駅での時間だけで、とても満足したので帰ろうと思っていたのですが、途中の陸中山田駅あたりで一番列車を追い抜いたことに気付きました。

それなら…ということで、世界最大の防潮堤に囲まれた町、大槌で列車の到着を待つことにします。


大槌駅の北側に位置する長大な鉄橋を渡り、震災復興工事に携わる人々の歓迎を受けながら、列車は駅へと入りました。



改めて写真を見返すと、工事中の防潮堤や復興住宅など、まだまだ色濃い震災の影響を感じますが、鉄道の復旧によって、復興が進むことを願ってやみません。

駅前広場ではイベントが行われていました。




再び愛車を走らせて、一番列車の終点、釜石駅へと向かいます。

列車は既に釜石駅に到着、折り返し運転を待っていました。



釜石駅でもイベントが開催され、三陸鉄道の全通と、ラグビーW杯開催に沸いていました。



冒頭でも書いたように、鉄道というのはとても特殊な乗り物で、だからこそ開通の歓びもひとしおと思います。
震災から8年が経ち、風化や忘れられることを心配する報道を多く見ましたが、やはり多くの人に一度、訪れて欲しい土地と思います。

もちろん、岩手沿岸に限らず、東北から東関東にかけて、広い範囲に訪れ、直接目の当たりにすることが大事だと思います。

震災時、東北の大学に在籍していたこともあって、福島から岩手にかけての沿岸には、震災後に足しげく通い、工学部生として思うこと多くありました。
なかなか言葉にはならないし、人に説明するのも困難なのですが、震災による被害の大きさや、その後の復興の様子は、あまり良い言い方ではないのですが『今しか見たり経験したりできないこと』なのだと思います。


三陸鉄道に関しては、朝ドラ『あまちゃん』の影響で久慈駅までドライブしてウニ丼を食べたことが一度。
北リアス線、南リアス線復旧後、全駅を愛車で一日かけて巡り記録したのが一度。

私が所属していた鉄道研究会には、三陸鉄道が開業した日を追ったアルバムがあります。
それをなぞる形で、全駅を巡って記録したアルバムを、卒業間近に作成しました。

そして今回、リアス線開業の様子を一部ですが追うことが出来ました。


心残りと言えば、震災前、仙台駅から八戸駅までを結んでいたリアスシーライナーに乗れなかったことです。
いや、乗らなかった、と言ったほうが正確です。

あの頃は、毎年夏に設定されているから、そのうち乗れば良い、いつか乗ろう、と思っていました。
岩手県沿岸は鉄道でつながりましたが、宮城県沿岸は気仙沼線がBRTという形で復旧し、鉄道車両は乗り入れられません。


同じように、2010年の夏、松島基地航空祭も毎年あるから今年はいいや、と言っていきませんでした。


今日あるもの、それが永遠ではないこと。
三陸鉄道、そして松島基地、この二つの存在は、私に対して強烈に『今を生きる』ことを訴えてきます。

平成が終わる、三十路を迎える、多くのことが私に『今しかない』という時間を主張してきます。


CLAMP先生の漫画『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』、修羅ノ国編で登場する阿修羅王の『燃える炎の如く 流れゆく時間に同じものは何ひとつない 変わるからこそ 戻らぬからこそ 一度しかない生を悔いなく生きろと願う神に』という言葉が、頭の中でグルグルと渦を巻いています。


『空を切り裂いて落下する滝のように 僕はよどみない生命を生きたい』


ただ、それを日々実感し、実行するのは難しいのです。
頑張れ、自分。

Posted at 2019/03/27 20:09:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2019年03月03日 イイね!

冬のロングドライブ

冬のロングドライブ2月があっと言う間に過ぎ去っていきました。
僅か2、3日短いだけでありながら、2月はとても短く感じます。


最初に、ちょっと告知を。

今年の夏コミC96に申し込みました。
初めてのことなので、今後どうなるのかよくわかっていないところもありますが、抽選を経て、上手くすると8月、初めての同人誌を出すことになります。

今のところ、このクルマ趣味で思ってるところを、艦これ漫画の形で描ければと思っていますが…頑張ります。



さて。

『冬は短し、走れよ自分』

冬には冬の楽しみ方があるハズ。
天気の良い日だけが、ドライブ日和ではありません。
ブログをサボっていた2ヵ月ほど、距離を稼いでいました。


1月26日、列島が史上最強クラスの寒波に襲われた週末。
雪を求めて福島県の最果て、田子倉へクルマを向けました。

夏であれば新潟県へと抜ける国道。
世界屈指の豪雪地帯である福島・新潟県境は、ダム銀座でもあります。
冬季閉鎖の国道の果てには、田子倉ダムがありました。



雪に霞む堤体、コロナ放電の音に包まれる電力設備。


雪国で育ち、春になれば溶ける雪を掻かなければならないという現実に、二度と見たくないと思った雪。
しかし、雪の降らない地域で過ごすと、雪の無い冬の殺風景に、雪が恋しくなるという我侭っぷりです。

