
3月10日(日)、富士スピードウェイで開催されたSTI MOTORSPORTS DAYに行ってきました。
レガ・レヴォセッションズの告知も出てましたが、FSWというとここ数年、レガ・レヴォのために行く場所、という感じになりつつあったので、それ以外のイベントで行くのは久々でした。
学生の頃はSUPER GTの観戦で何度も行っていたんですが…。
このイベント、今回が初開催ということもあって、誘導とか待機列の形成、物販ブースの運営等々、不慣れに感じる部分もありましたが、その辺りは回数を重ねて、良くなっていくと思うので、是非、来年以降も続けて欲しいですね。
イベント中は、ずっとステージとコースサイドを行ったり来たりしてました。
シケインまで2度往復したので、さすがに疲れましたが、ほぼ全開に近い速度で走ってるニュルマシンを見るのは初めてで、想像以上に迫力あるエグゾーストと、GTマシンにも匹敵するラップタイムで、驚きの連続でした。
全日本ラリーのドライバは相変わらずとっ散らかってるんですが、楽しいトークショーでした。
しかし、勝田さん、鎌田さん、同乗走行でスピンするの面白すぎじゃないですか?
この笑顔は、いつ見ても癒されますね。
ステージイベントのほうは、ラリードライバ・トークショーのほかに、冒頭の参戦体制発表と、辰巳総監督のトークショーを見ました。
STI平川社長のあいさつの中、『次の30年』(STIは2018年で30周年だった)という言葉がありましたが、次の30年に初代LEGACYは含まれてるのかなぁ…という思いが強かったです。
まぁ、含まれていないんだろうなぁ…
辰巳総監督は、世界中の道で開発中のBC型LEGACYで走り、足回りを煮詰めていった張本人で、その後もBC型RSを駆ってN1耐久に参戦し、愛車もBCだったという人物。
トークショーはニュル関連の話題が多かったですが、クルマ作りに対する思いは30年前にも通じるものがあったんだろうと思います。
ニュルの話で一番気になったのは、ディーラメカニックを招集して、世界の舞台で戦った経験を持ち帰り、お客様のクルマのメンテに臨んで欲しいという話でした。
昨年、富山でエンジンが止まって帰れなくなった際は、急遽、富山IC店に持ち込ませてもらって、2週間ほどクルマを預けていました。
このお店にはニュルに参加したメカニックがいて、それまで誰も気づかなかった燃料ポンプのハーネス不良という原因を突き止めてもらいました。
この時の整備で完全に治ったワケではなく、その後もエンストを繰り返し、無理やりやってきた昨年のレガ・レヴォ当日の朝、カプラの不良端子部に自分でアルミホイルを詰めることで治したんですが、それも、このメカニックが原因を突き止めたおかげで、解決策を思いついたので、本当に感謝しています。
一方で、本当にメカニックなのか?と、疑問に思う作業をされた経験も1度や2度ではありません。
あまりの酷さに、ディーラを替えたこともあります。
SUBARU本社やSTIが掲げる理想は崇高で、聞けばクルマ好きな誰しもが頷く内容に思えますが、それをメーカ社員や販売店の一人一人まで浸透出来ているかと言えば否なのです。
SUBARUもSTIも好き、イベントも楽しかったし、そこで聞いた話には夢があるけれど、いざディーラに行ってがっかりするという展開は避けたいです。
今は信頼できるメカニックに出会って、なんでも相談できる環境がある程度整っていますが、永遠ではないのです。
理想は一日にして成らず、継続こそ力。
ぜひ来年もこういったイベントで楽しい一日を過ごしたいし、次の30年も楽しくLEGACYに乗っていたい。
SUBARUやSTIが掲げる理想が、一日でも早く浸透して、安心して整備を受けられる日が来ることを願って止みません。
最後に。
今年は5月19日がレガ・レヴォのようですね。
また、FSWでお会いできることを楽しみにしています。
Posted at 2019/03/12 23:06:01 | |
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