そして、LEGACYには雪が似合う。





2月9日、この週の半ば、太平洋戦争で沈んだ戦艦 比叡が発見されたとのニュースを見ました。

戦艦 比叡の艦内神社、それは比叡山にある日吉大社でした。
ニュースを見て思い立ちました、日吉大社まで、日帰りドライブをしよう。



日付が変わったのと同時に群馬を出発し、日の出頃、九頭竜ダムにて。
3mm厚のガラスを挟んだ外は氷点下。

そして10時過ぎ、到着。



境内を散策。
日吉大社の隣は、比叡山延暦寺。

門前町を歩き、お蕎麦を頂き、3時間の観光。



そして、また、ドライブ。
1日で1,100km以上走り、自宅に帰って23時45分。

1日24時間とは誰でも知ってることであっても、24時間を使い切ることは、そうそう無いこと。
アクセルを踏み続けた24時間、とても充実。




3月2日。
朝ご飯を準備していない。
いや、正確に言うと、準備していた、富山県に。

富山・新潟県境の朝日町。
たら汁という郷土料理が食べたい。

国道8号を走るたびに、目には入りつつ、いつも素通り。
でも、調べてみたら朝7時から営業してる。

だったら朝ご飯にすれば良いよね。

やはり日付が変わるころ家を出て、朝6時過ぎ、朝ご飯会場に到着。




開店と同時にたら汁を注文。



アルミ鍋にぶつ切りのたら1匹が、味噌汁に浸かって出てきます。
たらふく…タラだけに。


食べ終わって、とんぼ返り。
11時には群馬に戻って、お昼ご飯はいつもの時間に自宅で食べる。

タイムマシンなのか、どこでもドアなのか。
LEGACYは頼りになります。




ただただ只管に、アクセルを踏むという行為。
楽しいとか、面白いとか、そういう感想では無いことは、最初の頃から気付いていました。

でも、コレはなんなのか、どういう感情なのか、駆り立てられる衝動がある。

今までも、同じようにロングドライブに出ていたのですが、最近、ちょっと心境が変わった気がします。
それは、冒頭で告知した、同人誌を描き始めてから、のような気がします。

改めて、自分にとってのクルマ趣味が、どのようなものなのか、描きながら思い返し、考察を深めている最中のようです。


他人に伝わるのか、伝わらないのか、そもそも手に取ってもらえるのか、いやいやそれ以前に抽選に当たるのか、原稿を完成させることができるのか。
いろいろな不安もありながら、その中でクルマに乗ることに向き合っているような、不思議な感覚があります。



家に居ながらクルマと向き合う、アクセルを踏んで距離を稼ぐ。
自分だけの趣味の在り方と向き合う日々。
『うんうん、これもまた、艦これだよね!』
Posted at 2019/03/03 22:02:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2018年08月19日 イイね!

夏休み+α 4,000kmドライブ

夏休み+α 4,000kmドライブ暑い…
エアコンの無いクルマにとっては、地獄のような季節になってしまいました。
とは言え、窓を全開にして走れば、吹き込む風は心地よk…熱風じゃん!

エアコンを外して、フロントが軽くなったぶんだけ、アクセルを踏み込んだり、ステアリングを切ったときの爽快感だけは増しています。
涼は得られませんが、爽快なんです。気持ちの問題で、今年も乗り切っていきましょう!



そうこう言ってる間に、すっかり夏休みも最終日になってしまいました。
3月末からいろいろと調子の悪かった愛車ですが、燃料ポンプのコネクタにアルミホイルを詰め、オルタネータのB端子をカシメ直してからは、順調に走れるようになりました。

ほとんど応急処置みたいな修理ですが、『走れる!』というだけで、どれほど嬉しいことか。

なので、半分諦めていた夏休みのドライブに、今年も行ってきました。




と言っても、やはり不安が付きまとうので、夏休み前の週末に予行演習を。
山形県の酒田港でヘリ搭載護衛艦『ひゅうが』の一般公開に行ってきました。

同じ週末は米軍横須賀基地の解放で空母ロナルド・レーガン公開、晴海埠頭では英国海軍の揚陸艦アルビオンの公開もあり、清水港でもヘリ搭載護衛艦『いずも』公開もあったのですが、人混みが嫌いなのと、ドライブも兼ねて、ということで酒田まで。

土曜日の日付が変わる頃に自宅を出て、R122→R121→R13→R112と走って酒田到着が午前6時半。
艦艇公開は9時からなんですが、混雑を警戒して早く現地に行ってみると、駐車場オープン前で、車列が5台ほど。

8時過ぎに駐車場が解放され、案内された先が…!



護衛艦の真正面に駐車。これは嬉しい。
この時点で、来た甲斐あった!

艦艇公開で『ひゅうが』の甲板に上がると、港の対岸で釣りをする人のクルマが停まっています。
これはもしかして…と思い、見学を終えたあと、クルマを走らせて…



首都圏の艦艇公開では、愛車と護衛艦のツーショットはマズ撮れないですから、満足度が高いです。


あとは、鳥海山大物忌神社に行ってから南下。

日本海沿いにクルマを進めますが、気温30度と“涼しい”。
群馬生活で完全に感覚が麻痺してしまったようで、すごく涼しく感じました。


この日は新潟で一泊。
そして翌日、寺泊港で開催の掃海艇『のとじま』一般公開にも参加しました。

こちらはもっとローカルなイベントで、持ち物検査もないし、ブリッジまで上がれるしで、ゆるーい艦艇公開でした。

群馬に帰ってほぼ1,000kmのドライブ。
トラブルもなく帰って来られて、ほっとしました。



さぁ、ということは夏本番、ドライブに行けるぞ!
例年通り、製造業特有の長い夏休み9日間、これに1日有給を追加して8月10日から19日まで休み。

9日の日付が変わる頃に自宅を出発。
最初の目的地は東京、有明。平成最後の夏コミへ。

準備会の方が着ていた『真剣にやれよ!仕事じゃないんだぞ!』と書かれたTシャツがすごく印象に残った…。
そうなんだよなぁ…仕事はさておき、趣味でやってることは、好きでやってるんだし、誰にやらされているワケでもないし、真剣に取り組むべきことなんだよな…と。


夕方。
ここからがドライブの本番。
今年の夏の目標は『青森県完全制覇・1湖2山3半島』です。
十和田湖、八甲田山、恐山、下北半島、夏泊半島、津軽半島を巡ります。

が、その前に三陸海岸で寄り道。
学生時代を過ごした宮城県の沿岸でお魚を食べて、震災からの復興の様子を記録しました。



気仙沼の大島が本当に本土と繋がれている…
供用開始はもう少し先のようですが、クルマで行き来が出来るようになるんですね。
フェリーを使って、島内のバス路線に乗りに行ったことを思い出しました。


さて、青森県最初の目的地はむつ市大湊。2年前、北海道へ渡る前にも訪れましたが、海上自衛隊大湊基地で艦艇公開に参加します。
この日の公開艦は『すずなみ』、二年前は同型艦の『まきなみ』でした。

カレーを食べたり、水源池水道施設を見学したりして大湊を後にし、恐山へ。


宇曽利湖

恐山は一度来てみたいところだったのですが、荒涼とした火山性の地質地形と、霊場としての雰囲気が独特の景色を成していてました。
実際に来て、自分の目で見ないと分からないことも多くあるものです。

恐山から釜臥山へ行き、北上半島を大展望できました。



釜臥山を下って、北上半島を時計回りに海沿いを走ります。
国道338号はヒドイ道だと聞いていましたが、ぜんぜんそんなことありませんでした。
まぁ、民家はないし、いったいどこを走っているんだろうという気持ちにはなりましたが、ほぼずっと二車線あるし、路面も綺麗です。

大間到着は20時頃。
大間崎まで行ってみましたが、うーん…なぜか心が惹かれない…
先に北海道へ行ってしまっていたのが原因でしょうか。

そのまま折り返し、野辺地まで戻ってしまいました。


青森二日目、野辺地で目覚め、まずは夏泊半島へ。


夏泊ホタテライン

夏泊半島を一周して浅虫に来ると、道の駅で朝から浅虫温泉に浸かれる!
ということで、ゆっくり浸かってドライブの疲れを癒します。

続いての目的地は八甲田山。
子供の頃、映画『八甲田山 死の彷徨』を見てから、行ってみたいと思っていましたが、なかなか行けず終い。
カチカチに凍ったおにぎりが妙に印象的でした。


立ったまま、仮死状態で発見された後藤伍長の銅像と八甲田山。

資料館とか、いろいろとあったのですが、まずはこの銅像を見に来れて良かった。
映画は子供の頃に見て以来、内容とかあまりしっかりと覚えていないところも多いので、もう一度見てから、まだ訪れたいです。

八甲田山まで来たので、もう少しクルマを進めます。
奥入瀬渓流沿いに走り、十和田湖まで。

十和田湖は特にコレ見たい!というものが無かったのですが、たしか青森と秋田の県境が湖上だけ未確定では無かったかなぁ…と思っていましたが、2008年に確定していたようです。



毎年、5月~6月は新緑を求めて谷川岳麓を走り回っていたのですが、今年は愛車不調により出来ず…久しぶりにきれいな緑の元、ドライブで来たように思います。
十和田湖畔を反時計回りに一周。


十和田湖から東へ向かい、新郷村(戸来村)へ。
ちょっと前にもテレビで取り上げられていた『キリストの墓』を見学。
真偽のほどは分かりませんが、ヘブライ人が住んでいたとか、言語や風習に痕跡が見られる、という話は面白いですね。


八戸まで進んで、The 市場 八食センターでお昼ご飯兼夕飯。
七厘村というところで七厘等道具一式を借り、市場で食べたい魚介類などを買ってきて、自分で焼いて食べられます。



どうしても八戸のサバが食べたかったのですが、一匹丸々の生干ししかなく、こうなったら!という勢いで一匹食べました。大きかった…

周りはカップルや家族連れで、のんびりと貝やイカを焼いて食べている中、一人で黙々と大炎上するサバを焼いて、一匹食べてしまう光景、どう考えても夏休みのホラーです。


明けて青森3日目。
この日の最初の目的地は三沢航空科学館。
数年前に十和田湖で見つかり、引き上げられた、一式双発高等練習機が最大の目的。

その他、戦後まもなくに開発されたヘリS-51や、試作長距離機のモックアップ、他いくつかの航空用発動機もあり楽しめました。

当然ながら、盆休みは日本の風習、隣接する三沢空港の米軍は平常営業で、次々とF16が上がっていき、久々に戦闘機の轟音に包まれました。








この日は早々に愛車を駐車場に入れ、本八戸駅前でお酒。
そして、この旅唯一のホテル泊をして、ゆっくり寝ました。


翌日からは二日間かけて津軽半島を…と思っていましたが、テレビで天候悪化を知り…。
うーん、困った。

でもまぁ、とりあえず行くだけ行ってみよう、の精神でクルマを走らせます。

青森市を過ぎたあたりまでは天気が良かったのですが、津軽半島に入って今別あたりで土砂降り。

ここまで来たので、竜飛崎は見ておきたい。



青函トンネル記念館も見たかったのですが、クルマの写真だけ撮って撤退。
豪雨で帰れなくなることが一番怖い。

そのあとは、道の駅をハシゴしつつ、日本海側を南下。
岩木山も雲がかかり、成層火山の綺麗な形は拝めませんでした。

また来よう。


男鹿半島を一周し、秋田市からR13→R47→R4で仙台入り。
大学のサークルに顔を出しました。
サークルの部室、いつ来ても落ち着きます。
でも、そろそろ知ってるメンバーがいなくなってしまう…つらい。


金曜日は丸々移動で仙台から群馬へ。
途中、地図を見て抜けられそうだなって思った林道が、まさかのダート、そして通行止めで、少々えらい目に逢いました。


それにしても、夏休み前の予行演習と青森旅行。
ほぼ全行程下道で約4,000km、ノートラブルで走りきりました。

5~6月頃の、あの苦労はなんだったのか…まぁ、何はともあれ、またこうして、愛車と共に遠くへ出掛けられるようになって、本当に良かったです。



『真剣にやれよ!仕事じゃないんだぞ!』が頭の中をグルグルしています。
7月にも、別のイベントで『本気でやりたいことをやる』というのを見せつけられた感じもあって、未だにもやもやふわふわ…

LEGACYで走り続けるこの生活、もっともっと、前に進まなければいけない気がしています…。
Posted at 2018/08/19 11:50:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2017年12月01日 イイね!

出張でドイツに行ってきた話

出張でドイツに行ってきた話すごく、すごく、ご無沙汰しております。
前回の更新が…8月末? 今日から師走?

今まで、最低限2ヵ月に一度は更新していたのに…

さて、タイトルの通りですが、10月の後半に10日間ほど、出張でドイツに行ってきた話があるので、ブログ更新です。


ご存知の通り、個人の旅行は北海道から鹿児島まで、すべて愛車で行くので、飛行機というものに縁が無いんですが、仕事ではちょいちょい乗るようになりました。
しかし、海外に関しては本当に初めての初めて、パスポートさえ持っていませんでした。(海外行ったことないんだから、当たり前か)

仕事で行ったので、どこ行ったとか書きませんが、出張期間中に土日があったので、ちょっとドイツ観光してきました。


駅で列車を見るだけでも、ドイツに来たなぁ…って感じでした。






Stuttgartまで行き、市内電車で移動。




ポルシェ通り




なんと、VWカルマンギアが路駐されてました!




Stuttgartということで、もうお分かりかもしれませんが、目的地はここ、PORSCHE Museum!!!






戦前のポルシェ博士の発明に始まり、ポルシェ栄光の歴史が所狭しと展示されています。








見てみたかったPorche 911 GT3R Hybridも展示されていました!




隅から隅まで見て、写真を撮りまくって、午前中一杯つかいました。
お昼になって移動、Stuttgart中央駅へ向かいます。




次の目的地はここ、Mercedes-Benz Museumです。



ちょうど、DTMのイベントをやっていたようで、歴代マシンの展示がありました。
まぁ、この一ヵ月後にツインリンクもてぎで走行する様子を見るワケですが…




自動車のみならず、エンジンの付くありとあらゆる乗り物の祖、Benzらしい展示に囲まれていました。








Mercedesの由来が一人のジェントルマン・ドライバーの娘の名前であることは有名ですが、そのMercedesの名前が付いた最初のクルマを見ることができました。



いつの時代も、熱狂的なクルマ好きがいて、そうした人々の情熱によってクルマは日進月歩で進化し、今の形、性能を手に入れたと思うと、我々も今以上にクルマに情熱を注ぎ、未来へと伝えていかなければならないんだと感じました。


働くクルマも、たくさん展示されています。








とても素晴らしい博物館だったんですが、たったひとつ、残念なこと。
それは、私の愛車である初代LEGACYが持っていた世界10万km速度記録を打ち破ったマシンが展示されていなかったこと。

是非、初代LEGACYより唯一優れたクルマ、E320をこの目で見てみたかった…




この日はStuttgartに宿泊、駅で寿司が売られていたので、ついつい買ってしまいます。



シャリが力の限り握ったのかと思うほど固く締まっていて、美味しくない…
美味しくない日本食を海外で食べるって経験をしてみたかったので、それは達成できたんですが…

でもでも、魚の形の醤油さしは、ドイツでも見ることができるんですね!



翌日は早起きして、Münchenへ。
ドイツ博物館に行きたい!ドイツ博物館でメッサーシュミットを見たい!

その思いで、眠い目をこすりつつ、国際特急RailJetに乗り込みます。





Münchenに付いたら、歩いてドイツ博物館を目指します。
が?????なにやら様子が………



なんと改装中…営業はしていましたが、一部縮小されており…なんてこった、メッサーシュミットが置かれていない!!!

何はともあれ、せっかく来たので、見たいものを見ます。

最初のUボート『U1』の丸ごと使った実物カットモデル展示は圧巻の一言。
群狼戦術で欧州の海上輸送を壊滅寸前まで追い込んだ、潜水艦国家の威信を感じました。




そのほか、魚雷艇『S1』の蒸気発動機や、SIEMENS製の水力発電水車など、ドイツを感じるものがたくさん!







でも、でもですよ、次いつ来られるか分からないドイツ、どうしてもメッサーシュミットが見たい!
勇気を振り絞り、つたない英語で学芸員に尋ねると、電車で40分ほどのところにドイツ博物館シュライスハイム航空別館があるから、そっちに行けと。

大急ぎで向かい、やってきましたシュライスハイム航空別館。




あとはもう、言葉は要りませんね。









出張に行く前に、映画館で『Dunkirk』を見ていたので、He111爆撃機が見られたのはとても良かったです。
Bf109も、今年の春に靖国神社で艦上爆撃機彗星搭載のアツタ21形、GWに各務原航空宇宙博物館で陸軍三式戦闘機搭載のハ40を見ていたので、ライセンス元でもっとも成功を収めた航空エンジンの一つと言われるDB601が見られ、その作りの違いに、当時の技術格差を感じるところがありました。

Me262に至っては、これほど精巧なジェットエンジンを、いくつか問題はあったにせよ、第二次大戦当時に実戦で運用していたかと思うと、驚きの一言でした。
戦後、F-86が登場するまで、その技術水準に追いつく戦闘機が無かったと言われる理由が分かった気がします。


そのほかにも、好きな機械がいくつも転がっていて、とても贅沢な空間でした。


半装軌トラックKettenkrad
航空機のトーイングカーとしても活躍した名脇役。バイクのように見えるけども、ハンドルを操作すると左右の履帯が差動して方向を変えるという凝った作りが特徴で、フロントタイヤが無くても走れる。


Jumo211
私がドイツ空軍機の中で2か3番目に好きな機体、Ta152の発動機に採用されたJumo213の前のモデル。Ju87 Stukaにも搭載された名機の一つ。


Packard Marlin
かの有名なRolls Roys MarlinエンジンのPackardライセンス生産型。是非一度、その音色を聞きたい。


BMW801
私が大好きなFw190にも搭載された空冷星形重列14気筒エンジン。水冷に対して劣ると言われる性能も、クルト・タンク技師の天才的な設計により、圧倒的な信頼性を誇る戦闘機として活躍し、主力戦闘機の座を奪っていく、その最初の一歩を強力に後押しした名機。


報復兵器V2号A4ロケット燃焼器
まさか、こんなものが展示されているとは思ってもいなかった…


そして、東西ドイツを象徴するかのような東側の戦闘機も2機展示されていました。


MiG-15 Fagot


MiG-21 Fishbed

MiG-15はポーランド空軍所属機のようですし、アメリカの博物館にもソ連機は多数収蔵されているので、分割の名残ってワケではないのでしょうが、ドイツで見る東側の戦闘機には、思うところがありました。



さてさて、まだまだたくさん、興味深いものがあったのですが、あまり長々と書いても(すでに書いてる)仕方ないので、ドイツ出張の話はこのあたりでおしまいです。

戦後、日本は技術立国とか言われて発展してきたワケですが、ドイツの鉄道、自動車、航空機に触れて、やはり一日(以上)の長があると強く感じました。
こうして、私が出張でドイツに行かなければならないのも、そのあたりが関わっているからなのでしょう。


仕事面では、朝から晩まで英語で会話、食事も世間話とかしなければならないので、正直言って苦痛以外の何物でもなかった出張ですが、趣味面でずいぶんと知見が広まったので、まぁ、よしとしましょう…

ドイツから帰って愛車のキーをひねったら、Check ENGINEが点灯したのは、また、別の話です………


最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
Posted at 2017/12/01 23:07:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2017年08月26日 イイね!

夏休み5,000kmドライブ

夏休み5,000kmドライブ昨年の夏休み、北海道一周旅行の記事を全部書かないうちに、やってきました、今年の夏休み。

北海道はとても良いところだったし、エアコンの無い愛車ということもあって、今年も夏休みは北海道行きたいなぁ…と思っていましたが、2年続けて同じところというのも芸が無い。

というワケで、今年は南西方向へ進路を定め、一週間の夏休みを走り倒してきました。



10日の仕事後、荷物をまとめて愛車に積み込み、まずは実家のある岐阜まで。

いつもは国道254号で長野県へ抜け、国道142号で岡谷まで行って、岡谷からは中央道というルートで帰省していますが、せっかくの夏休みだし、ちょっと違うルートを通りたい。

ということで、R292渋峠(濃霧で視界10mでした…)から長野市を通ってR406で白馬村、JR大糸線沿いに日本海まで出て、親不知を越えて富山市、R41→R360→せせらぎ街道→R256と走って岐阜まで。

普段のルートで帰れば400km程度の行程ですが、今回は帰省だけで580km。
とても楽しみな夏休みの幕開けです。


11日は実家に一泊し、12日の朝に出発。

最初の目的地は四国、高松です。
が、吹田の大渋滞につかまり…予定時刻を3時間ほど遅れて到着。

サークルの先輩と合流して、なにはともあれ、まずはうどんを食べました。

特に目的もない1日目だったので、じゃあ阿波池田にでも行ってみようかということになり…走り始めてから、香川・徳島の一桁県道が狭いって話になったので、じゃあ県道4号で、というなんとも行き当たりばったりなドライブ。

県道4号、狭いし、コケが若干生えてるし、前週の台風の影響と思われる路肩崩れあるし…

県道4号を抜けた先には、国内最狭クラスと名高い四国交通漆川線のルート。
これは行くしかない。

そして、夏休み最初に撮った写真がこちら。



漆川線の終点。
ここまで来るの、とても狭くて、とてもバス路線とは思えない…し、バス停からは時刻表が剥がれ落ちてて、バスがいつ来るのかも分からない…。

ちょっと調べたら30分後くらいにバスが来るらしい。
なんというグッドタイミング!

じゃあ、狭いところで、バスの写真を撮ろう!って話になり…



この狭さに、笑いが止まりませんでした。

この後は高松道で伊予市に抜けて、JR予讃線の海側ルート沿いに走り、大洲市で夕食&お風呂。


翌朝は、四国に来た目的を果たすために走ります。

まずは四万十川、そして沈下橋。



沈下橋はちょっとした観光地になっていて、見学用の駐車場もありました。
日本中に似たような橋はありますが、四万十川とその支流だけで47本もの沈下橋があるそうです。

さらにクルマを進めて、四万十川の河口を見つつ、やはり目指したくなる岬の先端。
室戸岬は昨年のゴールデンウィークに行っているので、今回は足摺岬へ。



予想外の好天に恵まれて、水平線まで広がる青空と青い海を見渡せました。


ここでTwitterのほうに情報を頂き、予定にはなかった柏島へ行ってみることに。

しかし、行ってみたらすごい人…えっ?なんで…?
海水浴はシュノーケリングが盛んみたいですね。

クルマが止められなかったので、敢え無く撤退。
でも柏島、とてもきれいなところでした。
そして、周囲の養殖いかだがとても気になりました。



ここから高知県道357号で宿毛市を目指したのが間違いだった…。
とても狭い&路面が悪い。

というか、ここは道なの?つながってるの?って疑いながら進むことに…。
でも、今みると、Google Mapにストリートビューあるんですね…

さて、宿毛市からはR321に入り、宇和島市へ。
四国に来た目的の最たるものが、ここにあります。

紫電改展示館です。



愛媛の松山基地で運用されていた、第三四三海軍航空隊の戦闘機、紫電改。
宇和島の海に沈んていたものを引き上げて、展示しています。

国内で実機が見られるのはココだけです。
写真やプラモデルを見て、陸軍の四式戦闘機疾風に比べて、太い機体だと思っていましたが、実際に見ても、そういう印象でした。

でも、疾風もそうですが、全体的にまとまりのあるフォルムで、キレイな航空機だなって思いました。


その後、R56を北上して、さらに松山道を走り、飛行機に乗るワケでもないのに松山空港へ。
大学のサークルの友人と会って、噂に聞くポンジュースが出てくる蛇口なるものを拝見しました。


さて、四国はここまで。
別れを告げて、しまなみ海道を走り、一度、本州に戻ります。

R2の三原バイパスを走っていると、打ち上げ花火が見えました。
ドライブをしながら見る花火、とても良いものです。

途中から山陽道に入って、さらに中国道に進み、関門海峡を渡って、3月以来五ヶ月ぶりの九州入り。

R10を南に進み、別府の街に立ち上る地獄の湯気を見ながら、どんどん南下。

都城でご当地料理『冷や汁』を頂きました。

さらに南下を続けて、鹿屋市に到着。
2年半ぶりに、鹿屋航空基地資料館に訪れました。



二式大艇をみるのも二年半ぶりです。
資料館も見学しました。

鹿屋市からはR220で鹿児島湾沿いにクルマを走らせ、二年半前は少ししか見られなかった桜島へ。

桜島をぐるりと一周ドライブしました。



烏島埋没地から見た桜島は、雲に隠れて、ちょっと残念…。
でも、荒々しい溶岩地形や、そこに芽吹いたクロマツの林、そして、かつて島だった、地続きの土地。
自然の脅威と、そこで暮らす人々。そんなことを感じました。


桜島を一周した後は、またR220で鹿児島湾沿いに走り、R10に入って、鹿児島市へ。
鹿児島市内で、お風呂と宿泊。


翌朝はR226で鹿児島湾沿いに走り、指宿海軍航空隊基地跡へ行ったのですが…クルマを停めた瞬間に、とてつもない土砂降りに…。

ゆっくり見ることもできず、さらにクルマを走らせます。

綺麗な成層火山の開聞岳も、土砂降りの雨と雲で、頂上まで拝めず…。
また来るしかないですね。

ずっとR226で薩摩半島を一周し、南さつま市にある『南さつま市万世特攻平和祈念館』に。



沖縄に向かう最前線の基地として、特攻隊が配備された万世基地。
その跡地に立つ祈念館には、海底から引き揚げられた零式水上偵察機が、特攻隊員たちの遺書などと共に展示されています。
(ちなみに、零式水上偵察機は写真OKなのですが、8月中は企画展のため、撮影できない状態でした)

万世を後にして、次に向かったのは知覧特攻平和会館。
こちらは映画化などもされて有名な、特攻の母と呼ばれた方がいたところです。

ちょうど終戦の日で、平和へのスピーチが行われていました。

知覧には陸軍の四式戦闘機疾風の実機が展示されています。
隣の博物館であるミュージアム知覧では、戦争遺構についての企画展が行われていました。

72年が経過して、戦争体験を持つ方は減っていますが、戦争遺構や、航空機が、かつて戦争があったことを伝えています。
こういったものを、失われないように、大切に次の世代に引き継いでいくことも、大切なことなのでしょう。


知覧で茶そばを食べたあと、九州道で博多を目指したのですが…雨や故障車で激しく渋滞。
しかも、トンネルの中で、エアコンの無い愛車は猛烈な暑さ。
全身から汗が噴出し、つたって流れていく感覚がとても気持ち悪い…。

10km進むのに2時間近くを要し、クタクタでした。

博多では、サークルの後輩と、ビール飲んで、九州の旨いもんを喰って、最後はラーメンで〆。
そして、この旅唯一の、ホテルでの宿泊で、渋滞の疲れを取り去りました。


翌日は、九州に来た最大の目的達成のために西進。

まずは、長崎県の針尾島で、針尾送信所を見学します。




クルマを走らせていると見えてきた針尾送信所。
のどかな風景の中、そびえる3本の塔が異様です。

近づいて、クルマと大きさを比較してみるとこの高さ。



高さは約135m、3本の塔が正三角形に配置され、使用されていたときはその間に空中線を張って、長波の無線送信を行っていたそうです。

送信所の施設はこんな感じ。



もともと二階建てでしたが、爆撃対策で一階部分は土で埋め、今では植物に覆われて、古代の遺跡染みた雰囲気です。

今は国の重要文化財に指定され、日本遺産にも登録、正規に見学できるのがありがたいです。


針尾から北上して佐世保市内を通過しつつ、目指すは日本本土最西端、神崎鼻公園。

2015年に最南端佐多岬、昨年の夏に最北端宗谷岬、最東端納沙布岬を訪れ、残すはここのみ。

そして、到着。





他の三極に比べると、人がおらず、静かな漁村の片隅の、小さな公園でしたが、海がとてもきれい。
静かで、とてもいいところでした。

また、他の三極は到達記念の証書が近くの土産物屋で有料発行ですが、ここは知名度が低く、人を呼び込みたいためか、役場の出張所や漁協で無料発行でした。

土産物屋がないのも、また良い雰囲気にしている理由かもしれません。


さて、本土最西端は達したけども、地図を見るとまだまだ西に行けそうだ…。
そう、平戸島。

その先端、宮ノ浦漁港こそが、クルマだけで行ける最西端です。
当然のごとく向かいます。



平戸大橋を渡り…



島内をドライブして、宮ノ浦漁港へ。



水産庁の看板…珍しいような?


最西端のさらに西まで来ましたが、地図を見ると、もう一つ、島が橋でつながれている様子…。
これは行かねば!



生月大橋を渡り…



生月島の北端にある大バエ灯台へ。



水平線に沈んでいく夕日を見ました。
とても、ともて綺麗でした。


ここから佐世保に戻り、一泊。


翌日は佐世保の街をめぐりました。



まずは佐世保港にて、護衛艦群。
多用途支援艦あまくさ、護衛艦きりさめ、しまかぜ、すずつき。




日本遺産登録の佐世保重工業250t起重機。



同じく日本遺産登録の佐世保重工業内にある大和型戦艦建造用の旧佐世保海軍工廠第七船渠。




海上自衛隊資料館セイルタワーに行くも、なんと月一回の休館日を引き当ててしまう…悲しみ。



日本遺産登録の旧佐世保鎮守府凱旋記念館をゆっくりと見学しました。






元祖佐世保バーガーBigManでおいしいハンバーガーを食べました。


佐世保を後にする前に、佐世保海軍墓地へ。
ここには、戦艦金剛、榛名、霧島、空母加賀、飛龍をはじめ、多くの艦艇の慰霊碑と、佐世保にゆかりのある軍人の墓があります。

手を合わせて、佐世保、そして九州を後にしました。



帰りはせっかくなので違う道を、ということで、山陰周りで。
美祢から長門に抜け、そこから只管に日本海沿いを進みます。

そして、翌朝、舞鶴に到着。
赤レンガパークに行こう、と思いつつ道を間違え…



道を間違えた先で、旧護衛艦しらね改造の標的艦を見ました。
護衛艦の最後の役目、標的艦。初めて見ました。

赤レンガパークへ行き、この日は金曜日なので、カレーを食べました。



舞鶴若狭道から北陸道へと進み、木之本で高速を降りてR303で岐阜に帰りつきました。


岐阜では、実家に二泊。
特に何をするワケでもなく、ゴロゴロしながら甲子園を見る。
これも、とても夏休みっぽいなぁ…と思いました。
あとは、冷えたビール。

そして、8月20日(日)、夏休み最後の日…。

明日からまた仕事か…と、ちょっと憂鬱な気持ちになりながら、土砂崩れが復旧したばかりの中央道を通り、岡谷からは下道で群馬へ。



走りに走った夏休み。
トータルで4,900km。

前の週に230,000kmを達成していた愛車は、すでに235,000kmを超えました。
まずは、ノントラブルで走り抜けられたことに感謝です。

夏休みは終わりましたが、これから秋にかけては、ドライブが気持ちいい時期。
まだまだ走って走って走りまくるぞ!という気持ちです。


最後になりましたが、長々と書いた日記を読んでくださり、ありがとうございました。
Posted at 2017/08/26 22:24:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記

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有江洲 歩恵(あるえす_あるえ)ちゃん、3歳300余ヶ月児 金属と炭素で形成された機械が好きです
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